VerticalResizeImage

垂直リサイズイメージ (VerticalResizeImage) 要素を使えば、あらゆる高さのウィンドウに適合する画像を自動的に作成することができます。

Summary
VerticalResizeImage垂直リサイズイメージ (VerticalResizeImage) 要素を使えば、あらゆる高さのウィンドウに適合する画像を自動的に作成することができます。
実装の詳細垂直リサイズイメージは、画像の異なる部分を指定するために、一組のテクスチャ座標を必要とします。
XML定義
XMLタグ
任意属性
textureタイル画像を作成するのに使用するテクスチャの名前。
textureScaleテクスチャの縮尺。
reverseFillこの属性を設定すると、画像は上から下へではなく、下から上へと並べられます。
必須要素
Sizesタイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ内サイズを設定します。
TexCoordsタイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ座標を指定します。
TexSlicesタイル可能な画像の各コンポーネント用のスライスIDを設定します。
関数垂直リサイズイメージはXMLで全て定義される必要があります。ランタイム機能は持ちません。

実装の詳細

垂直リサイズイメージは、画像の異なる部分を指定するために、一組のテクスチャ座標を必要とします。

これらは SizesTexCoords 要素によって定義されます。正しい値を決める方法の例については以下の図を参照してください。左側のテクスチャは 垂直リサイズイメージ>を作成するのに必要なものが書かれています。右側は VerticalScrollbar でそれを使用した状態です。

XML定義

Summary
XMLタグ
任意属性
textureタイル画像を作成するのに使用するテクスチャの名前。
textureScaleテクスチャの縮尺。
reverseFillこの属性を設定すると、画像は上から下へではなく、下から上へと並べられます。
必須要素
Sizesタイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ内サイズを設定します。
TexCoordsタイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ座標を指定します。
TexSlicesタイル可能な画像の各コンポーネント用のスライスIDを設定します。

XMLタグ

<VerticalResizeImage>
....
</VerticalResizeImage>

代替グループ

任意属性

texture

タイル画像を作成するのに使用するテクスチャの名前。

データ型

string有効なUI texture の名前。

デフォルト値

  • ””

textureScale

テクスチャの縮尺。

この値は、テクスチャの元画像のサイズに乗算されます。

データ型

float_t(1.0 = 100%)

デフォルト値

  • 1.0

reverseFill

この属性を設定すると、画像は上から下へではなく、下から上へと並べられます。

データ型

boolean

true下から上へ並べる。
false上から下へ並べる。

デフォルト値

  • false

必須要素

Sizes

タイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ内サイズを設定します。

構文

<Sizes top="20" middle="44" bottom="20" />
top画像上端のピクセル幅。この部分はリサイズされません。
middle画像中央のタイル可能な部分のピクセル幅。
bottom画像下端のピクセル幅。この部分はリサイズされません。

デフォルト値

top0
middle0
bottom0

メモ

  • ピクセルの横幅はウインドウの Size 要素から取得されます。垂直リサイズイメージの全インスタンスは画像のサイズと等しい横幅の値を用いるはずです。高さが変更された場合、画像は垂直方向に収縮や敷き詰めを行うことはありません。そうする必要がある場合には、 FullResizeImage 定義の方を使用してください。
  • top及びbottom値は、画像に静的な端を持たせたくないならば0でもかまいません。

TexCoords

タイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ座標を指定します。

構文

<TexCoords>
  <Top x="715" y="380" />
  <Middle x="715" y="409" />
  <Bottom x="715" y="453" />
</TexCoords>
Top画像の左上角(非タイル)。
Middle画像のタイル可な中央部の座標。
Bottom画像の左下角(非タイル)。

デフォルト値

全ての座標で、

x0
y0

メモ

  • Middleの座標は必須です。画像に境界線を含めたくない場合はTop/Bottomは任意です。

TexSlices

タイル可能な画像の各コンポーネント用のスライスIDを設定します。

構文

<TexSlices>
  <Top id="TopSlice" />
  <Middle id="MiddleSlice" />
  <Bottom id="BottomSlice" />
</TexSlices>
Top画像の左上角(非タイル)。
Middle画像のタイル可な中央部の座標。
Bottom画像の左下角(非タイル)。

デフォルト値

全てのスライスで、

id””

関数

垂直リサイズイメージはXMLで全て定義される必要があります。ランタイム機能は持ちません。

タイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ内サイズを設定します。
タイル可能な画像の各コンポーネント用のテクスチャ座標を指定します。
垂直スクロールバー (VerticalScrollbar) は、Windowsスタイルのスクロールバーを提供します。このウィンドウ要素は、自動的に他のいくつかのウィンドウコンポーネントを組み合わせたものです。
ウィンドウ (Window) 要素はウィンドウを作成する際に使用する基本的な要素です。他のウィンドウ要素もこの要素の内容を継承しており、全ての属性、要素、データメンバー、関数をサポートしています。
タイル画像を作成するのに使用するテクスチャの名前。
この要素はウィンドウの最初のサイズを定義します。
フルリサイズイメージ (FullResizeImage) 要素を使うことで、背景やフレームを作る際のタイル画像を自動的に作ることができます。
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