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ローカルニュース

就任祝い

投稿日:2009年12月22日


メイナード(Maynard the carpenter)は困惑していた。


つい先日、彼はブリタニアイベント振興協会の建築部門長に任命されたばかりである。彼はこれまでに、いくつもの建築計画に携わり、それら全てにおいて常に寡黙に、そして確実に仕事をこなしてきた。

彼にとって仲間たちは何よりの財産であり、その中で仕事をすることは何にも代えがたい喜びであった。仲間たちもまたメイナードのことを尊敬し、共に仕事をすることを誇りに感じていた。

今日、メイナードは建築部門長になってから初めての仕事に取り掛かろうとしていた。長になったからと、彼は現場から遠ざかるつもりはなかった。今までどおり現地で作業をするため、先に行っている仲間たちの元へ向かう。間もなく現場に到着しようかというところで目にした光景にメイナードは愕然とした。それは、彼のこれまでの仕事を称賛するものでもなければ、部門長着任を祝福するものでもなかった。

「おい、大丈夫か! 何があった!?」

彼が目にしたものは、傷を負い倒れている仲間たちの姿だった。メイナードの声に気が付いたひとりは、かろうじて腕を上げ、建築予定地の中心を指差す。

「なんだ……あれは」

仲間の指差す方向に目を向けると、そこには今までに見たことのない建物があった。いや、正確には建物なのかどうかすらわからないのだが、最初、メイナードにはそれが建物に見えた。たしかに、小さなクラシックハウスのそれを越える大きさであることは間違いない。さらによく見ると、“建物のような何か”の周囲には大量のモンスターがうろついていた。

「あれにやられたのか?」

傷ついた仲間は首を縦に振った。

「たぶん、あれは何かの巣だ。あいつらは巣を守ってる。近づこうとした俺たちを襲ってきやがったが、決して巣から離れようとはしないからな。どうする、メイナード。このままじゃ仕事どころじゃないぞ」

たしかにあれは一介の大工にどうにかできるものではなかった。しかし、建築部門長に着任してから初めての仕事、簡単に諦めるつもりもなかった。

「仕方がないな」

メイナードはそうつぶやくと、こう続けた。

「俺たちには手に負えない。腕に覚えのあるものに力を貸してもらうしかないだろう。アルフレッドさんに連絡しろ! 冒険者たちへの呼び掛けをお願いする!」


メイナードは困惑していた。なぜ着任早々こんなことになるのか、と。


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