こんにちは、メグ・ハマーです。今日は、Izumoシャード、マラスの“18o 54'N 57o 22'E”にある『文芸酒場　双月亭』に来ています！
なぜかといいますと、第21回ショップ・タウン アワードで最優秀コミュニティ賞を受賞され、それにより5期連続受賞を果たされた今の心境や普段の活動などについて、色々とお話を伺うためです。インタビューには店主のYuhさん、そしてスタッフのTukuyomiさんとIrisさんが参加してくださるということで、どんなお話が聞けるのか今から楽しみです！！


メグ：「はじめまして、メグ・ハマーです！　今日はよろしくお願いします〜」
Yuh：「ようこそ、双月亭へ。私が店主のYuhです」
Iris：「いらっしゃいませ。熊店員です」
Tukuyomi：「こんばんはー。いらっしゃいませ」
Yuh：「どうぞ、こちらへおかけください」
メグ：「はい、失礼します」
Yuh：「どうぞ、こちら当店のオリジナルブランド酒『無月』です。インタビューが終わるか、あるいはお持ち帰りになってお楽しみ下さい」
メグ：「はい！」
Yuh：「外の酒の泉から汲んできたものです。よろしければ、ご覧になりますか？」
メグ：「ぜひ見てみたいです！」
Yuh：「では、こちらへ」


Yuh：「この酒の泉から汲んでます。中にいる蛙は気がついたら住み着いていました」
メグ：「おお！　この蛙さんは、ちゃんと名前があるんですねえ」
Yuh：「当店のお客様につけていただきました。名前の由来は、そこの『a story of bullfrog』という本に書かれていますので、あとでゆっくりご覧下さいませ」
メグ：「はい、あとで読ませていただきますね！」
Yuh：「では、戻りますか」


メグ：「それじゃあ、インタビューをはじめさせていただきたいと思いますが、まずは第21回ショップ・タウン アワード最優秀コミュニティ賞受賞、おめでとうございます！」
Yuh：「ありがとうございます」
メグ：「今回で5期連続受賞となるわけですが、お気持ちはいかがでしょうか？」
Yuh：「そうですね。最初は無我夢中でした。しかし、それでもやってこれたのは、店員や常連のお客様など、たくさんの方の手助けがあったからこそです。それが評価されているということなので、自分の力だけでなく、むしろそういう人達にこそ脚光を浴びてほしいという気持ちもありますね」
メグ：「双月亭に集まる人、全員の力あっての受賞だと」
Yuh：「まさにそのとおりです」
メグ：「なるほど〜。では次の質問ですが、この『文芸酒場　双月亭』なんですが、開店のきっかけというか、どうしてこのお店をはじめようと思ったんでしょうか」
Yuh：「私自身、小説などを書いておりまして、私と同じように書き物をしている人、また演劇や歌など文化的活動をされている方々がそれぞれ集まって、自分の作品を発表する場や、アイデアの交換などをできる場があればいいなと思い、この店をはじめることにしました」
メグ：「ふむふむ、それで“文芸酒場”なんですね！」
Yuh：「そうなのです」
メグ：「では、ここに来られるお客様は、皆さん何かしらの文芸に興味のある方が多いのでしょうか？」
Yuh：「そうですね。ご自身でそういう活動をされている方もたくさん来られますし、ご自身では活動していなくとも興味のある方、それ以外にも当店で主催するイベントに興味のある方など、幅広い客層の皆様にお越しいただいております。ですので、堅苦しいイメージではないですね。話題は多岐にわたっていますよ」
メグ：「おお、そうだったんですか！？」
Yuh：「ええ、何気ない日常や、くだらない笑い話もします」
メグ：「なんとなく、文芸に興味がないとダメなのかな〜って思ってました……」
Yuh：「いえいえ、そんなことはありませんよ。どんなお客様も来てほしいと常に願っています」
メグ：「じゃあ、私のような文芸に縁のないような人間でも遊びに来てもいいんですね！！」
Yuh：「もちろんです、いつでも遊びに来て下さい。きっと楽しい時間を過ごせると思いますよ」
メグ：「はい！　ところで、双月亭のイベントって特徴的なものが多いような印象ですが、その辺りはどう思ってらっしゃいます？」
Yuh：「ありがとうございます。誰かと共同で企画を作る場合、一緒にやる方の色を大事にしつつも、当店の独自色をきちんと反映させるようにいつも努めていますので、そういっていただけると、やっている甲斐がありますね」
メグ：「ふむふむ。『当店の独自色』とありましたが、具体的にはどういうところを意識しているんですか？」
Yuh：「そうですね。まず第一に、私自身が物語を紡ぐのを日常としておりますので、世界観を大事にしつつ、ストーリー性のあるイベントで後からレポートなどだけをみても、それなりに楽しめるような内容になるよう、心がけています」
メグ：「たしかに、ストーリーがしっかりしているって印象はありますね」
Yuh：「読み物をイベントという形で具象化した、ともいえるかもしれませんね」
メグ：「なるほど。ストーリーは全てYuhさんが書かれているんですか？」
Yuh：「大まかなストーリーは私が主体ですが、それをイベントスタッフ、これは店員とは限らず有志の方にお願いしているのですが、そういう人達にチェックしてもらったりアイデアをいただいたりはしていますね」
メグ：「ブリタニアで実際に起きたことを題材にしたもの、なんていうのものありますよね？」
Yuh：「やはりこの世界にいる以上は、その世界観を大事にしつつ、その上で自分なりの解釈や『自分だったら、こうする』『こうだったら、面白いな』、そういうのを色として出すことが世界への尊敬なんじゃないかなと、自分では考えています」


