下船したらミニチュアにしましょう
船での冒険を終えたり、目的地について上陸するときには船を下りた後に船を安全に確保しておくためにドライドックして船をミニチュア化するようにしましょう。ミニチュアにしなかった場合は、船や船上の荷物を失うことになりえます。
ブリタニアの鉱夫共同体からの繰り返し行われる抗議の声を受け、地元当局は行動を起こすことを決断しました!すべての船長に対してそれらのエリアに船を不在のまま置いて重要な資源をふさぐことのないように警告する看板が人気の高い採掘エリアの海岸に設置されることでしょう。もしこれらの警告が無視された場合、必要に応じて、これらの船を(削除することによって)取り除く権限が担当役人に与えられました。
船の持ち主(船を浮かべたキャラクターのみを指します)がログアウトする場合には、付近の陸地を探して船を
することをお勧めします。特に、鉱夫で賑わう警告看板付近のエリアでは、放置されている持ち主不在の船がいつ取り除かれても不思議ではありません。
ブリタニアの民はこれらの警告に注意を払い、船を停泊したままにしないことが推奨されます。思い入れのある船を鍵をかけて放置しないでください!鉱夫の活動に協力し、山を独占しないように!
下船する
■ 基本タイプの船
上陸したい場所に船をとめたら、陸側に向いた渡り板をダブルクリックして出し、その板に歩いて乗ることで下船することができます。走って降りることはできません。
船から降りられない場合、「
通常移動を「走る」に設定する」オプション(2Dの場合は
こちら)がオンになっていないか確認してください。「常に走る」設定になっている場合、歩くことができないので船から降りることができません。
そうではない場合は船の位置を少し移動してもう一度降りてみてください。岸に船を密着させている場合は1-2マス岸から離れた位置に船を移動させて試してみるとよいでしょう。数マス程度の距離ならば岸と渡り板が密着していなくても船から降りることができます。岸が高い場合などは、岸に近すぎると視線が通らないので船を少し岸から離す必要があります。(現実世界でも高い崖の真下から見上げて崖の上にいる人物が見えなくても、崖から少し離れた沖合いの船からならば、崖の上に立つ人影が見えるのと同じことです。)
下船する場合は渡り板の鍵をかけたまま降ります。まだ鍵をかけていないなら、渡り板が閉じた状態で鍵をかけましょう。鍵のかかったままでも内側からならば渡り板を出すことができ、しかも数秒後に自動的に閉じます。もちろん鍵もかかったままです。
鍵を解除した状態での下船もできますが、下船後に開いた渡り板をダブルクリックで閉じることはできません。船外から渡り板をダブルクリックすれば乗船してしまうからです。また渡り板をダブルクリックして、他のプレイヤーも船に簡単に乗り込めます。お友達を乗船させたいというのでない限り、鍵をかけたまま下船する方がより安全と言えます。
■ 未踏の航路で登場した新型船(各種戦闘艦、手こぎ船)
こちらをご覧ください。
ドライドックの利点(船のミニチュア化)
船を持ち歩けるサイズのミニチュアにすることを「船のドライドック」と言います。ドライドックした船をダブルクリックすれば、再び船を海に浮かべることができます。ドライドックをすると、船の状態のままにしておくのと比べて以下のような利点があります。
- 腐敗しない
船は海上にある場合は、たとえ人が乗っていたとしても時間の経過によって腐敗が進行し、最後には消滅します。ミニチュアの船は(通常のアイテムとしての「地面などに放置することによる腐敗」の対象にはなりますが)船としての腐敗は進行しません。またミニチュアから再び船に戻すと、船の腐敗度は新品と同じ状態に戻ります。
- 持ち運びができる
ミニチュアは自分のバックパックにいれて持ち運ぶことができ、海岸線で再び船に戻すことができます。たとえば、ある島に上陸した時点でミニチュアに戻しておくと、島内の目的地で目的を達成した後、わざわざ上陸地点まで戻らなくても、もっと近くに海岸があればそこで船を出すことができます。
