[このドキュメントは、スキルゲイン保証システム(GGS)の重要な更新について記したものであり、以前のGGSに関するいかなる記述もこれにより置き換えられる事となります。]
スキルゲイン保証システム、あるいは「GGS」と呼ばれるものは、ウルティマ オンラインにおける基本的なスキル上昇システムと併用して、スキル上昇の為に追加の機会を提供します。これはいろいろな時に、全てのプレイヤーの役に立つかもしれませんが、まれにしかUOをプレイできない人達とスキルを上げようとしたときに不運続きで苦しむ人達には、特に役立つことでしょう。
UOの基本的なスキル上昇は「使用を基準としたシステム(use-based system)」であり、キャラクターはスキルを成功させるたびにそのスキルの上昇する可能性を持ちます − つまり、スキルの上がる事もありますし、上がらない事もあります。
GGSはそのスキルの使用によりスキルポイントが得られたかどうかに関わらず、それぞれの成功したスキルを追跡して調べます。もしもスキルポイントが一定期間内に上昇していないなら、GGSは補償としてキャラクターに最低限のスキルポイントの上昇を与えるでしょう。
もしもスキルを使用して失敗したのであれば、GGSは作動しないであろうことに注意するべきです。キャラクターの行動が成功した後に限ってスキルは上昇する可能性があります − GGSは単純にスキル使用が成功するたびに、プレイヤーのスキルポイントが上昇する見込みを高めるものです。
キャラクターはまだ通常のスキル使用を基準とした方法でスキルポイントを上昇できるでしょう−GGSは単にスキルポイントの上昇を得てからどれぐらい長さが経っているかを調べていて、もしもある一定時間の後にスキルポイントを得ていないなら、義務的なスキルポイント(0.0から0.1のような)を与えます。
GGSタイマー: 0.1のスキルポイントを獲得する間の一定時間「タイマー」の長さは、スキルのレベルに基づきます; キャラクターがより高いスキルポイントの合計を持つに従って、タイマーは増加します。
もしも一定時間が過ぎて、通常のスキル使用による方法を通じてスキルポイントが上昇しないなら、GGSによってスキルポイントは上昇するでしょう。GGSの一定時間はサーバーのシステム時計に基づいており、これはタイマーをリフレッシュするためにログインしていなくてもいいという事を意味します。
しかしながら、スキル使用を基準としたシステムは時間によって限定されていません。そのために、もしもGSSを通じてスキルポイントの上昇があったとしても、ゲームはまだ使用を基準としたシステムの下でスキル上昇がないかをチェックします − 実際には、高レベルの領域においてこのようにしてスキル上昇することは、信じられないほど難しいことではあるでしょうけれども。
例: 適度に困難な呪文を唱えて成功したが、スキルは上昇しなかったとしましょう。スキルの使用に成功しつづけるのですが、適切な一定時間が過ぎてもまだそのスキルでスキルポイントの上昇を得ていなければ、次にそのスキルを使用して成功させたときにスキルは上昇する事になります。
以下の表は、GGSによる特定のスキルポイントを有するグループ内において、あるキャラクターが自身のスキルが0.1上昇する前に必要な(スキルポイントの上昇の無い複合的且つ継続的なスキル使用の後における)時間の総数の見積もりを表しています。特定のスキルポイントを有するグループに分けずして、その全体を通じてどれだけ時間が経過すればよいのかを示しているものではありません。これらの時間の区切りは絶対的なものでなく、あくまでも一般的な基準として使用される事に注意してください。諺にもありますが、「人によって道のりは違う」のです。
例えば、スキル合計が700あり、鍛冶スキルが82.3のキャラクターが一定の時間アイテムを作成しているが、常にスキル上昇に失敗し続けて、いかなるスキル上昇もなかったとします。"スキル合計が700"の縦の列の"80.0〜84.9"の横の列を見てみます。そうすると、この状態が15時間続いた場合、GGSはそのキャラクターの鍛冶スキルを82.3から82.4にする事で強制的に0.1スキルを上昇させます。
もし、同様の不幸な状態が更に15時間続いた場合は、そのキャラクターのスキルは82.4から82.5になる事になります。
タスクの難易度によって影響を受けるGGS: GGSと既存のスキル獲得システムとの間の顕著な相違は例えば、スキル値90台におけるスキル獲得が、普段のプレイで可能となるばかりではなく − プレイヤーのその時点でのスキルレベルに応じたスキル使用に成功していれば、保証されることにあります。
「スキルレベルに応じたスキル使用」の例としては、魔道(Magery)スキルが90.0のプレイヤーでマジックアロー(Magic Arrow)の呪文を唱えているプレイヤーには、例えGGSによってでもスキル上昇のチャンスは無いという事になります。より高い魔道スキルのポイントを得ようとしているプレイヤーにとって、その呪文のサークルは低すぎるのです。スキルゲイン保証システムの効果を発揮する為には、そのプレイヤーはより高いレベルのサークルの呪文を唱えなければなりません。同様に、鍛冶(Blacksmith)スキルが80.0のプレイヤーがダガー (dagger) を作成しても、鍛冶スキルを得るチャンスは全く与えられないでしょう。
しかしながら、難易度制に基づかないスキルは、スキル上昇のチャンスを得る事になります。(試みようとしているタスクのレベルの心配は要らないということになります)
ステータス値の獲得: スキルポイントの獲得とステータス(STR, DEX,INT)には密接な関連があります。故に、GGSシステムの中で同様にステータス値の獲得についても決まり事があります。キャラクターは30分につき1のステータス値を上昇させる事ができるでしょう。また、キャラクターは1日につき最大で6のステータス値しか上昇させられない事になるでしょう。
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GGSによって0.1スキルの上昇が得られるおよその時間表
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スキル値
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スキル合計350のタイマー
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スキル合計500のタイマー
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スキル合計700のタイマー
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0.0−4.9
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1分につき +0.1
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3分につき +0.1
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5分につき +0.1
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5.0−9.9
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4分につき +0.1
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10分につき +0.1
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18分につき +0.1
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10.0−14.9
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7分につき +0.1
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17分につき +0.1
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30分につき +0.1
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15.0−19.9
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9分につき +0.1
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24分につき +0.1
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44分につき +0.1
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20.0−24.9
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12分につき +0.1
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31分につき +0.1
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57分につき +0.1
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25.0−29.9
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14分につき +0.1
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38分につき +0.1
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1.2時間につき +0.1
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30.0−34.9
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17分につき +0.1
