パーソナルブレス証書は、1つのアイテムをブレス化できる証書です。証書が発行されたキャラクター本人しか使用できず、効果があるのも本人のみです。

例えば、キャラクターAがパーソナルブレスをかけたアイテムをキャラクターAが所持して死んだ場合、そのアイテムはキャラクターAの死体には残らず、キャラクターAが蘇生したときにバックパックに入っています。

キャラクターAのパーソナルブレスアイテムをキャラクターBが所持して死んだ場合、そのアイテムはキャラクターBの死体に残ります。

パーソナルブレスをかけても「耐久度やチャージが減らない、あるいは壊れない」とか、「地面においたままにしても腐らない」などの効果はありません。

ブレス化されたアイテムが消滅したり腐敗したときはパーソナルブレスも一緒に永久に失われます。


パーソナルブレス証書の配布期間は終了しています。現在は入手できません。


■ アイテムをブレス化する
パーソナルブレス証書は所持アイテムに使えますが、以下の例外条件があります。

• コンテナ（入れ物）には使えません。
• すでにブレス状態のものには使えません。
• 一山にまとめることが可能なアイテムには使えません。

ブレスをかけたいアイテムと自分のパーソナルブレス証書をバックパックにいれ、パーソナルブレス証書をダブルクリックして、ブレス化したいアイテムをクリックします。証書は消滅し、アイテムがパーソナルブレス化されます。

例え証書上の名前と同じでも、別のキャラクターでは使用できません。

■ アイテムのパーソナルブレスを解除する
自分のパーソナルブレスをかけたアイテムのコマンドメニューから解除できます。解除されるとパーソナルブレス証書に戻るため、証書を受け取れるように、あらかじめバックパックに余裕があることを確認してから行ってください。

自分のパーソナルブレスアイテムであっても、キャラクター転送時に適切に扱わなかったなどの理由でキャラクターとパーソナルブレスの結びつきが失われている場合は解除できません。

別のキャラクターがかけたパーソナルブレスを解除することはできません。


パーソナルブレスがかかっているアイテムは、取引ウインドウを使った取引はできません。ベンダーで販売することは可能です。


パーソナルブレス証書やパーソナルブレスをかけたアイテムは、そのパーソナルブレス証書を最初に受け取ったキャラクターと密接に結びついています。キャラクター転送を行なう場合には、それらのアイテムをそのキャラクターと一緒に転送しないとその結びつきは失われてしまいます。

また、別のキャラクターのパーソナルブレス証書（あるいはそのブレスをかけたアイテム）を所持してキャラクターが別のシャードに転送された場合も、キャラクターとパーソナルブレスの関係は消滅します。その場合、例え本来の持ち主であるキャラクターが転送先シャードに移転したとしてもそのキャラクターに対するパーソナルブレス効果は失われます。

パーソナルブレス効果を失いたくないならば、持ち主のキャラクターとそのアイテムが常に同一シャードに存在するようにしてください。

ゲームマスター(GM)は、特定の条件（条件は非公開）を満たしている場合を除き、既にキャラクターとの結びつきが失われたパーソナルブレス証書（もしくはパーソナルブレスをかけたアイテム）のブレス効果を戻したり、替わりの証書を差し上げたりすることはありません。

例1)
あるキャラクターが自分のパーソナルブレス証書（もしくはそれをかけたアイテム）を家に残したまま別のシャードに転送し、もう一度元のシャードに転送をして「戻ってきた」場合、家に残していたパーソナルブレス証書との結びつきは最初の移転の段階で失われてしまうため、パーソナルブレス効果は失われてしまいます。

例2)
あるシャードにいるキャラクターAというキャラクターのパーソナルブレス証書（もしくはそれをかけたアイテム）をキャラクターBに持たせて別のシャードに転送し、その後で同じシャードにキャラクターAも転送してBからAにパーソナルブレスアイテムを戻した場合、キャラクターBがキャラクターA用のパーソナルブレス証書（アイテム）を持って別シャードに転送した段階でキャラクターAとパーソナルブレス証書（アイテム）の関係は失われます。従ってキャラクターAが再びそのアイテムを受け取ったとしても表示上はキャラクター名が残っていた場合であってもブレス効果は失われます。


あなたのパーソナルブレスをかけたアイテムをうっかり地面においてしまって他人に持ち去られたり、家のセキュアに入れておいたらアクセス権を持つ他のプレイヤーが持ち出してしまったりということもあるかもしれません。

自分のパーソナルブレス証書を取り戻したいならば、そのアイテムを所持している人を見つけ出して相手と交渉し、一時的に（担保となる金額のゴールドを相手に預けるなどして）そのアイテムを受け取って自分でパーソナルブレス証書を取り外す必要があります。誰があなたのパーソナルブレスのかかったアイテムを所持しているのかをGMが探したり、お知らせしたりすることはありません。

パーソナルブレスをかけたアイテムを所持しているプレイヤーを見つけることはできても、パーソナルブレス解除のためにあなたにアイテムを渡すことを相手が拒むこともあるでしょう。その場合は「パーソナルブレスをかけたキャラクター」と「そのパーソナルブレスがかかったアイテムを所持しているキャラクター」の両方がオンラインの状態であれば、GMを呼び出して支援を求めることができます。

あなたのパーソナルブレスがかけられたアイテムが他のプレイヤーの家にロックダウンされているのを見つけた場合もGMに支援を求めることはできます。

どの場合であっても、最終的にパーソナルブレスやアイテムがどのようにされるかはGMの判断にゆだねられ、必ずしもあなたの希望通りにはならないこともあるでしょう。GMのこの決定は拘束力があり、最終的なものです。そしてその判断は一律に同じとは限らず、状況に応じて個別決定されることでしょう。


Mugenなどのハードコアルールシャードでは、パーソナルブレス証書は機能のない装飾用のパーソナルブレス記念証書に変換されています。

これらのシャードでは、証書を使わないパーソナルブレスシステムが用意されています。