日頃は『ウルティマ オンライン(UO)』をご愛顧いただきましてありがとうございます。
UO日本運営チームからのお知らせです。
今月もフィードバックフォームよりお送りいただいたご意見の中から、私たちUO日本運営チームが回答差しあげられるものに関して次の通りお知らせいたします。
◆プロダクションチームより次のご質問について回答いたします。
Q.
1年目の報奨アイテムに新しくレッドソウルストーンが追加された背景を教えてください。
A.
『ウルティマ オンライン 武刀の天地』発売時にパッケージ特典アイテムとして導入されたソウルストーンは、UOのプレイスタイル自体をも変える、強力なアイテムとなりえることが予測されていました。そのためパッケージ特典とは別に、ベテラン報奨アイテムに加えてはどうかというアイディア自体は当初から存在するものでした。
その後、機能を制限されたソウルストーンフラグメントも導入され、一部のプレイヤーの間では、スキル管理の新たな方法としてこれらのアイテムが定着するにしたがい、既存・新規プレイヤー両者の間からソウルストーンの再入手を希望する声も次第に増して行くこととなりました。
日本UOチームは、米国チームとともに、このパワフルなアイテムのUOコミュニティに対する影響を早い段階から考慮し、一時的なパッケージ特典アイテムであることによる「不公平さ」を払拭する方法はないかどうか議論を重ねてきました。そこで議論されたのは、
1) ソウルストーンの利用を考えたとき、プレイヤーキャラクターのスキルが成長しきる6か月から1年程度のプレイヤーによる利用が最も効果的であろうこと。
2) すべてのプレイヤーにこのアイテムを入手する機会を提供すること。
3) アイテム取引の材料としてではなく、ソウルストーン導入当初のように個々のプレイヤーによるソウルストーンの機能利用を目的とすること。
4) パワフルなアイテムであるがゆえに何らかの形で数量制限を持たせること。
5) 技術的かつスケジュールの観点から既存のシステムを有効活用した提供方法を取ること。
などでした。そうした議論の中から、再びベテラン報奨アイテムに加えるという当初のアイディアが見直され、今回の6-9年ベテラン報奨アイテムの導入と同時に、1年目の報奨アイテムとしてレッドソウルストーンを追加導入することが最善の形であろうという結論となり、今回、これが実装されることになりました。
回答者:プロダクションチーム一同
◆イベントチームより次のご質問について回答いたします。
Q.
オフィディアンたちが落とす戦闘食にマフィンの形をしたものがあるようですが、フィニガン市長は健在ですか?
A.
相変わらず元気ですよ。運動不足と食べすぎで少し体重が増えた様子ですが、とりあえず健康です。しかし、このところ市長としての仕事にあまり熱心ではないようですね……。*ため息* 「生きてるの?」と皆さんが心配なさるのも当然でしょう。いまやすっかり存在感が薄くなってしまったフィニガン市長に対して、ブリテイン市民の間から「やる気がないなら職を辞すべし!」との厳しい声も上がっています。そう遠くない将来、フィニガン市長は自身の職と名誉を掛けた戦いを強いられるかもしれません。
回答者:Towein(インタレストゲームマスター)
◆ウェブチームより次のご質問について回答いたします。
Q.
パッチメッセージ画面が変更された理由を教えてください。
A.
パッチメッセージ画面のデザイン変更の根本には、プレイヤーの皆さんとっての利便性の追求が主な目的になっています。今年の2月に公式サイトのリニューアルと同時に以前のデザインから一新され、この8月に再びデザインの調整を行った背景には皆さんからのニーズに応えようという動きがありました。
ゲームをはじめたばかりの方やベテランの方、イベント好きの方やゲームのアップデートに関心のある方など、UOには幅広いプレイヤー層があります。そのニーズは同様にバラエティに富んだものであるため、すべてを取り入れることは非常に難しいことで、方針を固めることにおよそ2ヶ月ほどを費やしました。
その多様なニーズのなかでも「これがなくては困る」というものを選び、かつ効率的にそれら情報にアクセスできるようにデザインしなおしたものが今回のアップデートになっています。
回答者:Co(ウェブマネージャー)
◆コミュニティチームより次のご質問について回答いたします。
Q.
