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ローカルニュース

大物への第三歩

投稿日:2011年8月31日

(Asuka, Wakoku, Hokuto, Izumo, Mizuho, Mugenシャードローカル)

アモス(Amos the fisher)は大物を求めていた。

先日、彼はあと少しというところで、大物を取り逃した。それだけならまだしも、さらには、アライナ(Alaina the fisher)という謎の女性が、突如その場に現れ、アモスの目の前で、あっさりとその獲物を仕留めてしまったのだ。

アモスは、深くプライドを傷つけられた。

アライナにあって、自分にないもの。それは、大物を仕留める力であった。しかし、魔法はもとより、武器の扱いからペットの使役に至るまで様々なものに手を出してみたが、何一つ習得するには至らなかった。

「くそっ、どうすりゃいいんだ。何か……何かあるはずだ」
「ふっふっふ、だいぶお困りのようね」

気が付くと、アモスの目の前にはアライナが立っていた。

「うおっ! お、お前……勝手に人の家に入ってくるんじゃねえよ!」
「一応、何度か声はかけたんだけど、返事がなかったから」
「だからって、入ったらダメだろ……。それに、なんで俺の家を知ってるんだ」
「まあまあ、細かいことはいいじゃない。それより、今日はとっても魅力的な話をもってきたの」
「魅力的な話? ふんっ、今はそれどころじゃねえんだよ。帰ってくれ」
「ずいぶんとピリピリしてるのね。もっと気持ちに余裕を持たないと、いつまでたっても“小物”扱いされるわよ」
「余計なお世話だよ! ……それで、話ってのは何なんだよ。さっさと話して帰ってくれ」
「もちろん、“大物”の情報よ」

アモスは、ピクッと眉毛を動かすと、一瞬顔をあげた。しかし、今の自分には大物と渡り合うだけの力がないことを思い出し、嘆息をもらしながら顔を落とした。

「あら、やる前から諦めるなんて、やっぱり“小物”なのね」
「そりゃ、俺だって諦めたかねえよ。でもよ……」
「まあ、いいわ。とにかく話すわね」



「……そんな場所が」
「潮の関係で、入口は滅多に姿を現さないから、知ってる人が少ないのよ」
「なんだか、すげえヤツがいそうだな。それにしても、そんなおいしい情報を、なんだって俺に教えたりするんだ?」
「ふっふっふ、それはあなたが私の弟子だからよ!」
「勝手に弟子にするんじゃねえ、迷惑だぞ」
「まあ、行く行かないは任せるわ。ただ、私は私で獲物を仕留めに向かうから、やるつもりなら急いだ方がいいわね」
「ちっ、勝負のつもりかよ」
「ふっふっふ、そのほうが面白いじゃない。それじゃ、伝えたわよ」

アモスは、アライナから聞かされた話が頭から離れなかった。自分には大物を仕留める力がないと分かっていても、どうしても諦めきれなかった。

それに、面白半分で勝負を仕掛けてきたアライナが気に食わなかった。このままでは、きっと勝ち誇った顔で彼女はまた自分の前に現れるだろう。そう思うと、我慢ならなかった。

しかし、アモスには力がなかった。

「ブ、ブリテインに行ってみるか……」

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