*ドンドンドンッ*　*ガンガンガン！！*

メグ：「ど、どうなってるんですか！？　……ちょっと、聞いてます？　マークさん！」
マーク：「しぃっ！　メグさん、大声を出さないでください」
メグ：「で、でも……」
マーク：「ここにワタクシがいるということが、いまバレると面倒なことになります」
メグ：「面倒なこと……ですか？」
マーク：「そうです。とにかく“彼ら”が去るまでは、このまま静かに待ちましょう」


メグ：「いいんですか？　ものすごい勢いで挑発されてますけど」
マーク：「もちろん、このままというわけにはいきません。しかし、今は耐え忍ぶときなのです」
メグ：「そうですかぁ。出ていって話をつけたほうが早い気がしますけど」
マーク：「部外者は黙っていてください」
メグ：「部外者って……ひどい……」

*ひらっ*

メグ：「あっ、窓から手紙が」
マーク：「まさか、“彼ら”が！？」
メグ：「だと思いますけど」
マーク：「メグさん、読み上げていただいてもよろしいですか」
メグ：「わかりました」

こわがりのマーーーーークへ！ 最後のチャンスをあげよう。 筋肉の中身が、実はワタアメだと言い触らされたくなければ、来る11/12に開催される『ルーンパニック9 -アセンション-』に参加してクリアするがいいよ！ ルンパニは最終回なので、来なかったら一生『ヘタレチキンリザードマンのマーク』と呼ばれる事になるであろう！ やーいやーいお前の母ちゃんブラックソン。

LBRチャンネル

メグ：「ええ！？　Yamatoシャードの『ルーンパニック』、今回で最終回なんですって！　マークさん！」
マーク：「……」 *わなわな*
メグ：「ど、どうしたんですか、マークさん」
マーク：「いままで安い挑発と受け流してきましたが、もう我慢できません！！！！　うおおおおおおおおお！！！！」
メグ：「あ、マークさん！」

*ダダダダダッ*　*バタンッ！*

メグ：「……誰もいませんねぇ。帰っちゃったんでしょうか」
マーク：「ちぃ！　逃げられたか！」
メグ：「いやいやいや……さんざん息を潜めて隠れてたから、諦めて帰ったんですよ」
マーク：「では、ワタクシのほうから乗り込むしかないようですね！！」
メグ：「ついに、『ルーンパニック』へ参加するんですねっ」
マーク：「もちろんです！！　予定があえば、必ずや参戦いたしますぞ！！」
メグ：「……けっきょく最後まで参加しないパターンですねぇ。だから、チキン……」
マーク：「メグさん！　いまなにかおっしゃいましたか！？」
メグ：「い、いえ！　なにも」



メグ：「……おっと、マークさんが騒いでいたので『ルーンパニック』の説明を忘れてました」

『ルーンパニック』とは、複数のプレイヤーの家に多数のルーンが設置され、それを探してリコールするゲームです。アタリのルーンなら、次の家へ進め、ハズレのルーンなら、前の家へ戻されます。そうしてゴールまで飛べた人には景品が配られます。

メグ：「みなさん、是非チャレンジしてみてくださいっ。ブリ☆ウオ！」

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