徳之諸島のモンスター

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徳之諸島のモンスター

Bake Kitsune （化け狐）

化け狐は森林地帯に生息している狐に似たモンスターです。その毛皮はつやがあってピカピカで、お尻からは数本の尻尾が伸びています。また、輝く赤い目は悪魔的な魔力を持っており、にらまれた者に何ともいえない恐怖感を与えます。彼らは人間の姿に変身することでも有名で（大抵の場合、それは女性です）、非常に賢く、第6～7サークルの魔法を駆使して敵を苦しめます。

Deathwatch Beetle （デスウォッチビートル）

デスウォッチビートルは伝統的に貧困の神と結びつけられている生物で、集団で砂漠や湿地帯を荒らし回っています。比較的低級なこの生物を退治することは難しいことではありませんが、時折吐きかけてくる液体には毒が含まれているため注意が必要です。また、皮のような外骨格は近接攻撃を弾くのに十分なだけの強度を持っています。生息地では成虫の他に幼虫（hatchling）もよく見かけられます。

Elite Ninjya （上忍）

独自の忍びの衣装に身を包み、フードで顔を隠した厄介な敵対者、それが忍者です。彼らは忍術と隠密のスキルをマスターしており、トリッキーな動きで相手を惑わせます。現れたかと思えば煙球で姿を隠し、自身の身が危なくなれば動物に変身してその場から逃げようとすることもあります。自然の中に溶け込むようにして隠れている彼らに気づかずに、隙を突かれて命を落とした冒険者は少なくありません。

Fan Dancer （ファンダンサー）

捕らえ所のない神秘的な生物、ファンダンサー。伝統的な衣装を身にまとい、危険さと優美さを併せ持つ少女です。戦闘時には侍の刀と同じぐらいの切れ味がある扇子を振り回し、絶え間ない攻撃の中に巧みに優雅なダンスを組み入れてきます。また、遠距離からの攻撃に扇子を投げて反撃することもあります。それほど打たれ強い訳ではありませんが、流れるような攻撃と様々な能力により、倒すことが難しい相手になっています。

Hiryu （ヒリュウ）

このドラゴンを倒すことは極めて難しく、飼いならした後でさえコントロールすることは容易ではありません。ヒリュウはそれぞれ3つの鉤爪を備えた足先、短い足、ウロコ、半分鳥のような体、タテガミ、口ヒゲ、そして角を持っています。体高は2メートルを超えることはほとんどなく、背には翼が生えていますが、空を飛ぶことはできません。また、より性格の大人しい下級のヒリュウ（Lesser Hiryu）も存在します。

Kappa （河童）

水辺の悪魔として知られる河童は、とりわけ強いわけではありませんが好戦的です。河童の体は直立したカメによく似ており、水かきのある足、甲羅に覆われた背中、ウロコだらけの皮膚、凹形にはげ上がった頭が特徴です。河童は吸血鬼的な特徴を持っており、特に水中で戦う時には相手の生命と血を吸い取って自分のものにしようとします。また、頭の皿に含まれている腐食した液体は、河童が倒れると同時に周囲に流れ出し、触れたものの皮膚を溶かします。

Kaze Kemono （風獣）

カゼケモノは森林の破壊を続ける人間たちへの自然の怒りが小枝と葉の旋風になり、その体を形づくったものです。彼らは大抵森の中で見られ、様々な特殊能力を用いて冒険者を苦しめます。

Lady of the Snow （雪女）

雪女は孤独な状態で死んだ女性の精神が成仏せずにアンデッドのような形で現れたものだと考えられています。この白く輝く女性の幽霊は地上から浮いていて、移動した後には霞のようなものが残ります。彼女はとても美しく、その真っ白な髪は見る人の目を惹きつけますが、同時に命取りの存在でもあります。彼女に触れたものはあっという間に氷像に変わってしまう事でしょう。

Oni （鬼）

頭のてっぺんから伸びる二本のツノと大きな牙を備えた高レベルの悪魔で、丸みのある顔、冷笑をたたえた大きな口、たてがみが特徴です。彼らはその膨らんだ腹を覆うために常に虎の模様が入った腰布をつけており、多くの場合、手にはこんぼうを持っています。様々な魔法と地獄の炎を使って敵対者に重圧をかけてくる鬼は、徳之諸島の生物の中でもトップクラスの強敵です。

Rai-ju （雷獣）

雷獣は雷のエネルギーが集まって人間の形をとった生物です。徳之諸島の一部地域に生息しており、主にエネルギーによる攻撃を行います。魔法に対して高い抵抗力を持っていますが、それほど強力な相手というわけではありません。

Revenant Lion （レブナントライオン）

レブナントライオンは超自然の力によって蘇った巨大なライオンです。化け猫の一種だとも言われていますが、より凶暴で悪魔的な性質を持っています。徳之諸島の各地で見られ、しなやかな体から繰り出される毒を含んだ鋭いツメによる攻撃で、これまでに多くの冒険者が命を落としています。

Ronin （浪人）

浪人は主人を持たず、ただその手に持った刀だけを信じているはぐれ侍です。彼らは自らの欲望に従って行動し、邪魔するものはあらゆる手段を用いて排除しようとしてきます。鍛え抜かれた武器と武士道のスキルは他を圧倒し、常に戦いに備えて武装している彼らは、徳之諸島の厳しい環境下で生き残るために必要なものを全て備えていると言えます。

rune beetle （ルーンビートル）

ルーンビートルは、かつては物語の中でだけ存在が語られる神秘的な生物でした。しかし、今やその伝説は真実へと変わろうとしています。外骨格上に輝くルーンから力を引き出すルーンビートルは恐ろしい敵で、数多くの神秘的な能力を持っています。脚はほっそりとしていますが、岩地でも平地でも身軽に移動します。ハサミは強力な毒を含んでおり、挟まれてから数秒後に命を落とさなかった者はほとんどいません。並の冒険者では戦いにすらならないでしょう。

Tsuki Wolf （ツキウルフ）

ツキウルフは3つの頭を持ち、2本足で歩く狼の化け物です。この悪魔のような生物はどんな硬い皮でさえ引き裂くことが出来る3セットの歯と鉤爪を持っています。魔法の失敗により生まれたために、この獣は常に激しい苦痛を感じており、彼らの住処への不用意な訪問者と痛みを共有しているのだと噂されています。腕に覚えのある冒険者でも、怒り狂った彼らに近づくのは賢明であるとはいえません。

Yamandon （ヤマンドン）

徳之諸島の生態系の頂点に立つ、蛇族最大最凶の生物。それがヤマンドンです。小型のドラゴンなら一飲みにできると噂されているヤマンドンは、ズルズルと不気味に這い回りながら猛毒を撒き散らし、行く手を遮るものを瞬く間に排除していきます。徳之諸島の武士にとってヤマンドンを倒すことは大変な名誉だとされていますが、極限まで鍛え上げた勇士数人かがりでも倒すことは容易ではないでしょう。

Yomotsu （ヨモツ）

大地の精霊のような生物だとされているヨモツは、彼らの領域を犯す人々をあざけったり、威嚇したりする人間型のモンスターです。背が高く、とても長いワシ鼻が特徴のコミカルな外見をしています。ヨモツは邪悪な生物というよりはいたずら好きで、ヒューマンに変身することも少なくありません。しかし、もしあなたが偶然彼らの住処を発見したなら、彼らとのゲームは命がけになるでしょう。戦士（Warrior）、神官（Priest）、長老（Elder）の3種類がこれまでに確認されています。