アトランコ：「……本当にいいのね？　メグちゃん」
メグ：「え？　なにがですか？」
アトランコ：「だから、その投稿を今紹介しちゃっていいのかっていってるの」
メグ：「なにか問題でもあるんですか？」
サラ：「そうですよ。中身はちゃんとメグが事前に確認しているし、躊躇する理由はないと思いますけど」
アトランコ：「メンバーがコレで、内容がアレっていうのが、ちょっとね」
メグ：「メンバーって私たちのことですか？」
アトランコ：「そうよ！　メグちゃん、あんた中身を見たんなら分かるでしょ！？　まったく鈍いんだから！！」
メグ：「ええ〜！？　いや、投稿は素敵な内容ですし、とくに問題はないように思えるんですが……」
サラ：「私は中身を見ていないけど、メグが確認して問題ないっていってるのなら大丈夫だと思いますよ」
アトランコ：「そう、あんたたちがそこまでいうならいいわ。好きにしてちょうだい」
メグ：「うっ……そういわれると少しやりにくいですね」
サラ：「メグ、気にしなくて平気よ」
アトランコ：「サラには気にしてほしかったわ」
サラ：「え？　なんで私なんですか？」
アトランコ：「なんでもないのよ、ウフフ！　メグちゃん、ビシッと紹介してちょうだい」
メグ：「はいっ。それでは、Izumoシャードの『出雲ルンステ』で行われた結婚式のスクリーンショットをお送りいただきましたので、ご紹介します。tsukemaiさん、ありがとうございます！」


メグさん、お久しぶりです。今期ショップ・タウンアワード受賞、出雲ルンステのつけまいです。以前、出雲ルンステに取材に来られた時に、お二人は結婚しないのですか、と、メグさんがオフレコで質問をされましたね。私達、結婚しました。たくさんの友人達に囲まれ、花火が眩しくて、前が見えない程でした。 幸せの連鎖が私達の後にも続いていきますように。（tsukemai）

アトランコ：「サラ、悔しいのは分かるわ。素直に祝福できないかもしれないけど、あなたもプロなんだからここはキッチリ仕事をしてちょうだい」
サラ：「なにいってるんですかアトランコ先生私は全然悔しくもないですし心からお二人を祝福していますしなぜ急にそんなことをいわれるのかさっぱり理解できませんしむしろこんな素敵なスクリーンショットを送って貰えることがあまりに素晴らしくてなんていうか私胸がいっぱいで張り裂けそうっていうと誤解されるかもしれませんけど全然そういうんじゃなくて実際は張り裂けるっていっても本当に張り裂けるわけではな……」
アトランコ：「うんうん、いいのよ無理に話さなくても。サラの気持ち、よく分かるから。ゆっくり落ち着いていきましょう、ね？」
メグ：「あー！　サラさんは素敵な出会いに憧れているのに、未だお相手が見つからず寂しい思いをしてる。そんなサラさんに、結婚式を挙げたばかりの幸せそうなお二人のスクリーンショットを見せたら、辛い思いをするかもしれないと、そういうことだったんですね！」
アトランコ：「メグちゃん、とっても分かりやすい説明ありがとう。でも本人のいる前ではいわないほうがいいと思うの」
サラ：「……」 *わなわな*
メグ：「あ……！　で、でも、ほら『幸せの連鎖が私達の後にも続いていきますように』ってありますし、次はきっとサラさんの番ですよ、うん、絶対そうですって！」
アトランコ：「あ〜ら、そうとも限らないんじゃなくて？」
メグ：「ちょっと！　そこは話を合わせてくださいよっ」
サラ：「……それよりメグ、アワードのインタビューでずいぶんと突っ込んだ質問してたのね。相手によっては、怒らせちゃうところよ？」
アトランコ：「サラとかね、ウフフ！」
サラ：「私は別に怒っていません！」
メグ：「あまりにお二人の仲がよかったものですから、つい……」
サラ：「しかも、オフレコのつもりだったんでしょうけど、こうして堂々と投稿文に書かれちゃうなんて。いい？　インタビューっていうのはね……」
アトランコ：「いいじゃないの別に。実際、こうして結婚して幸せになったわけなんだし」
サラ：「そういう問題じゃなくてですね」
アトランコ：「あ〜、こういう小言を聞くたびに、はやくサラの貰い手が出てこないかと思うのよね〜」
メグ：「うんうん、たしかに」
サラ：「メグ！」
メグ：「あ、すみません。つい……」 *えへ*
サラ：「まったく、二人ともたるんでるわ！」
アトランコ：「逆にサラには、その“たるみ”が足りないと思うよね〜」
メグ：「うんうん、たしかに」
サラ：「……」
メグ：「……あっ！」



メグ：「それでは、今週はメグ・ハマーと」
アトランコ：「アトランコと」
サラ：「サラ・マクラッケンがお送りしました」 *smile*
メグ：「tsukemaiさん、ご結婚おめでとうございます！　末長くお幸せに〜！　ブリ☆ウオ！」