ColorPicker

カラーピッカー (ColorPicker) は、単独のUI要素に多くの色を追加できるようにする特化されたUI要素です。

Summary
ColorPickerカラーピッカー (ColorPicker) は、単独のUI要素に多くの色を追加できるようにする特化されたUI要素です。
XML定義
XMLタグ
属性
texture表示するテクスチャの名前。
columnsPerRow一列あたりの色数。
要素
ColorTexCoordsカラーピッカー上のテクスチャの基準座標を設定します。
ColorTexDims色を適用するテクスチャのサイズを明確に指定します。
ColorSize各色の縦幅と横幅を設定します。
ColorSpacing各色間の間隔の広さを設定します。
ウィンドウ コールバック
コールバック
OnPointMouseOverユーザーがカラーポイントにマウスカーソルを重ねた時に呼び出されます。
関数
関数
ColorPickerGetCoordinatesForColor()カラーピッカー上でクリックされた色に基づいて、そのカラー矩形の左上角のX及びY座標を返します。
ColorPickerGetColorAtPoint()カラーピッカー上でクリックされた座標に基づいて、色情報を返します。
ColorPickerGetColorById()カラーピッカー上でクリックされた色IDに基づいて、色情報を返します。
ColorPickerCreateWithColorTable()カラーピッカーにカラーテーブルを作成します。
ColorPickerAddColor()カラーピッカーに色を追加します。
ColorPickerAddColorAtPosition()位置を指定してカラーピッカーに色を追加します。
ColorPickerClear()カラーピッカーから全ての色を消去します。
ColorPickerGetColorSpacing()与えられたカラーピッカーの間隔の広さを返します。
ColorPickerGetTexDims()与えられたカラーピッカーのテクスチャサイズを返します。
ColorPickerGetColorSize()与えられたカラーピッカーのカラーサイズを返します。

XML定義

Summary
XMLタグ
属性
texture表示するテクスチャの名前。
columnsPerRow一列あたりの色数。
要素
ColorTexCoordsカラーピッカー上のテクスチャの基準座標を設定します。
ColorTexDims色を適用するテクスチャのサイズを明確に指定します。
ColorSize各色の縦幅と横幅を設定します。
ColorSpacing各色間の間隔の広さを設定します。

XMLタグ

<ColorPicker>
....
</ColorPicker>

代替グループ

属性

texture

表示するテクスチャの名前。

データ型

string有効なUI Texture の名前。

デフォルト値

  • ””

columnsPerRow

一列あたりの色数。

データ型

integer

デフォルト値

  • 1

要素

ColorTexCoords

カラーピッカー上のテクスチャの基準座標を設定します。

構文

<ColorTexCoords x="100" y="200" />
xテクスチャ左上のX座標。
yテクスチャ左上のY座標。

デフォルト値

x0
y0

ColorTexDims

色を適用するテクスチャのサイズを明確に指定します。

構文

<ColorTexDims x="100" y="100" />
xテクスチャのX方向ピクセルサイズ。
yテクスチャのY方向ピクセルサイズ。

デフォルト値

x0
y0

ColorSize

各色の縦幅と横幅を設定します。

構文

<ColorSize x="100" y="100" />
xX方向ピクセルサイズ。
yY方向ピクセルサイズ。

デフォルト値

x1
y1

ColorSpacing

各色間の間隔の広さを設定します。

構文

<TexDims x="100" y="100" />
xX方向ピクセル間隔。
yY方向ピクセル間隔。

デフォルト値

x0
y0

ウィンドウ コールバック

Summary
コールバック
OnPointMouseOverユーザーがカラーポイントにマウスカーソルを重ねた時に呼び出されます。

コールバック

OnPointMouseOver

ユーザーがカラーポイントにマウスカーソルを重ねた時に呼び出されます。

構文

SomeMapWindow.OnPointMouseOver(r, g, b, id)

関数

Summary
関数
ColorPickerGetCoordinatesForColor()カラーピッカー上でクリックされた色に基づいて、そのカラー矩形の左上角のX及びY座標を返します。
ColorPickerGetColorAtPoint()カラーピッカー上でクリックされた座標に基づいて、色情報を返します。
ColorPickerGetColorById()カラーピッカー上でクリックされた色IDに基づいて、色情報を返します。
ColorPickerCreateWithColorTable()カラーピッカーにカラーテーブルを作成します。
ColorPickerAddColor()カラーピッカーに色を追加します。
ColorPickerAddColorAtPosition()位置を指定してカラーピッカーに色を追加します。
ColorPickerClear()カラーピッカーから全ての色を消去します。
ColorPickerGetColorSpacing()与えられたカラーピッカーの間隔の広さを返します。
ColorPickerGetTexDims()与えられたカラーピッカーのテクスチャサイズを返します。
ColorPickerGetColorSize()与えられたカラーピッカーのカラーサイズを返します。

