日頃は『ウルティマ オンライン』をご愛顧いただきましてありがとうございます。
UO日本運営チームからのお知らせです。
今月もフィードバックフォームよりお送りいただいたご意見の中から、私たちUO日本運営チームが回答差しあげられるものに関して次の通りお知らせいたします。
◆日本シャードサポートチームより次のご質問について回答いたします。
Q.
ベンダーに盾を装備させると消えることがあるのですが、どういう条件で消滅するのですか?
A.
現在確認作業を行っている問題として、ベンダーもしくはレンタルベンダーの左手に盾やランタンを装備させたあと、「宝珠の守人」以降に導入された両手武器の一部を右手に持たせようとすると、通常は装備できないはずなのに装備されてしまうという事柄があります。そうした場合、ベンダーをカスタマイズしたりアイテムを補充したりしてもすぐに問題が生じるわけではありませんが、定期メンテナンスを経過した時点で、最初に左手に持っていたアイテムが消えることがあります。
ゲームマスターはこのようなケースで消えてしまったアイテムを元にお戻しすることができません。上記の問題が確認され修正が入るまで、ベンダーにアイテムを装備させる際は、左手に盾やランタンなどのアイテムを持たせたまま右手に両手武器を装備させた状態にならないよう、ご注意をお願いいたします。
回答者:日本シャードサポートチーム一同
◆イベントチームより次のご質問について回答いたします。
Q.
ライキュームがずいぶんと賑やかなのですが、これはどうしてですか? 何か理由があるのですか?
A.
真実の本が奪われ、ブラックロックの真実が暴かれようとし、エンサイクロペディアを通して真実を語る……どうやら今は八徳の元となっている三大原理の『真実』に焦点が当てられているようです。ウルティマ シリーズには欠かすことのできない、八徳と三大原理。これからのイベントにもどうぞご期待ください!
回答者:Inoia, Towein, Runna(インタレストゲームマスター)
◆マーケティングチームより次のご質問について回答いたします。
Q.
「9周年記念アイテム」の1アイテムコードの販売が遅れた理由を教えていただけますか?
A.
これは単純に1アイテムコードの仕様が日本独自のリクエストであったため、一度ミニパブリッシュを必要としたためです。時折アメリカと日本では独自のプロモーション展開のためにこういったことが起こりますが、アメリカのUOチームは非常に協力的で今回もわずかな遅れが生じたのみでした。
回答者:Sowl (プロダクトマネージャー)
◆コミュニティチームより次のご質問について回答いたします。
今回のコミュニティチームからのコメントでは、アトランタのタウンホールミーティングで明らかにされた「甦りし王国」についての情報を中心にお答えしていきます。
※「甦りし王国」「ステイジアン アビイス」は開発途中のため、こちらでご紹介した内容が正式リリース時までに変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
Q.
「甦りし王国」、「ステイジアン アビイス」はいつ頃のリリースを予定していますか?
A.
「甦りし王国」は春頃、「ステイジアン アビイス」は夏頃のリリースを予定しています。正式な発売日が決まり次第、公式サイト(http://ultimaonline.jp/)でお知らせいたします。
Q.
「甦りし王国」の無料体験版はどのような形で提供される予定でしょうか?
A.
この質問に対しては、プロダクトマネージャーのSowlが回答してくれました:
『製品概要のリリースで少し触れましたが、「甦りし王国」はオンラインでのダウンロードをメインに考えています。主にオンラインゲームに特化したメディアを中心に、誰でも手軽に最新のグラフィックスを試せるような幅広い展開を予定しています。また、オンラインのみならずネットカフェや雑誌を通しても多くの方に遊んでもらえるようなプランを練っています。』
Q.
これまでの2Dクライアントや3Dクライアントでプレイを続けることはできますか?
A.
はい。「甦りし王国」が導入された後も、当分の間は現在のクライアントを使用できる予定です(※具体的な期間についてはまだ決まっていません)。ただし、「ステイジアン アビイス」で追加されるコンテンツは「甦りし王国」のクライアントを通じてのみプレイ可能になります。
Q.
公開されたPCスペック(CPU 1 GHz, メモリ 512MB, グラフィック GeForce 3程度)より低いスペックでは動作しないのでしょうか?
A.
現在公開されている必要PCスペックは、「甦りし王国」を開発するにあたって、各種機能を実装する際の最低動作環境の基準として定められたものです。開発チームはより低いスペックでも動作するよう開発を続けており、最終的にこの条件は変更される可能性があります。
Q.
グラフィックが一新されるという話ですが、ペーパードールのグラフィックも変更されるのでしょうか?
A.
はい、ペーパードールを含めた全てのグラフィックが一新され、これまでのUOの雰囲気を維持しつつ、解像度とビット深度を高めた魅力的な2Dグラフィックへと進化します。以下にこれまでに公開されたスクリーンショットをまとめてみました。
新しいペーパードールのスクリーンショットもお見せしたかったのですが、開発チームによればアトランタのタウンホールミーティングで公開された画像に現在大きな改良が加えられている最中とのことですので、今回はお見せすることができません(※皆さんが懸念されている「あの」ポーズについても議論が行われているようです)。女性キャラクターのペーパードール画像を期待されている方も多いかと思いますが、そちらについても今後の発表にご期待ください。
Q.
現在の3Dクライアントのように、画面のズームイン・ズームアウトはできますか?
A.
可能です。ただし、ズームアウトに関しては対人戦などのバランスにも影響しますので、一定の範囲内に制限されるかもしれません。
Q.
アースエレメンタルが大きくなったという話を聞きました! どれくらい大きいのでしょうか?
A.
