パブリッシュ16による調教のルール変更のうち、とりわけあなたがペットを制御するのに影響するかも知れない変更が2つあります。

一つ目は、キャラクターごとに5つの従者(Followers)の「コントロールスロット」を持っているということです。ペットや傭兵はその強さや能力に応じて、1つ、2つあるいは3つのコントロールスロットを使用します。あなたがコントロールスロットをすでにすべて使用しているが、それら以外のペットを手に入れられるときには、（あなたが制御しているペットのひとつを解除（リリース）するか厩舎に預けるかするまで、もしくはあなたの制御しているペットのひとつを野生化させるまで）あなたはそれらを制御できなくなる可能性があります。現在あなたがいくつの従者「コントロールスロット」を使用しているかは、ステータスウィンドウを開いて確認することができます。

そしてもうひとつの可能性は、あなたのスキルがあなたのペットを制御するのに必要な動物調教スキル値では無くなっているかも知れないということです。いくつかの生物について、調教あるいは制御する際に必要とされるスキル値の調整が行われましたので、あなたのペットを再び制御できるようにするためには、少し動物調教スキル値を上昇させる必要がある場合があります。

パブリッシュ16の時点で、ペット、傭兵そしてエスコートNPCはそれらの主人であるプレイヤーより先にムーンゲートに入ってしまうことが無くなりました。ですが、現在ムーンゲートに入ったときに従者達が付いて来ないという既知の問題があります。我々はこういった状況の調査を行っており、速やかに解決できればと思っています。

私達は、プレイヤーの皆さんがペットと厩舎スロットの扱いにすぐに慣れてしまうとは思っていますが、ペットの所有者にはこういったペットの所有者システムの新要素に慣れるにはちょっとした時間が必要かも知れないということも理解しています。ですので、ご自分のコントロールスロットと厩舎スロットの間でペットを交換するときに問題があるプレイヤーの方は、厩舎へ預ける手助けのためにアカウントにつき一度限りゲームマスターを呼ぶことができます。

例えば、自分のすべての厩舎スロットとすべてのコントロールスロットを使い切ってしまっているプレイヤーが、ある厩舎に預けていないペットと預けてあるペットを交換するときに、このプレイヤーが同時に両方のペットを交換することはできないというジレンマを抱えたならば、このプレイヤーは、希望する厩舎に預けられたペットと預けていないペットを交換するための手助けを得るために、一回（そして、そのアカウントでは一度だけ）GMコールをすることができます。

あなたが新しい家を（家を建ててあるいはトレードを受けて）手にいれたせいで、あなたの家は「接収された家」として表示されるようになったのかも知れません。そしてこれは、家の腐敗システムの機能でありその影響を受けます。しかしながら、パブリッシュ16がすべてのシャードで有効になりその家のデータベース登録が完了したなら、新しい家を入手すると、あなたのアカウントで所有するすべての家に影響するようになり、シャードすら超えてどこかのシャードで新しい家を取得するとすべてのシャードであなたが持っているすべての他の家が接収状態にされるようになります。こういったタイプの接収された家は、およそ5日間で速やかに腐敗します。家を他のプレイヤーに譲渡したりあるいは証書に戻したりしない限り、こういった場合に接収状態になった家は接収状態を解除することはできません。

家を所有しているアカウントが停止されている場合には、その「所有者のいない」家は接収状態として表示されます。もし、所有者のアカウントがこういったタイプの接収された家が腐ってしまう前に再開されたならば、その家はアカウント停止/接収になる前の状態に戻るでしょう。

家に関する現存するルールと新しい変更点を組み合わせる場合はとても複雑になるということと、上記の答えは両方ともごく基本的なことであるということをご理解ください。家の所有者と腐敗システムの変更についてのより詳しい情報は、こちらをご確認ください。

新しい家の所有者のルールの段階のひとつで、「所有者のいない家」（停止中のアカウントに所属する家）の共有者もしくはフレンドが権利を主張できるようになります。しかしながら、新しい家の所有者のルールは段階を追って実行されますので、まだその段階になっていません。実行手順に関する一般的な情報に関しては、こちらをご確認ください。

家のアドオン（炉、ベッド、長期報奨のバナー、クリスマスツリーそして「flaming head」などを含みます）は決してロックダウンする必要はありません; 家のアドオンの性質として家に設置されたときには腐敗しないようになっています。実際にはその必要性がないにも関わらず、これらのアイテムをロックダウンすることが可能であるため、いくつかのケースではそれらのアイテムが使用できない原因となりました。これは意図されたものではありません。

パブリッシュ16の時点で、これらのアイテムはもはやロックダウンできなくなり、現在ロックダウンされているこういったアイテムはすべてロックダウンが解除され、家のロックダウン数が変化することになります。

私達は、「flaming head」の長期報奨アイテムがロックダウンされていない限り炎を吐き出さない問題に気づいており、この問題を速やかに解決できればと思っています。

ステータス（強さ（Strength）、知性、器用さ）ごとの通常の最大値が、100から125に引き上げられたことが原因です。ステータスの合計値はまだステータス合計の最大ポイントの制限を受けていますが、現在はすべてのキャラクターが125まで100を超えてステータスを上昇させることができます。

全ステータスの合計の通常の最大値は、まだ225ポイントですが、キャラクターがステータススクロールを使用することで、この全ステータスの合計値を250まで上昇させることができます。

バーストタイム（Powerhour）は、パブリッシュ16の時点でウルティマオンラインにはもう存在しなくなり、「powerhour」コマンドはあなたのバーストタイム時間を表示させるコマンドでありますので、共にUOから無くなりました。プレイヤーの皆さんは、今まで通り成功判定に基づいたスキルごとのスキル上昇を得る機会があり、そしてこのスキル上昇の度合いは、新しいスキルゲイン保証システムによって増強されています。「GGS（スキルゲイン保証システム）」についてのより詳しい情報は、こちらをご確認ください。

フェルッカのダンジョンとロストランド地域の変更の一部として、これらの地域内のリコールやゲートトラベルは規制されています。関連する変更についての詳しい情報は、こちらをご確認ください。

フェルッカと殺人者システムの修正について初期段階のコンセプト案にあったいくつかの案は、事実上殺人カウントの猶予を必要としていましたが、これらのコンセプトはいずれもパブリッシュ１６の最終バージョンには取り入れられませんでした。プレイヤーはパブリッシュ１６の前に持っていたどのような殺人カウントも維持され、唯一の変更点はフェルッカのダンジョンやロストランドのエリア内では短期殺人カウントを得られなくなるという点です。

パブリッシュの時点でUOの中にはもう「殺人者(Murderer)」の称号は存在しませんが、依然として殺人カウントの必要な数に達したキャラクターはまだ「赤くなる」でしょう。同様に、プレイヤーはまだ「Dread Lord」の称号を得ることはできますが、今はこのような称号がもう「殺人者」の称号に置き換えられることはなくなるでしょう。