ご注意:ウルティマ オンラインの流動的な性質上、以下の項目は適宜変更されることがあります。
最新の情報をチェックするために、定期的にこれらハラスメントに関する方針を読まれることをお勧めします。
ウルティマ オンラインの嫌がらせに関する規定(ハラスメントポリシー)は
こちらをご覧ください。
- ハラスメントの基準が知りたいです
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「自分が受けた行為がハラスメントに当たるかどうか判らないので質問したい」、あるいは「自分が行なおうとしている行為がハラスメントになると困るので、どの程度までならば行ってもよいか」というようなご質問をいただくことがよくあります。
原則として、私たちはこのようなご質問にお答えすることはありません。
その理由は幾つかありますが、一つには「基準を知ることによってそれを悪用しようとするプレイヤーが出現することを防止すること」があります。残念なことではありますが、基準を知ることによって、その基準にかからない限界ギリギリの行為を行なおうとするプレイヤーや、あるいは自分が対立している相手を挑発して基準を超えさせるように仕向けた上で相手をハラスメントを行なうプレイヤーとして報告しようとするプレイヤーが存在します。
ゲームマスター(GM)はどのGMであっても同じような判断ができるように、定められたポリシーに従って判断を行ないます。ハラスメントと分類される事柄は様々なものがあります。そしてそれぞれの行為の重大性やその場の状況などに応じて、基準が設けられており、一回でも行なってはいけない行為もあれば、ある程度の条件を満たして「行き過ぎた」段階ではじめてハラスメントと判断されるような行為もあります。
私たちがそのような条件を設ける場合は、決してその条件を満たした瞬間にその行為が望ましくない行為に変わる、という意味ではありません。こういった条件はどのGMであっても同じ状況に対して同じように判断できるように設けられているにすぎません。その条件を辛うじて満たすならば歓迎される行為であるというわけではないのです。
ですから、これらの基準は悪用されないためにも、殆どのものが公開されません。
また、「あるプレイヤーから○○と言われました、これはハラスメントですか?」というように、自分が体験した過去の出来事を説明し、それがハラスメントであるかどうか判断してほしいと訊ねられることもあります。こういった場合も原則的に実際にその場で進行中の事柄でないかぎり、GMはそれがハラスメントであるかどうかを判断することはありません。なぜなら、GMはプレイヤーが主張する「ハラスメントを構成する要素」だけでなくその他にも様々な要素を確認し、それらを総合してポリシーに添って判断を行なうからです。ですから「xxxというプレイヤーに○○と言われました」というコールに対し、片方についてはハラスメントと判断し、もう一方に対してはハラスメントには該当しないという結果になることもあります。ある要素だけを取り出してご相談いただいたとしても、実際にあなたが同じだと"思う"状況に遭遇したときにGMがどう判断するのかをお答えすることはほとんど不可能なことなのです。そして、他にどのような要素がそろえばハラスメントになるのかという点については、基準の推測をされないためにも明かされることはないでしょう。
- ハラスメントかどうか判らないのでは報告しようがないと思うのですが!
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ハラスメントを受けたと思う場合はGMに報告することができますが、それが本当にウルティマ オンラインにおけるハラスメントに相当するのかどうかを判断するのはGMであり、あなたではありません。
ハラスメントを受けたかもしれないと思う場合にあなたがするべきことは次のようなことです。
- ハラスメントポリシーを読んで理解してください。
ハラスメントポリシーを全て読んで理解し、ハラスメントに該当するもの、しないものの代表的なリストから何がハラスメントに相当するのか、あるいはしないのかを理解してください。
- ハラスメントに該当しないならばヘルプリクエストを送信しないでください。
もしハラスメントポリシーで、ハラスメントに該当しないことが明記されていること、あるいはそれと同等の事柄であると思うことならば、そのことについてハラスメントコールをしないでください。ハラスメントに該当しないことが明らかなことについてハラスメントコールを用いることはコールの濫用とみなされ、あなたのアカウントにペナルティが課される場合もあります。
- ハラスメントと思うならば適切に報告をしてください。
