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マラスの名所
マラスの奇妙な場所のひとつグリムズウィンド廃墟。集落としては著しく珍しい様相ではありませんが、その存在は多くの謎に包まれています。3つ目の都市の始まりがそこにあったのでしょうか?何かの儀式のための建造物だったのでしょうか?今のところ推測の域を出ませんが、冒険者達がこの土地を探検すると共に新たな事実が解明されるのかもしれません。
マラスの様々な場所に、ギザギザの低木のように水晶のような物体が立ち並んでいる森林地帯が見られます。一番大きな場所は、北の大陸に存在します。ダークファセットに光り輝く異物は、回りの緑に対照的で美しく、他のファセットとマラスの違いを更に引き立てます。 マラスの2つの町を行き交う旅路は長く、さびしいものです。ただし、旅人達は、古風なこの宿屋をその途中に見つけることでしょう。 小さな砦を造って、オーク達もマラスの一部を占領したようです。しかし、奇妙なのは、南の大陸にある一番大きな砦は放棄されてしまっていることです。今、残っているのは、柵と幾つかのガード・タワーのみです。 マラスの南の砂漠の中、多くの年月を経て砂の中に埋もれていた偉大なるピラミッドが空を目指してそびえ立っています。この壮大な記念碑にとって、時は残酷であったとしか言えません。その階段は破片で飾られ、裂け目でまだら模様になっている表面は、おそらく潜入しようとした墓荒らし達により付けられたものでしょう。しかし、この古来の墓の中には何が眠っているのでしょうか?その中には秘宝が隠されているのでしょうか?それとも、死の悪臭と呪われたアンデッドのうめき声に満ちた洞窟があるだけなのでしょうか? ここはSphynx(スフィンクス)の棲家となっています。ピラミッドの中に入ることは簡単ですが、魔法の助けを借りずに外にでることは簡単ではないでしょう。もしもそのような状況に陥ってしまったならば、北側の壁を入念に調べ、あなたより前の訪問者達の足跡があれば辿ってみましょう。どこかに隠し扉があるかもしれません。 マラスの砂漠の金の砂にひっそりと囲まれた巨大な湖が、南の大陸の大部分を覆っています。渡る事ができそうに見えますが、霧深い湖水を渡ることのできる船はないでしょう。 |