関数

ColorPickerGetCoordinatesForColor()

カラーピッカー上でクリックされた色に基づいて、そのカラー矩形の左上角のX及びY座標を返します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。
r(integer) 赤色の値。
g(integer) 緑色の値。
b(integer) 青色の値。

戻り値

left, top(integer) カラーピッカーウインドウ上のカラー矩形の左上角のX及びY座標。

local left, top = ColorPickerGetCoordinatesForColor( "myColorPicker", r, g, b )

ColorPickerGetColorAtPoint()

カラーピッカー上でクリックされた座標に基づいて、色情報を返します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。
x(integer) マウスクリックのX座標。
y(integer) マウスクリックのY座標。

戻り値

color(table) 赤色の値、緑色の値、青色の値、ID、色の左上角のX, Y座標。色が選択されていない場合は nil を戻します。

local color = ColorPickerGetColorAtPoint( "myColorPicker", x, y )

ColorPickerGetColorById()

カラーピッカー上でクリックされた色IDに基づいて、色情報を返します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。
Id(integer) ユーザー指定の色ID。

戻り値

r(integer) 赤色の値。
g(integer) 緑色の値。
b(integer) 青色の値。
id(integer) 色ID。
x(integer) 色のX座標。
y(integer) 色のY座標。

注意: 色が見つからない場合は nil を戻します。

local color = ColorPickerGetColorById( "myColorPicker", colorId )

ColorPickerCreateWithColorTable()

カラーピッカーにカラーテーブルを作成します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。
Colors(table) 赤値、緑値、青値およびIDの情報を格納したテーブル。IDはユーザー定義であり、カラーピッカーにとって実質的意味は持ちませんが、RGB値と比較せずにLua内で色を追えるので便利な方法です。各カラーテーブルには、追加で色の左上角のX, Y座標を含めることもできます。色が並ぶ順番はテーブルの順番に依存します。例: Colors = { {r=143, g=57, b=54, id=5 }, {r=50, g=10, b=113, id=17, x=100, y=200}, ...  }
Stride(integer) 一行あたりの色の列数。
OffsetX(integer) X軸上の各色間のピクセル量。
OffsetY(integer) Y軸上の各色間のピクセル量。

戻り値

nil戻り値無し。

ColorPickerCreateWithColorTable( "myColorPicker", Colors, 4, 5, 5 )

ColorPickerAddColor()

カラーピッカーに色を追加します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。
r(integer) 赤色の値 (0 から 255)。
g(integer) 緑色の値 (0 から 255)。
b(integer) 青色の値 (0 から 255)。
id(integer) 色から特定できるユーザ定義のID。固有の値である必要はありません。

戻り値

nil戻り値無し。

ColorPickerAddColor( "myColorPicker", 115, 40, 213, 1 )

ColorPickerAddColorAtPosition()

位置を指定してカラーピッカーに色を追加します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。
r(integer) 赤色の値 (0 から 255)。
g(integer) 緑色の値 (0 から 255)。
b(integer) 青色の値 (0 から 255)。
id(integer) 色から特定できるユーザ定義のID。固有の値である必要はありません。
x(integer) その色が位置する左上角の座標 (X)。
y(integer) その色が位置する左上角の座標 (Y)。

戻り値

nil戻り値無し。

ColorPickerAddColorAtPosition( "myColorPicker", 115, 40, 213, 1, 0, 0 )

ColorPickerClear()

カラーピッカーから全ての色を消去します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。

戻り値

nil戻り値無し。

ColorPickerClear( "myColorPicker" )

ColorPickerGetColorSpacing()

与えられたカラーピッカーの間隔の広さを返します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。

戻り値

x(integer) カラーピッカー内の単体カラーのX間隔。
y(integer) カラーピッカー内の単体カラーのY間隔。

local x, y = ColorPickerGetColorSpacing( "myColorPicker" )

ColorPickerGetTexDims()

与えられたカラーピッカーのテクスチャサイズを返します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。

戻り値

width(integer) カラーピッカー内の単体カラーのテクスチャの横幅。
height(integer) カラーピッカー内の単体カラーのテクスチャの縦幅。

local width, height = ColorPickerGetTexDims( "myColorPicker" )

ColorPickerGetColorSize()

与えられたカラーピッカーのカラーサイズを返します。

パラメータ

ColorPickerWindowName(string) カラーピッカーの名前。

戻り値

width(integer) カラーピッカー中の単体色の横幅。
height(integer) カラーピッカー中の単体色の縦幅。

local width, height = ColorPickerGetColorSize( "myColorPicker" )
ウィンドウ (Window) 要素はウィンドウを作成する際に使用する基本的な要素です。他のウィンドウ要素もこの要素の内容を継承しており、全ての属性、要素、データメンバー、関数をサポートしています。
単体のアートテクスチャコンポーネントを定義します。
Close