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イルシェナー伝:パート II
- [ワールドニュース] 投稿日:03.20
残された人々は徐々に復興を遂げると、その集団の中から指導者が現れた。強く確信して言えることだが、イルシェン(Ilshen)は人々をまとめ上げ、秩序を復活させた。イルシェンは僅か22歳の若さにして、文明の再構築に乗り出したのだ。
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イルシェナー伝:パート I
- [ワールドニュース] 投稿日:03.20
モンデイン(Mondain)は1000年に渡って不死の珠玉(Gem of Immortality)を支配し、ソーサリア(Sosaria)を思いのままに操ってきた。この支配は、遙か彼方よりやってきた見知らぬ男によってモンデインが打ち倒され、不死の珠玉が粉々にうち砕かれたことで幕を閉じた。これはこの世界に住む我々にとっては暗黒期が終結した最初の時代であったのだが、イルシェナー(Ilshenar)では事は終わっていなかった...。その話を進める前に、まずは我々が知る限りのシャード(shard)とファセット(facet)について話しておかねばならないだろう。
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ギルフォーン
- [ワールドニュース] 投稿日:03.19
ギルフォーン(Gilforn)はツキに見放された我が身に混乱しつつ、粘着質のカビ臭さを匂わす古書に囲まれて座り込んでいた。いたずらにマンドレークの根を振り回すと立ち上がり、たった今ファセット(facet)ゲートが開かれていた空間を見据えた。仄かな紫色の輝きの中にフェルッカが見えたとき、彼はついに成功したものと勘違いをしていた。砂時計を逆さまにすると、計測通りにそれは閉じ、その場には何も残らなかったのだ。ため息と共に徳への冒涜を口から漏らすと、再び彼は手順の確認に没頭した。固定のファセットゲートを生み出すことができなければ、それまでの努力はすべて泡と消えてしまうのだ。
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戦火に残された希望 - III
- [ワールドニュース] 投稿日:02.11
デュプレがニスタルの部屋の扉を叩いた。しばらくすると、まだやつれを隠せないニスタルが姿を現して彼とジョフリーを部屋に招きいれた。
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戦火に残された希望 - II
- [ワールドニュース] 投稿日:02.10
強い風が吹き上げると、ニスタルがゲートから姿を現した。砂埃が収まり、フェルッカの傷つき変わり果てた大地を目にした老人の胸は空しさに包まれていた。彼はバッグの中をまさぐると一冊のルーンブックを取り出した。
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戦火に残された希望 - I
- [ワールドニュース] 投稿日:02.09
ニスタル(Nystul)は研究室の椅子に腰掛け、永遠とも思える時を経たかのような古い革表紙に飾られた大きな本に顔をうずめていた。老魔道士は静かに息を吸い込みながら顔を上げると、傷を付けまいとゆっくりと古書を閉じた。古書にはかつて強力な神秘の力が秘められていたのだろうか、やんわりと青白い光を放っている。
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新年に向け特設神殿を建設中?
- [ローカルニュース] 投稿日:12.30
「オレは夏からブリテインで働いているけど、作業場にこんな可愛い子がやってきたのは初めてだよ!いやね、先週もどでかい会場を作らされて、でもって今週だろ?ちょっと嫌気がさしていたんだけど、来てみて驚いたさ!
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呪われた遺跡
- [ワールドニュース] 投稿日:10.19
原生林との格闘、そしてと地下に眠る恐怖へと続くDelucia東方への旅が始まり、すでに数日間が過ぎていた。人生には時として忘れられぬ場面が訪れるが、恐らく私はこの悪夢の体験を永遠に忘れることはできない。
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月夜の企み
- [ローカルニュース] 投稿日:10.15
ブリテイン西の平野にブリテイン市長が佇んでいた。そこには雨で一時的な池ができあがっており、見るとそこには雨上がりの空から二つの月が美しく映りこんでいた。
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それぞれの野望 - II
- [ワールドニュース] 投稿日:08.23
ドリッド(Drid)はトーチを消して木陰に身を潜めた。葉の隙間から相棒を見ると、ゲルトン(Gelton)は木立から発する殺気にいつでも応じられるよう、じっと石のように動かず気配をうかがっていた。速度のある足音が次第に大きくなると、ゲルトンは身をかがめて剣をかざした。
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