Throwing [投擲]
Throwing [投擲]スキルは
ガーゴイル専用の遠距離攻撃スキルです。彼らは弓を使うことができませんが、投擲技術をマスターすることで強力な投擲武器の数々を使えるようになります。
弓スキルとの主な違いとしては、以下の点が挙げられます：
- 武器ごとに射程が設定されており、使用者のSTRが高いほど射程が伸びます。
- 発射した武器が消費されず使用者の元へ戻ってきます（矢の消費がない）。
- 攻撃対象との距離が近すぎると、命中率が下がります。
- 攻撃対象との距離が遠すぎると、ダメージが下がります。
- 片手武器。
- 盾を装備すると、回避と命中にペナルティが与えられます。Parrying[受け流し]スキルがない場合、命中確率は最小値になります。
- 100以上の投擲スキルがあると、近接距離から投擲武器で攻撃した際の命中率の低下を抑えることができます。
- ガーゴイルのみ使用可能です。
- 「ステイジアン アビス」にアップグレードされたアカウントのみ使用可能です。
■ スキル称号： Bladeweaver
■ ガーゴイルの種族ボーナス：
ガーゴイルはその種族ボーナスにより、Throwing [投擲] スキルの20.0の最小値を持っているのと同じ状態になっています。このボーナスはスキルウィンドウなどで確認することはできません。また投擲スキル値が20.0を超えている場合は、このボーナスによる恩恵を受けることはありません。
■ 投擲武器：
ガーゴイルの使用できる投擲武器には、次の3つがあります。
 |
名称 |
ブーメラン |
| 種類 |
片手 |
| 武器ダメージ |
8-12 |
| 速度 |
2.00s |
| 射程 |
基本4, 最大9 |
必要STR |
25 |
| プライマリーSPM |
Mystic Arc |
| セカンダリーSPM |
Concussion Blow |
 |
名称 |
サイクロン |
| 種類 |
片手 |
| 武器ダメージ |
13-17 |
| 速度 |
3.00s |
| 射程 |
基本6, 最大9 |
装備STR |
40 |
| プライマリーSPM |
Moving Shot |
| セカンダリーSPM |
Infused Throw |
 |
名称 |
ソウル グレイブ |
| 種類 |
片手 |
| 武器ダメージ |
18-22 |
| 速度 |
4.00s |
| 射程 |
基本8, 最大11 |
装備STR |
60 |
| プライマリーSPM |
Armor Ignore |
| セカンダリーSPM |
Mortal Strike |
これらの投擲武器は鍛冶 [Blacksmithy]スキルで作製できるほか、ロイヤルシティの鍛冶NPC（Blacksmith）から購入することもできます。
その他の特長：
それぞれの武器は基本射程と最大射程を持っていますが、実際の射程はSTRにより決定されます。
各武器に使用されている最大射程を決定する式は次の通りです：
- 射程 = 基本射程 + ((STR - 装備STR) / ((140 - 装備STR) / 3))
- 武器ごとに最大射程の限界値が設定されています。
- 最大射程が11を越えることはありません。
こうして導き出された最大射程は、ある距離から対象に投擲武器を命中させようとする時に、どれくらい正確に投げることができるかを決定するのにも使用されます。つまりプレイヤーは、投擲武器の威力を最も発揮できる「スイートスポット」となる距離を持ち、それより近すぎたり遠すぎたりした場合、ダメージか命中率が下がることになります。ダメージペナルティはプレイヤーのスタミナとSTRに応じて決まります。
以下は最大射程と攻撃時の対象との距離によるペナルティの関連性を示した表です：
| 命中ペナルティ / ボーナス |
| 最大射程 |
対象との距離 |
| 0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
| 4: |
-31% |
-31% |
+2% |
+5% |
+2% |
|
|
|
|
|
|
|
| 5: |
-40% |
-40% |
-3% |
+2% |
+5% |
+2% |
|
|
|
|
|
|
| 6: |
-47% |
-47% |
-12% |
+2% |
+5% |
+2% |
0% |
|
|
|
|
|
| 7: |
-50% |
-50% |
-19% |
+2% |
+5% |
+2% |
0% |
0% |
|
|
|
|
| 8: |
-50% |
-50% |
-26% |
-3% |
+2% |
+5% |
+2% |
0% |
0% |
|
|
|
| 9: |
-50% |
-50% |
-31% |
-9% |
+2% |
+5% |
+5% |
+2% |
0% |
0% |
|
|
| 10: |
-50% |
-50% |
-36% |
-14% |
+2% |
+5% |
+5% |
+2% |
+2% |
0% |
0% |
|
| 11: |
-50% |
-50% |
-40% |
-19% |
-3% |
+2% |
+5% |
+5% |
+5% |
+2% |
+2% |
0% |
なお、STRが高ければダメージペナルティ、DEXが高ければ命中ペナルティを最大で90%まで無効化することができます。
■ 近接戦闘：
投擲武器は投げることを目的に設計された武器ですが、その鋭い刃は近接距離で戦士を襲うのに十分なだけのポテンシャルを備えています。Throwing [投擲]スキルが100以上のプレイヤーなら、近接距離でより効果的に投擲武器を振り回すことが出来るでしょう。
- 対象との距離が1タイル以内である必要があります。
- 投擲スキルが最大（120.0）の時、命中ペナルティを90%無効化できます。
- DEXによるペナルティ無効化が加わっても、90%以上は無効化できません。
- ただし、投擲スキルが120.0でDEXが140以上の場合には、ペナルティがなくなるだけでなく5%の命中ボーナスが付与されるようになります。
■ 盾装備時のペナルティ：
全ての投擲武器は片手装備のため、空いている手に盾やその他のアイテムを持つことができます。こうした盾を使用できるガーゴイルと、両手武器である弓との間のバランスを取るために、投擲武器と盾を同時に装備した場合には回避と命中にペナルティが追加されます。
これらのペナルティはParrying [受け流し]にスキルポイントを割り振ることで引き下げることができます。例えば、受け流しスキルが実質値で120の場合、回避ペナルティは10%に引き下げられます。
