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ニュース詳細
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ローカライズとウルティマオンライン |
2001年3月7日 |
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「第3の夜明け」の正式リリース日が近づくにつれて、ゲーム内のあちこちでローカライズされたテキスト目にするようになったと思います。ローカライズのファイルがクライアントパッチで追加されるにつれ、店員の反応やアイテムの表示名が変更されていっており、これは世界各地に広がるプレイヤーの皆さんにとっては非常に意義のあるものとなることでしょう。
では、ローカライズとはいったい何でしょうか? 簡単に言えば、英語以外の言語を用いている人々でも容易に操作・理解することを可能にするということです。世界中のプレイヤーを許容するタイプの先駆けとして、私たちはローカライズに長い間取り組んでいます。「ウルティマオンライン ルネッサンス」やUOコミュニティにおいて、その一端を目にしてきていることと思います。ゲーム内では既に、クライアントの一部分が私たちの公式言語である日本語、韓国語、繁体中国語、フランス語、ドイツ語に翻訳されています。ゲーム外においても、新規プレイヤーセンターのようにwww.uo.comのミラーサイトが日本語で提供されており、近くプレイガイドも完全に日本語で更新される予定です。
しかしながら、「ウルティマオンライン -第3の夜明け-」のリリースに伴い、ゲーム内におけるローカライズ部分は非常に膨大なものとなっています。ペーパードールやオプションメニュー、店員のメニューなどなどです。これにより、非英語圏のプレイヤーも遂に自分の言語でゲーム内の機能や作用を体感することが出来るようになるのです。例えば、まだ最新のパブリッシュが適用されていないシャードでは、銀行にアクセスするためには英語で"bank"と言わなければなりません。非英語圏のプレイヤーにとっては、それが例え意味不明な内容であったとしても、機能として必要であるためにこれらの言葉のリストを作り、覚えておかなければならないことを意味しています。これは英語圏のプレイヤーに、「ゴミ箱を置くときには"Je voudrais poser une poubelle"と言いなさい」といっているのと同じ事です。これでは簡単に行えませんし、楽しくもありません。そしてゲームをプレイするためには文章のおよそ60%が必要とされていて、私たちはここを変更していく必要がありました。
ウルティマオンラインがそもそも多言語向けに作成されていれば、これは簡単なことだったでしょうが、そうではありませんでした。私たちは、リリース前の時点でウルティマオンラインがここまで世界中に広がるとは予期しておらず、そのため発言コマンドによる機能が多数盛り込まれたという経緯がありました。また、この言語の問題から、過去に導入されてきたコマンドや文章は、十分に翻訳されませんでした。英語とは文法的に異なる言語もありますし、名詞に男性系と女性系がある言語も存在します。そして日本語のためのシステムで用いられている漢字などの文字は、これが完全に英語とは異なるということを示すものとなっています。これらの異なる言語に対応するために、私たちはいくらかのNPCのコマンドに対する反応などを変更しなければなりませんでした。また文法的問題から同じように表現するのが不可能なものもありました。
私たちは、このように世界中の多くの国々、数え切れないほどの地域でプレイされるようなゲームを製作できたことを大変うれしく思います。今回の変更により、ウルティマ オンライン -第3の夜明け- が引き続き世界中のコミュニティをサポートし、世界中のプレイヤーがブリタニアの世界を楽しんでくれるよう、願ってやみません。
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