オフィディアンの侵攻の今後の展開はどうなりますか? まだ侵攻は続くのでしょうか?
A.
パプア、ベスパーからサーペンツホールド、スカラブレイと戦線を拡大させたオフィディアンの軍団も、市民軍の組織的な反撃により徐々に後退しつつあります。一部のシャードでは、フェルッカ側のスカラブレイのムーンゲートを利用したオフィディアンたちによる各地への大規模な侵攻が発生したようですが、市民軍とクラブを手にした謎の集団の協力により駆逐されたと聞いています。
オフィディアンたちの怒りの理由、テラサンキープの黒い炎など解明されていない謎はまだまだありますが、戦いの最大の山場は越え、これからは収束に向けた動きが進んで行きます。とはいえ、オフィディアンたちはまだまだ攻撃を止める気はないでしょう。この戦争が終結するかは皆さんの働きにかかっています。ゆめゆめ油断なされないように。
Q.
新しいアクション・モーションの追加案はどうなっていますか?
A.
この件につきましては、皆さんにお知らせするのが大変遅くなってしまい申し訳ございません。昨年東京六本木にて行われたタウンホールミーティング後に募集した「新しいアクション・モーションの追加案」には200件近くのご意見をいただきました。ありがとうございます。その中でも多くの方からの支持を集めていたのは次の5つのモーションになります。
- 地面に座る
- 地面やベッドに横たわる
- 土下座
- ペットの頭を撫でる
- ジャンプ
これらのモーション案に関しましては、新クライアントへの導入を目指して米国チームと協議を行っております。ご期待ください!
なお、新クライアントでの新しいブリタニアの世界の一部が垣間見れるティーザーサイトの日本語版はこちらになります。ティーザーサイト内には隠された7つのリンクがありますので、まだご覧になっていない方、全てのリンクを見つけ出していない方は、是非そちらも探してみてください。
Q.
フィードバックはどのような形で反映されますか? 米国チームにも届いているのでしょうか?
A.
フィードバックフォームからお送りいただいたご意見やご提案は内容別に分類され、日本チームで対応可能なものについてはそれぞれの担当部署に転送されます。中には迅速な対応が難しいものもありますが、最善の対応が行えるようチーム全体で日々検討しています。
日本チームだけでは対応が難しいものについては、主にコミュニティチームが毎週送っているコミュニティレポートに含める形で米国チームに報告しています。コミュニティレポートでは日本コミュニティの詳しい実情を米国チームに理解してもらうために、その週の日本シャード内での主な出来事(最も話題になった出来事、各種プレイヤーイベントなど)や、いただいたご意見・ご提案を基にした戦闘・生産などの各項目毎の現状の問題点や提案をまとめています。また、重要な問題についてはメールやメッセンジャーを用いて個別に議論されることもあります。
時期的なものに関して言えば、テストセンターに新しいパブリッシュが導入された直後と、新しいパブリッシュが一般シャードに導入された直後のフィードバックは、一般シャード導入直前の修正・変更や次のパブリッシュの計画の際の参考になるため、最も重視されています。
最後になりますが、フィードバックフォームからお送りいただいたご意見やご提案には個別の返答をいたしておりません。そのため、キャラクター個別の問題やゲーム進行上の問題といったサポートが必要な問題につきましては、適切なサポート窓口までお問い合わせくださいますようお願いいたします。
回答者:Wasia(コミュニティコーディネイター)
以上お知らせいたします。
フィードバックフォームへ本当に多くのご意見をいただきましてありがとうございます。今後ともフィードバックフォームへの貴重なご意見をお寄せいただけましたら幸いです。
ウルティマ オンライン 日本運営チーム一同 2006年8月
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