プレスリリース:Ultima Online:Lord Blackthorn's Revenge
米国エレクトロニック・アーツ社、ウルティマ オンラインの新バージョン、
「Ultima Online:Lord Blackthorn's Revenge」を発表
テキサス州オースチン発(2001年10月31日):
米国エレクトロニック・アーツ社、またその開発子会社であるオリジン・システムズ社は、同社が開発・運営し、数々の賞を受賞しているオンライン・ロールプレイングゲーム、「ウルティマ オンライン(UO)」の最新バージョン「Ultima Online:Lord Blackthorn's Revenge」を制作していると発表した。また、グラミー賞やエミー賞の受賞歴を持つプロデューサー/ディレクター、トッド・マクファーレン氏が、この最新バージョンのために特別にキャラクターを制作することも合わせて明らかにした。マクファーレン氏は、「Spawn」の作者として著名なクリエイターである。同氏とマクファーレン・トイズ社との共同企画で、新しいUOのキャラクターを基にしたアクションフィギュア6体と、「Ultima Online:Lord Blackthorn's Revenge」を題材にしたコミックも制作することを明らかにした。
『ウルティマ オンラインは、1997年以来、多人数同時参加型オンライン・ロールプレイングゲーム(MMORPG)と呼ばれるジャンルを確立し、今日まで常に最先端を走って来ています。トッド・マクファーレン氏との共同制作による新しいキャラクターの誕生と、それらがブリタニアの世界に導入されるということは、新しいコンテンツや手ごたえのある冒険を常に追い求めている何十万人ものUOプレイヤーにとって非常にエキサイティングな出来事となるでしょう。』と、オリジン・システムズ社の副社長であるベン・ノエルは語る。
『ウルティマ オンラインの新バージョンの中に3Dアニメーションとして登場する新しいキャラクターをUO制作チームのメンバーと共に作る機会を与えられ、とても楽しみにしています。』と語るのはマクファーレン氏。『UOのコミュニティーは、このオンライン上の仮想世界が常に大きな進化を遂げていくことを期待しています。今回の新しいキャラクター導入がゲームの世界に、より一層深く、かつ新しい次元で興奮を与えることは間違いないと思います。』
「Ultima Online:Lord Blackthorn's Revenge」では、プレイヤーは暗黒の世界に捕われ、マクファーレン氏がデザインした30種類以上の魅惑的なキャラクターと出会うことになる。プレイヤーは、ブリタニアの徳の世界を破壊し征服を企てる邪悪な勢力に立ち向かうこととなるが、新しい怪奇なモンスター達を支配する邪悪な暴君として君臨するのが、タイトルにも登場するブラックソンである。ブラックソンはUOの歴史を通して重要な人物であるが、今や半身だけ人間の姿で、全身邪悪な存在へと変化(へんげ)している。また、マクファーレン氏のキャラクターで構成するブラックソンの勢力により、UOの世界観に、シャープでどこか陰のある印象が加わることになった。プレイヤーはブリタニアの様々な場所でマクファーレン氏の生み出したキャラクターと関りを持つ機会があるだろう。
マクファーレン氏のキャラクター達は非常に手ごわい相手となるだろう。彼らのAI(人工頭脳)は戦略的な戦闘を行うようにプログラムされており、単純なスキルの習得だけでは倒せないようになっている。どのような闘い方、あるいは魔法の組み合わせが有効であるかを今まで以上に考えなくてはならないだろう。ゲームに深く入り込んで行く内に、隠されている新しいストーリーを発見することになるだろうが、彼らの行動によりゲーム内のイベントの結果が左右されることもある。例えばあるモンスターのグループが街を乗っ取ろうとしている場合、プレイヤーによる充分な反撃がなければ、その街はモンスターの手に落ちてしまうだろう。また、新しい「徳のシステム」がUOに盛り込まれ、ストーリーにさらに一層の深みを与えることとなる。このシステムの元では、プレイヤーは、ゲーム内での自分の選択や行動によって徳を得たり失ったりするようになる。
新しくUOを始めるプレイヤーは、最新バージョンで実現されるより直感的なヘルプ機能と、より改善されたキャラクターテンプレート作成機能の助けを借りて、すぐにゲームに夢中になることができるだろう。これらの機能により、新しいプレイヤーでもスキルや能力を向上させやすくなる。「Lord Blackthorn's Revenge」の舞台であり、彼の城があるイルシェナーの地では、プレイヤーは30種類以上のアイテムを作成したり、集めたり、交易することができる。
また、オリジン・システムズ社は、ゲームの背景をベースとした2冊の特別限定版コミックとアクションフィギュアをマクファーレン氏のデザインによって展開することで、UOの世界をより広げて行こうとしている。一冊目のコミックは、2月に発売予定のゲームに先がけて発行される限定版で、8ページの小冊子となる。エンディングはサスペンス仕立てになっていて、その答えは実際にゲームをプレイしてみないと分からない。二冊目は24ページのコミックで、ゲームパッケージに同梱される予定。6体のアクションフィギュアは、マクファーレン氏がデザインした「Ultima Online:Lord Blackthorn's Revenge」内のキャラクターを元に作られる。
トッド・マクファーレン氏について
Marvel Comics社の「Amazing Spider Man」で名声を博したマクファーレン氏は、高校生の時からコミックのヒーローを描き続けている。1984年、大学卒業と同時にMarvel/Epic Comicsに入社した。彼の作品には、「Scorpio Rose」、「超人ハルク」、「バットマン」シリーズなどがある。1992年にはマクファーレン・エンターテイメント社を設立、長期にわたるベストセラーとなったコミック、「Spawn」をプロデュースした。
「ウルティマ オンライン」について
「ウルティマ オンライン」は、全世界で20数万人、日本では約8万人のアクティブユーザー(加入者)を擁し、50以上の国々でプレイされている。
現在、日本では、弊社(エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社)より「ウルティマ オンライン -第3の夜明け-」を発売しております。またこの度、より初心者向けのパッケージとして「はじめてのウルティマ オンライン」を2001年12月13日に発売いたします。今回米国エレクトロニック・アーツ社が発表した「Ultima Online:Lord Blackthorn's Revenge」についても、米国発売とほぼ同時期に、日本語版パッケージ「ウルティマ オンライン −ブラックソンの復讐−(仮称)」を発売する予定でおります。なお、日本語版の製品や、同製品についてのその他の情報につきましては、ウルティマ オンライン日本公式サイトhttp://jp.uo.com/ にて、随時更新されます。
エレクトロニック・アーツ社について
1982年に創立されたエレクトロニック・アーツ社は2001年度の会計において130億ドルを売り上げた。同社はインターネットやPC、TVゲーム用のソフトウェアの開発、出版、流通を全世界で行っている。エレクトロニック・アーツ社の製品はEA SPORTS(TM)、EA GAMES(TM)、EA SPORTS BIG(TM)、 EA.COM(SM)という4つのブランドに分類される。
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