メグ：「こんにちは、メグ･ハマーです！」
アトランコ：「皆さんお元気かしら、アトランコよ」
メグ：「アトランコ先生、すんごいのが来ちゃいましたよ。すんごいのが」
アトランコ：「なによ、いきなり“すんごいの”って。しかも2回も。あーた普段そんな言い方しないじゃない」
メグ：「そんなことないですよ。それより、なにがすんごいのか気になりません？　ふっふっふ」
アトランコ：「アタシはメグちゃんのその口調の方が気になるわ。ちょっと今日キャラ違ってるわよ」
メグ：「私のことはいいんですって。まずはこの送られてきたスクリーンショットを見てください。ぜったい驚きますよ！」
アトランコ：「はいはい。それじゃあ、見せてちょうだい」
メグ：「はい！　それでは、Asukaシャードトランメル（0o 58'S, 26o 30'E）に展示されているオブジェクト『天に吠える竜』の紹介です。stelthさん、ありがとうございます！」


毎度ありがとうございます。前作『戦乙女』から3ヶ月、次なる作品が完成しました！
その名も『天に吠える竜』です。前から一度は作ってみたいと思ってた「でかいドラゴン」をついに実現させることが出来ました。
人智を超えた筋肉質な体と生半可な攻撃では傷すらつける事が出来ないような硬い鱗をイメージしてみました。雰囲気出ていますでしょうか？
現地ではレシピ本も売りに出してます。自宅に飾りたいと言う方は是非ともチャレンジしてみてください！　（stelth）

メグ：「アトランコ先生、どうですか！？」 *ドキドキ*
アトランコ：「たいしたことないわね」
メグ：「え？　ちょ、えーーーー！　もっとちゃんと見てくださいよ！　ほらほら」
アトランコ：「ちょっと！　そんなに近づけたら、逆に見にくいじゃない」
メグ：「だって、こんなすんごい作品なのに、アトランコ先生の反応が薄いから……」
アトランコ：「ウフフ、冗談よ。メグちゃんが興奮してるもんだから、ちょっとからかってみたの」
メグ：「もぉ、びっくりさせないでくださいよ。で、どうなんです？」
アトランコ：「前回の『戦乙女』もよかったけど、これまたダイナミックなのを作ったわね。迫力あるわ」
メグ：「ですよねっ。しかもしかも、今回はなんとレシピ本も販売されているんですよ。自分の家にこの大迫力のドラゴンを飾れるんです！　きゃー！　すてきー！」
アトランコ：「メグちゃん、今日ほんとキャラ違ってるわよ。なやみがあるなら相談してみなさい。逃げちゃダメよ！」
メグ：「に、逃げるって、ほんと大丈夫ですから。ちょっと『天に吠える竜』を見て興奮してるだけです」
アトランコ：「それならいいんだけど。なにかあったらいつでもアタシは相談にのるわよ」
メグ：「ありがとうございますっ。それで、アトランコ先生もレシピ本ほしくないですか？」
アトランコ：「『天に吠える竜』の？」
メグ：「はい」
アトランコ：「アタシはいらないわ」
メグ：「どうして！？　こんな立派なオブジェクトがあったら、お友達を家に呼んだときなんかに喜んでもらえますよ」
アトランコ：「だって作るのが面倒じゃない」
メグ：「じゃあ、私がアトランコ先生の分を作りましょうか？　けっこうオブジェクト作りは好きだし」
アトランコ：「メグちゃんにお願いすると、ドラゴンを超えるなにかが出来上がりそうだから遠慮しておくわ」
メグ：「そうですかぁ、ちょっとアレンジを加えて作ってみたいなって思ってんですけどね」
アトランコ：「そういうのは自分の家でやってちょうだい」
メグ：「はーい」
アトランコ：「ところで、そろそろマークが戻ってくるから、その前に終わりにしちゃいましょ」
メグ：「え、どうしてですか？」
アトランコ：「このスクリーンショットをマークが見たら……わかるでしょ？」
メグ：「なるほど……」


マーク：「漢（オトコ）の中の漢！　マーク･エヴァンス、ただいま戻りました！」
アトランコ：「あら、マーク早かったじゃない。メグちゃん、早く終わらせちゃって」
メグ：「は、はい！　それでは今週はメグ･ハマーと！」
アトランコ：「アトランコでお送りしました、ウフフフフフ！　さ、メグちゃん、今のうちに帰るわよ！」
マーク：「うおおおおおおおお！！　なんですかこの気合の入ったオブジェクトは！？　ワタクシにピッタリではないですか！！」
アトランコ：「まずいわ、マークがドラゴンについて語りだす前に行きましょう。付き合ったら朝までコースよ」
メグ：「はい！　ブリ☆ウオ！」

*ササササッ*


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