ハラスメントポリシーを理解した上でハラスメントに該当すると思える場合は、適切にヘルプリクエストを送信してください。そのときにハラスメントオプションを選択したときに表示される説明を全てお読みください。ここにはヘルプリクエストを送信する前にあなたが取るべき行動についても説明がされています。そこに掲載されている指示にあなたが従っていない場合は GM は報告された相手に対し行動を起こすことができない場合もあります。あなたが本当に問題の解決を望んでいるならば、必ずこの説明に従うようにしてください。
- 適切に報告をしたならば、後は自分を守る努力をしてください。
その場を離れるなどしてその状況から抜け出す努力を行なってください。なぜならばハラスメントに対する対処は必ずしもすぐに行なわれるとは限りません。またあなたにとって不愉快な状況であったとしてもハラスメントに該当しないと判断されれば何も行なわれることはありません。ですからあなたにとって不愉快な状況を少しでも早く抜け出す努力を行なってください。
ヘルプリクエスト内に具体的な問題行為が含まれており、(内容に相手のキャラクター名を書くのではなく)苦情報告対象を指定する機能を用いて報告していれば、適切なハラスメント報告としてゲームマスターが調査を行い、必要と判断した場合にのみ対処を行ないます。適切にコールをしたならば、あなたがするべきことは後は全てゲームマスターに任せ、必要に応じて当面の自分自身の身を自分で守る努力をすることです。また、以下の点をよくご理解ください。
- 判断を行なうのはゲームマスターです。
あなたではありません。あなたがどれほどその行為をハラスメントであると信じていたとしても、あなたに決定権があるのではありません。あなたが楽しくないこと、あなたがいやだと思うことが必ずしもハラスメントとなるわけではありません。あなたにできることは適切に報告をすることだけです。
- 結果は通知されません。
あなたが報告した内容についてどのような調査が行なわれ、どのような対処が行なわれたのか(あるいは行なわれなかったのか)というような結果は、私たちの「プライバシーを保護するための職務規定」に基づき、一切お知らせできません。
- 対処はすぐに行なわれるとは限りません。
GMはあなたの報告が適切であれば、それに基づき調査をはじめますがあなたが記入していただいた内容だけを理由に判断するわけではありません。GMはその場の状況や、(発言を根拠とするようなハラスメントの場合は)ハラスメントオプションで送信された発言記録、そのプレイヤーが違反行為をしたことを確認する必要があります。時にはGMによる対処が直ちに行なわれる場合もありますが、日数がかかることもあります。調査にかかる時間を予測することは困難です。しかし、あなたはハラスメントとして報告するほど耐えられない状況にあるのでしょうから、あなたは適切な報告を終えたならばその場を離れるなどの自己防衛をするようにしてください。
- 嫌がらせ目的でつきまとってくる人がいます。
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誰かがあなたについてきたとしても、必ずしもそれが嫌がらせとは言えません。しかし、嫌がらせのために特定のあなただけを狙っているならば、物理的なハラスメントと判断される場合もあります。
重要なことですが、「あなたを狙ってつきまとう」と、「あなたがプレイしたい場所と、相手がプレイしたい場所が同じである」は違うことに注意してください。
例えば、あなたが狩りたいモンスターがいる場所で狩っていたところ、他のプレイヤーが現れてあなたが戦闘中のモンスターを攻撃して倒してしまったり、相手がどんどんモンスターを先に倒してしまってあなたはなかなかモンスターを倒せなくなったとします。
この状況はハラスメントではない可能性の方が高いでしょう。
モンスターの横取りや他のプレイヤーに順番を譲らないことは違反行為ではありませんし、競合している他のプレイヤーより早くあるいは多く、対象モンスターを狩りたいのが理由で相手はあなたと同じ場所にいる可能性が高いからです。
この場合、モンスターを取り合う競争ではなく、あなただけに対するつきまといという物理的ハラスメントが成立する可能性があるのは「相手が追跡できない手段で他の場所に移動したのに、相手はあなたを追ってその移動先にまで移動してきてつきまといを続ける」場合です。
まず最初に、あなたは相手に「簡単に追跡できない方法で」その場とは全く違う遠い場所に移動する必要があります。歩いて数画面移動するとか、ゲートトラベルで移動するとか、「○×に行こう」などと行き先をつぶやいてから魔法で移動するなどという方法は「相手が簡単についてくることができる方法」になるので、ハラスメントを避けるための努力とはみなされません。
