正義(Justice)はウルティマ オンラインにおいて、徳(Virtue)と呼ばれる考え方の一つとして知られています。そして、それは次の徳(Virtue)における8つの探求されるべき徳のうちの一つです。
正義の徳は次のように説明されてきました:
“正義は人の営みにおいて正しい事と誤っている事の見極めであり、そして、その正しさへの愛である”
プレイヤーは殺人者(いわゆる赤ネームのプレイヤーが操作するキャラクター)を倒す事によって、正義の徳を追求する事が出来ます。
正義の獲得:
- プレイヤーは殺人者のキャラクター(いわゆる赤ネームのプレイヤー操作のキャラクター)を倒す事によって正義の徳におけるある一定の数のポイントを獲得する事が出来ます。
- このシステムの濫用を妨げるSafeguardが適切な場所にいるでしょう。これらのsafeguardの詳細は明らかにはされません。
徳の称号、及び能力:あるキャラクターが正義のポイントを一定数達成すると、そのキャラクターは正義の道のある一定の段階に達したと見なされます。
- プレイヤーが正義のシンボルの上にカーソルを当てると、そのキャラクターが正義において現在どの段階にあるかを示す称号が表示されます。
- 第一段階:正義の探求者(Seeker of Justice)
- 第二段階:正義の信奉者(Follower of Justice)
- 第三段階:正義の騎士(Knight of Justice)
- 正義の道のある段階に達したプレイヤーでも、それを探求し続けない限り、時間が経つにつれて徳の称号が下がって行きます。
- 正義の道を究めていくと、そのキャラクターは非犯罪者・非殺人者のキャラクターを保護する能力を手に入れる事となります。
- キャラクターは、他のキャラクターに保護を与える為には、正義において少なくとも第一段階に達していなければなりません。
- プレイヤーは徳ウィンドウの正義のアイコンをダブルクリックする事により正義の徳の能力を作動させる事が出来ます。その後で罪の無いキャラクターをターゲットします。
- プレイヤーはターゲットとなる罪の無いキャラクターが、無制限PvPエリア(例:フェルッカ)にいる間のみ保護を与える事が出来ます。しかしながら、PvP制限エリア(イルシェナーやトランメルなど)に移動する事で保護関係を抹消する事はありません。
- もしターゲットとなるキャラクターが既に保護されているか、或いはPvP制限エリアにいる場合、その正義のプレイヤーは次のようなメッセージを受け取ます。“You cannot protect that innocent right now.”(今のところ、あなたはその無実の者を保護する事は出来ません。)
- 保護の申し出のターゲットは如何なる方法によっても邪魔される事はありません。(彼らには如何なるメッセージ、又はウィンドウも出て来ないでしょう)
- この条件は、15分に1回というプレイヤーの保護の申し出の制限に対してはカウントされません。
- もし、正義のプレイヤーが15分につき1回というプレイヤー保護の申し出の制限にかかっていれば、そのプレイヤーは次のようなメッセージを受け取ります。、“You must wait for a while before offering your protection again.” (あなたは再び保護を与えるまでしばらく待たなければなりません。)
- 保護を与えられたプレイヤーには、特別な申込み画面が出てきます。“{Player-one} is offering you protection. Do you accept the offer from this pursuer of Justice?”({プレイヤー}があなたに保護の申し込みをしています。この正義の探求者からの申し出を受け入れますか?)
- 対象の無実の者は、リクエスト ウィンドウの“No”を選ぶ事により保護を断る事が出来ます。もし、無実の対象者が正義の探求者からの保護を断ると、その正義のキャラクターは少なくとも15分の間は再び如何なる無実の者をも保護するリクエストを出す事は出来ません。
- あるキャラクターはいくつもの無実のキャラクターを保護する事が出来ますが、その無実のキャラクターは如何なる時も一人の保護者しか持つ事は出来ません。
- 如何なる時も、保護されたプレイヤーは、それぞれのキャラクターにある“Cancel Protective Relationship”(保護関係を放棄する)というコマンドメニューを選択する事により、保護関係を放棄する事が出来ます。
- 放棄にあたって、保護関係にあった双方のプレイヤーには次のメッセージが表示されます。“The protective relationship between {Player-one} and {Player-two} has been ended.”
- 保護関係はどちらかのキャラクターがログアウトすると終了します。
- 正義に基づいた保護の利益は双方のキャラクターが同じ無制限PvPエリアにいる時のみ効果を発揮します。
- 保護されたキャラクターが、1本の“scroll of power”(力のスクロール)をChampion of Evil(ダイナミックなモンスター出現エリアからの“ボス モンスター”)を仕留めた報酬として受け取った時はいつでも、保護者も又、同じ力のスクロールの正確なコピーを受け取るチャンスがあります。
- 正義で得られたそれぞれの段階で、キャラクターが上記の方法で得られる力のスクロールを受け取るチャンスが次第に高くなます。
- 第一段階:60パーセントのチャンス
- 第二段階:80パーセントのチャンス
- 第三段階:100パーセントのチャンス
- 保護者は、保護されているキャラクターが上記の方法で力のスクロールを受け取る可能性を持つ為には、同一のサーバ内にいる必要があります。例えば、保護者がダンジョンサーバにいて、保護されているキャラクターがロストランドにいる場合は利益は発生しません。
- 上記の方法で力のスクロールを受け取った保護者は次のような通知を受けます。“You have been rewarded for your dedication to Justice!”(あなたは正義への奉仕により報酬を受け取りました!)
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