- ブレス属性
NPC から購入したばかりの船の証書と違い、ミニチュアの船はブレス属性のアイテムです。所持したまま死んでしまっても死体に残らないので蘇生したときにあなたのバックパックに入ったままになります。また、窃盗スキルで盗まれてしまうこともありません。
- 鍵も交換される(基本タイプの船のみ)
ミニチュアにする時点でそれまでの鍵は破壊され、次に船を浮かべたときには新しい鍵にかわります。最初に貰った2本のマスターキーのうち1本をなくしてしまった場合や、他のプレイヤーに船の鍵を奪われてしまった場合は出来る限り早く船をミニチュアにするといいでしょう。ミニチュアから船にした時に新しくなった鍵が2本手に入ります。
ドライドックの手順
自分の船をドライドックする手順は以下の通りです。
- 上陸できる場所に船を止めます。
- 船の中は誰もおらず、何もない状態にします。
- 甲板上やハッチ内のアイテムは全て船から下ろし、安全な場所に保管します。
- 船上の全ての生物(幽霊を含むプレイヤーや動物、モンスター等)を下船させます。
- 船上にプレイヤーや生物の死体がある場合は、消滅するまで待ちます。
- 海賊賞金首クエストや魚商人(fishmonger)クエストを引き受けている場合は達成するかキャンセルします。
- 最後に自分自身も船から下りてください。
- 自分のバックパックに十分な空き容量があることを確認します。
- 躁舵手のコマンドメニューから「ドライドックする」を選びます。
- ドライドックに同意すると船と破壊され、バックパックにミニチュアの船が入ります。
- 基本タイプの船の場合は船の鍵も破壊されます。ミニチュアから再び船を浮かべたときに新しい鍵がつけかわります。
- 戦闘艦の船ルーンは削除されません。ミニチュアから再び船を浮かべても新たに船ルーンはできません。
■ ドライドックできないときのチェック手順
- 船を別の方角に向けて甲板の上やハッチの中にアイテムがないか調べてください。
船の向きを変えると今まで帆の影になっていた場所や物陰になっていた場所にあったアイテムが発見できる場合があります。
船を使ったクエストを引き受けていてクエスト用の施設やアイテムが船上や船倉にある状態ではドライドックできません。クエストをキャンセルすればそれらの施設やアイテムは消滅します。
- それでもアイテムが発見できない場合は、オブジェクトハンドルを使ってください。
操舵手、マスト、ハッチ、 船(渡り板の部分)以外の オブジェクトハンドルがあるならば、そこにアイテムがあるのでしょう。そのアイテムを船から降ろしてください。
- (再ログインではなく)一度UOのプログラムを完全に終了し、再度起動してください。
これで解決する場合もあります。
- 幽霊や姿を隠しているプレイヤー、ペットがいないか確認してください。
プレイヤーの幽霊が姿を隠していたとしても、幽霊になったプレイヤーからならば見ることができます。また、トランメルルールの場所では基本的に隠れているプレイヤーの姿を暴くことはできませんが、高い Tracking [追跡]スキルを持ったキャラクターの協力があれば存在を検知することができるかもしれません。プレイヤーがいるならば、彼らが降りてくれるまで待ってください。(トランメルルールエリアで乗船中に船の所有者から下船するように依頼された場合には速やかに下船してください。)
船をリフレッシュする
ドライドックされずに放置された船は、リフレッシュしないと約一週間で腐敗します。基本タイプの船をリフレッシュするには、マスターキーをバックパックに入れた状態で渡り板をダブルクリックしてください。未踏の航路で導入された戦闘艦の場合は乗船/下船に使う甲板上のロープをダブルクリックします。リフレッシュが行われると、船とその中身がリフレッシュされたというメッセージが表示されます。