テイマーフォーラムからのフィードバックにより、調教したペットを従わせるのに使用する Taming[調教] スキルと Animal Lore [動物学] スキルの割合を直線的に
50% : 50% にした場合、120の動物学スキルと低い調教スキルで、より強力なペットを使役できてしまうことが分かりました。これは私たちが意図したものでは全くありません。
そこで、全体の計算式を幾分ひねったものにしてみました。
計算式:
1.
調教ボーナス = 難易度Modifier * (調教スキル - ペット難易度)
2.
動物学ボーナス = 難易度Modifier * (
調教 動物学スキル - ペット難易度)
【8/6修正】
3.
スキルボーナス = (調教ボーナス + 動物学ボーナス) / 2
命令成功率:
最終命令成功率(%) = 70 + スキルボーナス
現在、上記の難易度Modifierはペットオーナーのスキルとペットの難易度の差に依存します。以前のようにスキルを平均してその平均に対してModifierを適用する代わりに、難易度Modifierは各スキルに対して独立して適用され、その結果が平均されます。これは動物学スキルよりも調教スキルにより重要性を与えると同時に、高レベルのペットをコントロールするためには両方のスキルへの十分な投資を必要とします。Modifierが選ばれる方法は次の通りです。
難易度Modifier:
(調教/動物学スキル - ペット難易度) がプラス(0以上)の場合 ⇒
6
= 調教/動物学スキルがペット難易度よりも高い場合
(調教スキル - ペット難易度) がマイナスの場合 ⇒
28
= 調教スキルがペットの難易度よりも低い場合
(動物学スキル - ペット難易度) がマイナスの場合 ⇒
14
= 動物学スキルがペットの難易度よりも低い場合
調教スキルが93、動物学スキルが100のプレイヤーが難易度93.9のDragonをコントロールしようとするケースを例に挙げてみたいと思います。
Step 1: それぞれのスキルのスキルとペットの難易度の差を調べます。
調教スキル - ペット難易度 = 93 - 93.9 = -0.9
動物学スキル - ペット難易度 = 100 - 93.9 = 6.1
Step 2: 両方のスキルのmodifierを調べます。
- 調教スキルとペット難易度の差はマイナスなので、調教modifierは 28 です (もしプラスだったら6になります)
- 動物学スキルとペット難易度の差はプラスなので、動物学modifierは 6 です (もしマイナスだったら14になります)
Step 3: Step 1とStep 2で出した値を元に、各スキルのボーナス値を調べます。
調教ボーナス = 28 * -0.9 = -25.2
動物学ボーナス = 6 * 6.1 = 36.6
Step 4: 二つのボーナスを平均化します。
スキルボーナス = (-25.2 + 36.6) / 2 = 5.7
Step 5: 命令成功率を調べます。
これはもちろん、Dragonの忠誠度が最大であると仮定してのものです。しかしながら忠誠度によるペナルティについては変更しませんでしたので、それがどのように働くかについてはここでは詳しく述べません。
この変更は、ペットを命令に従わせるためにはペットの難易度に非常に近い調教スキルと動物学スキルの両方を持っている必要があるということを要求するものです。しかしながら、調教スキルよりも動物学スキルの方が多少低くても余裕があります。同様に、ペットの難易度より高いスキルを持っている場合のボーナスは、以前とほとんど変わりありません。しかし繰り返しになりますが、一つのスキルや他のものであまり多くのものを補うことはできません。
- Wilki (デザイナー)