サラ：「こんにちは、サラ・マクラッケンです」 *smile*
メグ：「素敵に微笑んでいただいているところすみませんが、今週のブリ☆ウオはお休みなんです」
サラ：「えっ、なんで？」
メグ：「マークさんもモーリスさんもアトランコ先生も、今日は来ないみたいで……」
サラ：「2人でやればいいんじゃない？」
メグ：「それが、ここのところ私が取材で忙しくてBNNステーションにいなかったもので、その間に届いた投稿を3人が持ってるんです」
サラ：「というか、なんで3人は今日ここに来ないのよ」
メグ：「マークさんは“灼熱の太陽がワタクシを別世界へと誘うのです！！”とかいいながら、すごい勢いで飛び出していきました」
サラ：「それは放っておくしかないわね」
メグ：「モーリスさんは“この暑さには何かわけがあるはずです”という言葉を最後に連絡がとれません」
サラ：「大丈夫なのそれ！？」
メグ：「う〜ん、モーリスさんのことなので、そのうち戻るとは思うんですが」
サラ：「アトランコ先生は？」
メグ：「ええっと、“暑いから今日はパス”って」
サラ：「……」
メグ：「サラさんのいいたいことはわかります」
サラ：「まったく、ようするに3人ともこの暑さのせいで来ないわけね」
メグ：「でも、たしかに暑いです。私もここに来る途中で心が折れそうになりましたもん」
サラ：「わかるわ。この季節はどこか涼しげな場所でやりたいわよね」
メグ：「ビーチでやりたいです！」
サラ：「ダメよ。大切な原稿が濡れたら大変じゃない。それにマークなんかはレポートそっちのけではしゃぐから、仕事にならないわ」
メグ：「たしかに、目に浮かびます」
サラ：「誠実の神殿あたりなんかどうかしら？」
メグ：「それだと涼しげというより寒い気がします。雪積もってますし……」
サラ：「いわれてみればそうね。う〜ん」
メグ：「ダンジョンの中とかどうですか？　モンスターの近くでレポートしたらヒヤヒヤしますよ」
サラ：「それはもうレポートしてる場合じゃないわよ。却下」
メグ：「うぅ、いい場所って意外とないもんですねぇ」
サラ：「結局はBNNステーションでやるのが一番ってことなのかも」
メグ：「なるほど」
サラ：「……」
メグ：「……」
サラ：「それにしても暑いわね」
メグ：「はい……」



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