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45分につき +0.1
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1.4時間につき +0.1
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35.0−39.9
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20分につき +0.1
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52分につき +0.1
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1.6時間につき +0.1
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40.0−44.9
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23分につき +0.1
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60分につき +0.1
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1.8時間につき +0.1
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45.0−49.9
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25分につき +0.1
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1.1時間につき +0.1
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2.0時間につき +0.1
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50.0−54.9
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27分につき +0.1
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1.2時間につき +0.1
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2.3時間につき +0.1
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55.0−59.9
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33分につき +0.1
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1.5時間につき +0.1
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2.7時間につき +0.1
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60.0−64.9
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55分につき +0.1
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2.5時間につき +0.1
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4.4時間につき +0.1
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65.0−69.9
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1.3時間につき +0.1
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3.6時間につき +0.1
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6.5時間につき +0.1
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70.0−74.9
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1.9時間につき +0.1
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4.9時間につき +0.1
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9.0時間につき +0.1
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75.0−79.9
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2.4時間につき +0.1
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6.4時間につき +0.1
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11.8時間につき +0.1
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80.0−84.9
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3.0時間につき +0.1
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8.2時間につき +0.1
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15.0時間につき +0.1
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85.0−89.9
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3.8時間につき +0.1
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10.1時間につき +0.1
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18.6時間につき +0.1
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90.0−94.9
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4.6時間につき +0.1
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12.4時間につき +0.1
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22.6時間につき +0.1
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95.0−99.9
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5.6時間につき +0.1
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14.9時間につき +0.1
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27.0時間につき +0.1
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100.0−104.9
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6.6時間につき +0.1
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17.6時間につき +0.1
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32.0時間につき +0.1
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105.0−109.9
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7.8時間につき +0.1
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20.7時間につき +0.1
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38.0時間につき +0.1
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110.0−114.9
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9.0時間につき +0.1
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24.0時間につき +0.1
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43.0時間につき +0.1
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115.0−120.0
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10.3時間につき +0.1
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27.7時間につき +0.1
|
51.0時間につき +0.1
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