相手が追跡できないように、リコールやセイクレッドジャーニーなどで移動してください。 それらの呪文を唱えられない場合は、チャージしたルーンブックを持っていると便利です。スキルがなくても、チャージで移動できます。
また、公共のムーンゲートで移動するなら、相手に行き先を言わなければ相手は数ある行き先のうちどれなのか判りません。そして、移動したときには自動的に姿が隠れることを利用して、すぐには姿を出さないようにしましょう。もし相手があなたを探してムーンゲートの行き先を一つずつチェックしたとしても、やりすごすことができる可能性が高くなります。公共のムーンゲートで移動し、移動先のムーンゲート近くで姿をだしている場合は、相手が簡単に追跡できる状況をあなたが作っていることになるので、ハラスメントを避けるための努力とはみなされません。
「簡単に追跡できない方法で」遠くに移動し、移動先には相手がやってこず、元の場所に戻ったら再び相手が自分のすぐそばに来るような状況もハラスメントとは言えません。相手はあなたにつきまとっているのではなく、その場所に居たいのでそこに居たのでしょう。
正しく「簡単に追跡できない方法で」全く異なる「遠い場所」に移動したにも関わらず、それでも相手がその「遠い場所」を探し出してあなたにつきまとうなら、次に相手に「丁寧に」どうしてついてくるのかを尋ね、つきまといをやめてほしいことをお願いしてください。乱暴に、あるいは高圧的な態度で頼んだ場合、反発して逆効果になる可能性が高くなりますし、あなたが状況を煽り立てていると判断されてハラスメントとはみなされない可能性もでてきます。
この話し合いの努力をあなたが全くしていない場合は、あなた自身がその出来事の解決を望んでいないということを示していることになり、その場合は物理的ハラスメントとはなりません。
話し合いの努力を行なっても相手がついてくる場合は、元の場所でもその場所でもないさらなる別の「遠い場所」に相手に移動先を知られない手段で移動してください。それでもその場所に相手が現れてあなたに付きまとうならば、物理的ハラスメントとなる可能性があります。ヘルプメニューの「他プレイヤーからのハラスメント」から「ゲームシステムを悪用したハラスメントを受けた場合」の項目を選び、苦情対象を指定してご報告ください。記載内容には具体的にどのような被害を受けているのかを簡単かつ明瞭にご記入ください。
ただし、あなたがハラスメントであると感じたからといって、必ずしもウルティマ オンラインにおけるハラスメント行為と認定されるとは限りません。ハラスメントとみなされたか、そうでないかがあなたに通知されることもありません。ヘルプリクエストを送信したあとも、引き続き相手から離れる努力を行なうようにしてください。本当に物理的ハラスメントの被害を受けている状況であるならば、あなたの望みは「自分のプレイしたい場所にあのプレイヤーが来ないようにしてほしい」ではなく、「あのプレイヤーが自分がどの場所にいってもついてくる状況を解決したい」であるはずです。
- あるプレイヤーについていかないようにとGMから指示されました。どうしてですか?
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ウルティマ オンラインにおいて、誰かのあとについていく行為が直ちにハラスメントになるわけではありません。相手が望んでいない場合は絶対についていってはいけないというものでもありません。
たとえば、PKにとっては「倒せそうなプレイヤー」がいれば追いかけていくことが当然ですし、シギルを持っているプレイヤーが「ついてこないでください」と言ったら立ち去らなければいけないなどということもありません。
Stealing [窃盗]スキルでアイテムを盗まれたプレイヤーがアイテムを取り戻そうと盗んだ相手を探し回るのも自然なことです。特に理由がなくても町で見かけたプレイヤーが気になってついていくこともできます。
そういった様々な「妥当な理由」があることは私達も承知しています。もし、GMからある特定のキャラクターについてこれ以上執拗に追跡しないように、という依頼あるいは指示があった場合は、たとえ上記のような妥当な理由があったとしても、以後そのキャラクターの後を追いかけるようなことはしないでください。GMがそのようなお願いをする場合は、「客観的にみて、たとえ妥当な理由があったとしても、これ以上の追跡は度を越えていると判断された場合」です。
もしGMからそのような指示がでた場合は、あなたにとってどれだけ正当と信じる理由があったとしても、ただちにその判断に従ってください。GMの判断は不当だと信じる場合もヘルプリクエストで反論しようとしないでください。それで結果が変わることはありません。判断に不満がある場合でも必ずGMの指示に従い、GMがスタッフとして正当な判断を下さなかったと思う場合は、GMフィードバックフォームからご報告ください。