正義は真実への献身であり、愛によって鍛えられます。プレイヤーは殺人者(赤ネームのプレイヤー)を倒す事によって、正義の徳を追求します。
正義の徳のポイントを獲得するには、殺人者(赤い名前のプレイヤー)を探し出して倒す必要があります。そのようなキャラクターを殺すと、次のようなメッセージが表示されることがあります。
「正義の徳を得ました。」
正義においてポイントを獲得できる頻度には制限があります。殺人者を倒すことによって得たポイントが多いほど、この徳のポイントを次に得るまで待たなければならない期間が長くなります。あなたが得る正義のポイント量はあなたが倒した殺人者のスキルに依存します。倒した殺人者のスキルが(あなた自身のスキルに比べて)高いほど、あなたの得るポイント量は多くなるでしょう。
※トライアルアカウントのキャラクターは殺人者を倒してもポイントを入手できません。
あるキャラクターが正義のポイントを一定数達成すると、そのキャラクターは正義の道のある一定の段階に達したと見なされます。プレイヤーが正義のシンボルの上にカーソルを当てると、そのキャラクターが正義において現在どの段階にあるかを示す称号が表示されます。 以下がそれぞれの段階における称号です。
- 第一段階: Seeker of Justice
- 第二段階: Follower of Justice
- 第三段階: Knight of Justice
正義のポイントは、徳の能力が使われたり時間が経過するにつれ減少していきます。称号を保ちたいならば正義の徳を得つづける必要があるでしょう。ただし毎日(メンテナンス後)ログインしている場合は、時間の経過による減少はありません。
この徳の道に従うことによる報酬は罪なき者を保護する能力であり、そのような保護を通してより大きな利益を得ます。保護された者がチャンピオンのボスを倒してパワースクロールを受け取った場合、保護者であるあなた自身も全く同じパワースクロールを受け取るチャンスを得ることでしょう。
正義で得られたそれぞれの段階で、キャラクターが上記の方法で得られる力のスクロールを受け取るチャンスが次第に高くなります。
- 第一段階:60パーセントのチャンス
- 第二段階:80パーセントのチャンス
- 第三段階:100パーセントのチャンス
正義に基づいた保護の利益は双方のキャラクターが同じ(フェルッカのような)無制限 PvP エリアにいる時のみ効果を発揮します。また、パワースクロールを受け取る可能性を得るためには、報酬の受け取り判定が行われる時点で、保護しているキャラクターと同じサブサーバー内の90マス以内の距離にいる必要があります。例えば、もし保護者であるあなたがダンジョンサーバーにいて、あなたが保護しているキャラクターがロストランドにいるような場合はあなたはなんの利益を受けることもできないでしょう。他のプレイヤーを保護した結果パワースクロールを得た場合には以下のようなメッセージが表示されます。
「正義の徳への貢献により報酬を得ました。」
キャラクターは、他のキャラクターに保護を与える為には、正義において少なくとも第一段階に達していなければなりません。保護されるキャラクターは犯罪者や殺人者であってはいけません。トライアルアカウントのキャラクターは正義の徳で保護したり、保護されたりすることはできません。
プレイヤーは徳ウィンドウの正義のアイコンをダブルクリックする事により正義の徳の能力を作動させる事が出来ます。その後で罪の無いキャラクターをクリックします。
プレイヤーはターゲットとなる罪の無いキャラクターが、無制限 PvP エリア(例:フェルッカ)にいる間のみ保護を与える事が出来ます。しかしながら、 PvP 制限エリア(イルシェナーやトランメルなど)に移動する事で保護関係が抹消する事はありません。
保護を与えられたプレイヤーには、特別な申込み画面が出てきます。
「他のプレイヤーがあなたの保護を申し出ています」
対象の無実の者は、リクエスト ウィンドウの「いいえ、自分の身は自分で護ります。」を選択して OKAY ボタンを押す事により保護を断る事が出来ます。もし、無実の対象者が正義の探求者からの保護を断ると、その正義のキャラクターは少なくとも15分の間は再び如何なる無実の者をも保護するリクエストを出す事は出来ません。
もし対象キャラクターが既に保護されている場合はその正義のプレイヤーは次のようなメッセージを受取ります。
「今そのプレイヤーを保護することはできません。」
PvP制限エリアにいる場合はその正義のプレイヤーは次のようなメッセージを受取ります。
「その能力をここで使うことはできません。」
保護の申し出の対象は如何なる方法によっても邪魔される事はありません。(彼らには如何なるメッセージ、又はウィンドウも出て来ないでしょう)この条件は、15分に1回というプレイヤーの保護の申し出の制限に対してはカウントされません。
もし、正義のプレイヤーが15分につき1回というプレイヤー保護の申し出の制限にかかっていれば、そのプレイヤーは次のようなメッセージを受け取ります。
「再び保護の申し出ができるようになるまで、しばらく待たなくてはいけません。」
あるキャラクターはいくつもの無実のキャラクターを保護する事が出来ますが、その無実のキャラクターは如何なる時も一人の保護者しか持つ事は出来ません。
如何なる時も、保護されたプレイヤーは、それぞれのキャラクターの「保護解除」というコマンドメニューを選択する事により、保護関係を放棄する事が出来ます。
放棄にあたって、保護関係にあった双方のプレイヤー(A,B)には次のメッセージが表示されます。
「{プレイヤーA} と {プレイヤーB}の間の正義保護関係が終了しました。」
保護関係はどちらかのキャラクターがログアウトした場合も終了します。