全世界で楽しまれている麻雀。日本で一般的な4人打ちルールのゲームのほかにも、麻雀牌は様々なゲームに利用されています。
UOの麻雀(Mahjong Game)は、ひとつのゲームルールに束縛されていません。チェス盤と同様、麻雀牌はボード上で自由に動かすことができます。従って、世界中のプレイヤーが自由に様々なルールで麻雀ゲームを遊ぶことができるだけでなく、工夫次第でプレイヤー独自のルールで遊ぶことさえできるのです。
ゲームモードに入る
麻雀をダブルクリックすることによりゲームに入ることができます。誰も入っていない麻雀に最初に入ったプレイヤーが、暫定的に親となります。
その後ゲームに入ったプレイヤーは親の右隣から反時計回りに空いている席に着きます。プレイヤーが座った席は、親がゲームからそのプレイヤーを排除しない限りそのプレイヤーのものとなります。
親が麻雀から途中で抜けてしまった場合は、その右隣のプレイヤーが自動的に親になります。もし、前の親が卓に戻ってきてまた親になりたい場合は、手動で親の権利を与える必要があります。
4つの席が一杯の時に後から卓に入ってきたプレイヤー達は観客となります。観客はゲームを観戦することはできますが、牌を操作することはできません。誰かがゲームを止めてしまった場合は、(卓に入ってきた順番で)自動的に空いた席に座ることができます。
麻雀卓セット(Mahjong Game)は最後に行なわれたゲームの状態を半永久的に保持します。麻雀に参加しているプレイヤーは、他のプレイヤーが一人もいなければ、麻雀の
コマンドメニューから「卓上のリセット」を選択することでリセットし、すべての席を空席にすることができます。家にロックダウンされた麻雀卓の場合、この機能は権限を与えられた人にしか利用できません。ご注意ください。
家の中の麻雀へのアクセスは次のように機能します:
- ロックダウンされた麻雀は通常ロックダウンされたコンテナにアクセスできる人たちにのみアクセス可能となります。
- セキュアな麻雀は通常ロックダウンされたコンテナで見られる制限と同じ制限でアクセスやプレイが可能となります。セキュアなコンテナにアクセスできない人たちは観客としてのみゲームに参加できます。
麻雀
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麻雀は主に3つの領域から成り立っています:
- パブリックエリア−ボード上のほぼ全面は自由な場所であり、様々な目的に利用可能です。自牌エリア(後述)以外の牌は、すべてのプレイヤーが操作可能です。牌山と自牌の間に牌を捨て、自牌エリアの右側にポン・チー・カンなどの牌を置くのが一般的です。
- チャットエリア−ボードの真中の黒い領域は「チャットエリア」です。ここにプレイヤーのすべてのコミュニケーションが表示されます。内容はジャーナル内に表示されるものと同じ物です。従って、他のプレイヤーやNPCなどのノイズも表示されてしまいますので、交通の少ない比較的静かな場所で麻雀をしたほうがいいかもしれません。親の変更などのシステムメッセージもチャットエリアに表示されます。
- 自牌エリア−ボードの手前にある木目の長方形の領域が自牌のためのエリアです。ここで自分の牌を管理します。右側にある宝石は、この領域をパブリックにするかプライベートにするかをクリックごとにスイッチします。緑色の時はプライベートで、自分以外の他プレイヤーには牌の表が見えません。赤色のときはこの領域にある牌はパブリックとなり、誰でもその内容が見えるようになります。初期設定はプライベートですが、局の終わりに自分の手を見せる時などにパブリックに変更できます。(次のゲーム用に緑に戻すのをお忘れなく!)
麻雀牌
- 牌−麻雀は136個の牌でプレイします。(34種類の牌が4枚ずつあります。)
- 3セットの連番牌があります。(UO麻雀では、漢字、宝石、ダガーがあり、ダガーの1はオスタードの絵柄となっています。)
- 4枚セット(東南西北)
- 3枚セット(白發中)
- サイコロ−2つのサイコロセットはボード上のどこでも置くことができます。ただし、2つは常にいっしょでひとつずつを動かすことはできません。ダブルクリックするとランダムに目が変わります。その結果は、システムメッセージとしてチャット・エリアにも表示されます。
- 起家マーク−赤いタイルは、親を指す印です。これを親の前に置きます。この印はダブルクリックすることにより、表示が東・西・南・北に変更されていきます。右クリックで回転します。親のみがこれを動かすことができます。(これとは別に、現在親の権限を持つプレイヤーの名前は黄色で表示されます。)
- 王牌マーク−これはひし形の赤い宝石です。ゲームを始める前にどこから牌を取り始めたかを示すために使われます。これも親のみが動かせます。
- 得点と点棒−得点の横には点棒が表示されています。自分のポイントを誰かに渡す時は、点棒をドラッグします。メニューが表示されるので任意の数値を入力し、他のプレイヤーの点棒の上にドロップすることでポイントを渡すことができ、自動的にその点数が自分の得点から引かれます。自分の点棒はその席のプレイヤーのみが動かすことができます。点数の引渡しはシステムメッセージとして表示されます。
得点の隣にプレイヤーの名前が表示されます。「[PlayerName]」のように[]に名前が囲まれている時は、そのプレイヤーは現在ボードから離れていることを示します。「----」のように名前が表示されていない場合は、その席には誰もいないので他のプレイヤーがその席に参加できる状態であることを示します。
牌の操作
左クリックしてドラッグ・ドロップすることで牌を動かすことができます。他のタイルの下になっていない牌はこの方法で動かせます。右クリックで牌は回転します。ダブルクリックで牌を裏返しにできます。
ボード上で右クリックすると麻雀卓セット(Mahjong Game)ウィンドウを閉じるための確認メッセージがでるので、気をつけてください。この後「OK」ボタンをクリックすると卓から出ることになります。
親の権限
ゲームを管理するための追加の権限が親だけに与えられます:
- 築牌−このボタンをクリックすると新しいゲームのための牌山を新たに作ることができます。すべてのプレイヤーの自牌表示がプライベートになってから新しいゲームをスタートしましょう。
- 得点を表示−このオプションは、それぞれのプレイヤーに自分の得点が見えないようにするためのものです。オフの状態では、自分の得点以外は、「----」と得点エリアに表示されます。
- 得点のリセット−このボタンで点棒を各自3万点ずつにリセットします。
- 観戦の許可−このオプションにより、観客がすべてのプレイヤーの自牌を見ることができるようになります。初期設定ではオフになっています。
- 親決め−このボたンをクリックするとターゲットカーソルが表示されます。他のプレイヤーの得点エリアをクリックすることで次の親を決めることができます。
- 席を空ける−このボタンをクリックするとターゲットカーソルが表示されます。在席中の他のプレイヤーのスコア・エリアをクリックするとそのプレイヤーをゲームから追い出すことができます。卓にいないプレイヤー名が表示されている時は、そのプレイヤー名を消去して他のプレイヤーを参加させることもできます。