メグ：「それじゃあ、ここでちょっとスタッフのお二人に聞きたいんですが、店主のYuhさんはどんな方ですか？」
Iris：「うーん……」
メグ：「本音で」 *ぼそっ*
Iris：「うーーーん……」
Tukuyomi：「知識の引き出しがとても多い方だと思います。バリエーションに富んでいますね」
メグ：「どんなネタも拾ってくれる！　みたいな感じでしょうか？」
Tukuyomi：「それはかなり的を射ています」
メグ：「なるほど。Irisさんはいかがですか？」
Iris：「照れ屋さんで“適当”なふりをしているけど、とても他人のことを思いやることのできる、暖かい人だと思います」
メグ：「なるほど〜」
Yuh：「うまく誤魔化したな」
Iris：「フフリ」
メグ：「じ、実は裏でスタッフいじめとか……そんなことはないですよね？」
Iris：「いえいえー、ないですよ！」
Yuh：「むしろ、私がいじめられてます」
Iris：「……それは否定できないかも。ツッコミ甲斐のある店長です」
メグ：「どんなネタでも拾ってくれるうえにツッコミどころも多い、と。それでは最後に、まだ双月亭に来たことがない人にむけて『こんな楽しいところだよ！』みたいな魅力を教えていただいてもいいですか？」
Yuh：「当店は文芸活動を楽しむ方はもちろんのこと、ブリタニアを愛するという気持ちがある方、それ以外にも普段とは違う楽しみを求めている方、そのような方のために営業しているお店です。ですので、“堅苦しい”とか“気取っている”ということは一切ありませんので、どうぞ、お気軽に遊びに来て下さい。イベントも楽しいものを用意しております」
メグ：「なるほど〜。Tukuyomiさん、いかがでしょうか？」
Tukuyomi：「ここは知識の集まる酒場と思っております。何かこの世界で分からないことを聞きにいらっしゃるお客様もいます。店長や、常連さん方も知識に富んだ方が多いですので、その知識に支えられた上質な会話も、この店の魅力であると思います」
メグ：「気軽な話題から深い話題までもりだくさん！　という感じですね」
Tukuyomi：「話題の豊富さも自慢です^^　楽しんでいただけるとおもいますよ」
メグ：「それでは最後にIrisさん、いかがでしょうか？」
Iris：「お二人とかぶってしまいますが、やはり文芸関係だけでなく、様々な話題に対応しているところがこの店の魅力だと思います。文芸に興味がなくても、普通の酒場として充分楽しめる場所かと」
Yuh：「あとは魅力としては、私以外にもたくさんの方が小説やこの世界をあらわす書き物をされていますので、それをお店の中に書架という形でおいています。それを読みにくるというのも楽しみ方のひとつだと思いますね」
メグ：「ふむふむ」
Yuh：「営業中は本への解釈などを楽しんでます。何せ書いた本人が目の前にいる事も多いので、作者の意図や伏線を尋ねるには最適な環境です」
メグ：「おお！　色々な楽しみがありそうですね！」


メグ：「では皆さん、今日はありがとうございました！」
Yuh：「こちらこそ、ありがとうございます」
Iris：「ありがとうございました」
Tukuyomi：「ありがとうございました！」
メグ：「ブリ☆ウォ！」


ブリタニア☆ウォッチでは皆さんからの投稿を大募集中！　お店の紹介やイベントレポート、“こ、これは！？”というものも、おもしろいって思ったスクリーンショットをドンドン送ってくださいね。我が家の内装自慢も大歓迎。ご応募待ってま〜す！