メグ：「暑い……」
サラ：「いきなりやる気ないわね。こんなときこそ、シャキッとしなさい」
メグ：「え〜、無理ですよ〜。サラさん、私に構わず先にいってください」
サラ：「なんの話よ。ねえ、ちょっと大丈夫？」
メグ：「ダメです……どうやら私の冒険はここまでのようです」
サラ：「……まあ、メグが変になるのもわかるわ。この暑さじゃね。ところで、今週の投稿は？」
メグ：「えっと、暑いので封筒ごと溶けちゃいました〜」
サラ：「怒るわよ？」
メグ：「うっ、すみませんっ。投稿はありませんでした」
サラ：「まったく、最初からそういいなさいよ」

*ガチャッ*　*バタンッ*

メグ：「あ、アトランコ先生、おかえりな……」
アトランコ：「なんでここはこんなに暑いのよ！　冗談じゃないわ！」


メグ：「ど、どうしたんですか？　そんなに大声だして」
アトランコ：「どうもこうもないわよ！　なんでいつもいつもBNNステーションはこんなに暑いのかっていってるの！　きぃーー！」
メグ：「お、落ち着いてください。そんなに騒いだら余計に暑くなりますって」
アトランコ：「だまらっしゃい！　小娘が！」
メグ：「ちょ、えー！？　そんなぁ……」
サラ：「アトランコ先生、とりあえず座って水でも飲んだらどうですか？」


アトランコ： *ふぅ* 「ちょっと落ち着いたわ」
サラ：「珍しいですね。アトランコ先生があんなに取り乱すなんて」
アトランコ：「まったくよ。これも全て暑さのせいだわ」
メグ：「気持ちはよくわかりますっ」 *うんうん*
アトランコ：「そうだ、これから三人で海にいくっていうのはどうかしら？　どうせ、投稿が来なくて暇してるんでしょ」
サラ：「どうせって……それにいきなり海といわれても、なにも準備してないですし」
アトランコ：「なによ、そんなの適当でいいじゃない。チャッといってチャッと水浴びして帰るだけよ」
メグ：「いいですね〜。それなら、私の冒険もまだまだ続きそうですっ」
サラ：「そんな、適当ってわけにはいかないですよ。女性が海にいくわけなんですから……」
アトランコ：「あらあら、なにを期待しちゃってるのかしらねぇ。まったく、この子は。ウフフフ！」
サラ：「い、いえ、そうじゃなくて、女性として最低限の身だしなみというものをですね」
アトランコ：「いいのよ、いいのよ。わかるわ。海っていったら、素敵な出会いに期待しちゃうもの。出会いに飢えてるサラとしては、バッチリ決めていきたいわよね」
サラ：「う、飢えてるとはなんですかっ。いくらアトランコ先生でも、それはちょっと聞き捨てならないですよ」
アトランコ：「あ〜ら、だったらどうだっていうの？　いつ何時、出会いがあるかわからないのよ。ちゃんと準備してないサラが悪いんじゃない〜」
サラ：「さすがに、いきなり『海にいこう』っていわれて、準備できてるわけないじゃないですかっ」
アトランコ：「そうやって、言い訳ばっかりしてると、ウフフ」
サラ：「してると、なんですかっ？」
メグ：「あ、あの〜、海は……」
サラ：「メグ、ちょっと黙ってて」
メグ：「はい……」 *しょんぼり*


メグ：「アトランコ先生とサラさんのお話、終わりそうもないですねぇ。海は諦めます……。それでは、また次回！　ブリ☆ウオ！」

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