「甦りし王国」では全てのクリーチャーのデザインが見直されましたが、その際に最も重視したのはオリジナルデザインを忠実に再現することでした。このアースエレメンタルも、オリジナルのデザインドキュメントを元に、現在の技術を用いて当初のデザインをより忠実に再現しています。
Q.
ラマは!? ラマはどうなりましたか!?
A.
では、この辺で癒される画像を一つ。
Q.
部族マスク! 鹿マスク! 熊マスク! オークマスク! バシネ……。
A.
残念ながら今回は皆さんにお見せできる画像を入手することができませんでした。今後の発表にご期待ください。
ユーザーインターフェース(UI)の変更について:
Q.
「甦りし王国」を導入すると、全てのインターフェースが新しくデザインされたものに切り替わるのでしょうか?
A.
基本的には全て新しいインターフェースに切り替わります。とはいえ、現在のインターフェースを愛している方も沢山おられますので、出来るだけこれまでと同じようなインターフェースもオプションで切り替えられるようにする方向で開発が進められています。また、将来的には(一定の範囲内で)皆さんがデザインしたインターフェースを自由に使用できるような「スキン機能」を追加する案があります。
Q.
ホットキーが追加されるという話ですが、マクロはこれまで通り使用することができるのでしょうか?
A.
はい。スキルや魔法、アイテムを画面下部の専用スペースにドラッグ&ドロップで登録して1キーで使用することができる「ホットキー」に加えて、これまで通り各キーにマクロを設定することができます。その他にも、「ARMOR」「CLOTHING」ボタンが追加され、戦闘用の装備と街・自宅用の衣服を一瞬で切り替えることができるようになる予定です。
Q.
コンテナに収納されたアイテムの表示形式が現在の形式からリスト形式になるという話ですが、本当でしょうか?
A.
コンテナに収納されたアイテムの表示形式は現在のクライアントで採用されているクラシック形式(バックパック形式)に加えて、リスト形式(アイテム画像-アイテム名-数量)、グリッド形式(一つのマス目に一つのアイテムの画像が表示される形式)の3種類から選べるようにする方向で検討しています。
(※リスト形式 / 画面は開発初期のバージョンです)
クラシック形式のアイテム表示形式がこれまでのUOを特徴づけるインターフェースの一つであり、それに伴うバックパックアートなどのUO独自の文化があることは私たちも十分理解しています。しかしながら、アイテム数の増加と、それに伴う整理の困難さ(皆さんも指輪やブレスレットを販売しているベンダーで、一つ一つアイテムプロパティを確認している時に苦痛を感じたことはありませんか?)といった問題を解消するためにはクラシック形式だけではどうしても限界があったため、多くの議論の末、今回のインターフェースの改良に合わせて新しい表示形式が導入されることになりました。
Q.
ダブルクリックや1ボタンで死体の中の全てのアイテムをルートできる機能が追加されるという話がありますが、本当でしょうか?
A.
そうした機能を追加しようという計画が無いわけではありませんが、まだまだ検討が必要な部分が沢山あります。内容が具体的になってきた時に改めてお知らせいたします。
Q.
ゲーム内チャット機能の改善予定はありますか?
A.
勿論です。ジャーナルログの表示方法の変更などと合わせて、チャットシステムをより簡単に利用できるようにする計画があります。ただし、今まで通りキャラクターの頭の上に発言が表示されるシステムは引き続き採用されます。
また、ホットキーなどの1キーマクロをストレスなく利用できるようにするため、Enterキーを押すことで発言モードに切り替わるように変更されます。ただし、キーを押せばそのまま発言欄に入力される現在のシステムにもオプションで切り替えることができるようになる予定です。
その他:
Q.
UO Assistが動作しなくなるという噂がありますが、本当ですか?
A.
これまでにもクライアントパッチが適用された時にUO Assistが動作しなくなったことがあったかと思いますが、基本的にはそれと同じことが起こります。つまり、(UO Assistを開発している)Tugsoft側がUO Assistを「甦りし王国」のクライアントに対応させる必要があります。
また、「甦りし王国」では設計段階からUO Assistの持つ機能を出来るだけ取り込む方向で考えられていますので、UO Assistが使用できなくても快適なプレイをお楽しみいただけるようになる予定です。
※ UO Assistは承認を得たサードパーティープログラムです。ただし、弊社はサードパーティープログラムをサポートしておりません。UO Assistに関してのご質問は、直接Tugsoftにご連絡ください。
Q.
「甦りし王国」では対人戦などの戦闘システムに変更はあるのでしょうか?
A.
「甦りし王国」ではグラフィックとユーザーインターフェースの改善が主となるため、大きな変更はありません。戦闘システムの改善やバランス調整は「甦りし王国」後の独立したパブリッシュで扱われる予定です。
Q.
「甦りし王国」に関するフィードバックはどこに送ればよいでしょうか?
A.
「甦りし王国」についてのフィードバックは、フィードバックフォームの「甦りし王国」のカテゴリからお送りください。皆さんからいただいたフィードバックは、私の方から日報の形で毎日開発チームに報告いたします。また、いただいたご質問に関しては、できるだけFAQの形で定期的にお答えしていきたいと考えています。
次回以降のFAQでは、ガーゴイルやステイジアン アビイスのダンジョンについてもお答えしていく予定です! ご期待ください。
回答者:Wasia(コミュニティコーディネイター)
以上お知らせいたします。
フィードバックフォームへ本当に多くのご意見をいただきましてありがとうございます。今後ともフィードバックフォームへの貴重なご意見をお寄せいただけましたら幸いです。
ウルティマ オンライン 日本運営チーム一同 2007年1月
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