メグ：「こんにちは、メグ・ハマーです」
マーク：「どうもーー！　マーク・エヴァンスです！！」
メグ：「今日ってマークさん以外はみんな出かけてるんですよね」
マーク：「ええ、他の人はなにか用があるみたいで、みなさん出かけてますよ」
メグ：「そっかー、ちょっと残念」
マーク：「なんですかメグさん！　ワタクシじゃ不満だというんですか！」
メグ：「あ、そういうわけじゃないですよ。さっきニューヘイブンのツリーを見てきたんですけど、また変化があったので、みんなに報告したかったなーと」
マーク：「なるほど、そういうことでしたか。それでは、ワタクシが出かけている方たちの分もあわせて、4人分の気合いでメグさんの話をたっぷり聞かせてもらいます！」
メグ：「いや、ツリーに変化があったというだけの話なので、そんなに気合い入れられても困るんですけど……」


メグ：「満開だったお花が散って、青々とした姿になってました」
マーク：「ニューヘイブンのツリーは季節によって姿を変えるってことですかね！」
メグ：「やっぱりそういうことになるんでしょうか。てっきりハッピーホリデーのためだけに植えられたものだと思っていたので、姿が変わったのにはびっくりです」
マーク：「ブリタニアイベント振興協会の方はなにもいってないのですか？」
メグ：「そうなんですよ。あれ以来ツリーについてはなんの発表もないんです。もしかしたら、イベント振興協会の人もツリーが姿を変えることは予想してなかったのかも」
マーク：「あれだけの肥料が与えられたツリーですからね。なにがあっても不思議じゃないってことですよ！」
メグ：「そうですねぇ、なかには怪しいものもありましたし……」
マーク：「ワタクシもマフィンやケーキが肥料になるとは思いませんでした！」
メグ：「そう考えると、今後もびっくりするような変化を見せる可能性はありますね」
マーク：「ワタクシとしては、次はドラゴンに変身してほしいところです！」
メグ：「ツリーがどうしてドラゴンになるんですか……」
マーク：「そうなると街の人たちが危ないので、ワタクシを筆頭に討伐隊を組織して、一気にたたみかけます！　これは熱い展開ですよメグさんっ！！」
メグ：「そ、そうですね」
マーク：「うーむ、しかしドラゴンを討伐してしまうということは、ニューヘイブンからツリーがなくなってしまうということになりますね……それはまずいですよメグさん！！」
メグ：「は、はい」
マーク：「ツリーがなくなってしまっては、街の人たちがきっと悲しみます！　メグさん、ワタクシは一体どうしたら！！」
メグ：「えーっと……」
マーク：「ノーーーー！！　このままじゃ、ニューヘイブンの人たちを救うことができない！！」
メグ：「……」 *こそこそ*
マーク：「なにか妙案はないんですか！？」
メグ：「……」 *サササッ*
マーク：「ワタクシの話を聞いてますかメグさん！」

………
……
…

マーク：「あ、あれメグさん？　どこにいるんですか、メグさーーーん」


メグ：「マークさんがひとりで盛り上がっちゃって収まりそうもないので、今日はここまでですね。みなさんも、ニューヘイブンに行ったら、ぜひツリーに立ち寄ってみてください！　ブリ☆ウォッ！」

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