蒸留釜

Tinkering [細工]スキルで作成します。細工の生産メニューの「組立部品」カテゴリにあります。作成すると証書の形でバックパックに入ります。

作成に必要な材料のうち、「金属の小樽」はBlacksmithy [鍛冶]スキルで作成できます（「その他」カテゴリー）。「銅のワイヤー」はStealing [窃盗]スキルで調達できるでしょう。

設置/撤去

設置するには、蒸留釜の証書をダブルクリックして設置したい場所をクリックします。撤去には斧類を使用します。調度品の設置や撤去について詳しくはこちらをご覧ください。

(左は東向き　右は南向きの蒸留釜)

使用方法

■ 蒸留酒用の空き樽を用意する

蒸留酒を作るには、酒の材料だけでなく「蒸留酒用の空き樽」(empty liquor barrel)が必要です。この樽はCarpentry [大工]スキルで作成できます（「収納」カテゴリー）。1回の蒸留に1つの樽を使用します。この樽は作成した蒸留酒を全て取り出すと再度利用できます。

■ 材料を確認する
作る酒の種類によって材料が異なります。幾つかの材料の入手方法は次の通りです。

酵母(yeast): 酵母はモンスターからの戦利品として入手できます。ブリタニアの各地に生息し、独自の言語を使うあるモンスター種族が酵母を持っていますが、例外として臆病（frighten）な者は持っていないという噂です。雑菌耐性が+または++の酵母を使うと蒸留に成功しやすくなります。逆に、-または--の酵母を使うと失敗しやすくなります。ちょうど中間にあたるのが+-です。
麦汁(wheat wort): Cooking [調理]スキルで作成できます（「素材」カテゴリー）。

どの材料が必要になるのかは、蒸留メニューから確認します。蒸留釜のすぐ近くに立ち、蒸留釜をダブルクリックするとメニューが開きます。

麦汁ベース、水ベース、その他のボタンをクリックすると、それぞれのカテゴリに属する蒸留酒のリストが下欄に表示されます。作成したい酒を選択すると、右側に必要な材料や数が表示されます。

また、熟成期間が必要な酒の場合は「熟成期間が必要」と表示されます。熟成期間とは、蒸留釜を使って樽に入れた液体が、実際に酒として取り出せるようになるまでの期間です。酒の種類によって異なりますが、数時間で熟成するものから数日かかるものまであります。この時間は樽を所持しているキャラクターがオフラインの状態でも進行します。

■ 蒸留酒を作る
蒸留酒用の空き樽と必要な材料をバックパックに入れた状態で蒸留釜の近くに立ち、蒸留釜をダブルクリックします。すると蒸留メニューが開きます。

作成したい酒が属するグループを選び、さらに酒の種類を選んでください。酵母を使用する酒の場合は、材料欄の酵母選択用のボタンを押し、自分のバックパック内の酵母をクリックして指定します。

蒸留オプションを必要に応じて変更します。

通常蒸留: このボタンを押すたびに「通常蒸留」か「二重蒸留」かに切り替わります。二重蒸留に成功すると特級品が出来ますが、材料は通常蒸留の2倍消費します。二回の蒸留のうち片方だけが成功した場合は、通常品ができます。二度とも失敗した場合は材料が失われるのみです。
蒸留者名(現在:入れない)（蒸留者名を入れない）: 蒸留した酒に蒸留者の名前を入れるかどうかを選択します。このボタンを押すたびに切り替わります。

蒸留する酒には、20文字以内（漢字ひらがな使用可）で自分の好きな酒名をラベルとして付与することができます。ラベルは蒸留後では付与できません。蒸留する段階で付与します。ラベルボタンを押した画面で好きな文字を入力してOKAYを押してください。

選択が全て正しければ左下の「蒸留開始」ボタンを押し、カーソルがターゲットカーソルに変わったら蒸留酒用の空き樽をクリックします。

酵母の雑菌耐性、Cooking [調理]スキル、Alchemy [錬金術]スキルが成功率に影響を与えます。スキルがない場合でも成功する可能性はあります。

蒸留に成功すると、蒸留酒用の空き樽は蒸留酒の樽となり、プロパティとして「熟成開始日」「ラベル」「酒の種類」が表示されます。まだ熟成が終わっていない場合、ラベルの最後に（熟成中）と表示され、樽をダブルクリックすると残り熟成期間が表示されます。

熟成期間が終わった樽や、熟成期間が必要のない酒の場合は樽をダブルクリックするとビンに詰められた蒸留酒を取り出せます。ビン詰めにされた蒸留酒を樽に戻すことはできません。

蒸留酒を楽しむ

作成した蒸留酒は普通の酒と同じように飲むことができます。酒のビンをダブルクリックして、自分をクリックすれば直接飲むことができますし、Tinkering [細工]スキルで作成できるゴブレットなどに注いで飲むこともできます。空っぽになるとビンは消滅します。

一人で飲むのも良いですが、せっかく作った蒸留酒をお友達に一杯、いや一本おごってあげるのもいいですね。気に入らない酒ならすぐにお返しすることもできます。結婚しているから誰かから酒をもらうのはマズいですって？　そんなときには蒸留釜で作った酒を1本バックパックの第一階層にお守り代わりに持っておきましょう。これで家庭円満です。

酒は種類によって強さが異なります。飲み過ぎにはくれぐれもご注意を！

蒸留釜で作成した蒸留酒のビンは自然染料で着色できます。自慢の蒸留酒にふさわしい素敵な色に染めてプレゼントしてはいかがでしょう？蒸留酒に着色料を加えているわけではないので、味は変わりません。

着色できるのはビンだけであり、蒸留酒の樽や蒸留酒を注いだゴブレットなどの「ビン以外のもの」は着色できません。