メグ：「こんにちは、メグ・ハマーです」
アトランコ：「みなさん、お元気かしら？　アトランコよ〜」
メグ：「『第20回ショップ・タウン アワード』の応募受付がはじまりましたね！」
アトランコ：「もう20回目なのねえ、けっこう長いこと続いてるじゃない」
メグ：「ですね！　今回は記念すべき20回目、どのコミュニティが受賞するんでしょうか」
アトランコ：「記念すべきって何か特別なことでもあるの？」
メグ：「いえ……特にはないです」
アトランコ：「なによ、期待させるようなこと言って、なにかあると思ったじゃない」
メグ：「うぅ、きりのいい回数なので、なんとなく言ってみました。でも、受賞したら公式サポートが受けられるし、コミュニティの宣伝にもなるわけですから、頑張りがいがありますよ！」
アトランコ：「たしかにね。周りに花が植えられているお店とか、正面が桟橋になってるお店とか見たことあるけど、ああいうのって受賞コミュニティだけのものだし、嬉しいと思うわ」
メグ：「なので、応募してる人はみんな気合い入ってると思います」
アトランコ：「今回はどこが受賞するのかしらね〜」
メグ：「結果発表が待ち遠しいですね」
アトランコ：「気になるから、受賞コミュニティがどこになるのか占ってみるわ」
メグ：「え……ええ！？　ダ、ダメですよ」
アトランコ：「大丈夫よ、結果がわかっても誰にも言わないし、ウフフフフ」
メグ：「いくらアトランコ先生でも、それはなんというか、倫理的にも色々と……」
アトランコ：「メグちゃん、ちょっと黙っててちょうだい」
メグ：「……」 *ゴク*


アトランコ：「う〜ん……」
メグ：「ど、どうですか？　アトランコ先生」
アトランコ：「ダメね、うまくいかなかったわ」
メグ：「そうですか〜、残念。じゃなくて、ダメですよそんなこと占ったりしたら」
アトランコ：「気になったのよ。だいたい、メグちゃんだって、ずっと期待して待ってたじゃない」
メグ：「うっ、それを言われると……でも、先に知ってどうするんですか？」
アトランコ：「ウフフ、それはヒ・ミ・ツよ」
メグ：「なにか怪しいこと企んでいるんじゃ……」
アトランコ：「失礼ね、そんなんじゃないわよ。まあ、どっちにしても受賞コミュニティがどこかわからなかったし、もういいわ」
メグ：「やっぱり、こういうのはドキドキしながら結果発表を待つのがいいんですって」
アトランコ：「なんで応募してないメグちゃんがドキドキするのよ？」
メグ：「うーん、なんでと言われても。どこが受賞するのかなーって考えるとですね」
アトランコ：「メグちゃんは、もっと別のことでドキドキしたほうがいいんじゃない？」
メグ：「な、なんですか急に！？」 *ドキドキ*
アトランコ：「前に素敵な出会いがどうのこうのって言ってたから」
メグ：「あはは……たしかにそうなんですけどね。でも、私は焦らずいこうと思ってます」
アトランコ：「そんなのんびりしてて大丈夫かしらねえ。そうだ、メグちゃんの出会いについて占ってみるわ。どれどれ……」
メグ：「え！？　ちょ、ちょっと、そんないきなり」
アトランコ：「なるほど」
メグ：「……なるほど、ってなにかわかったんですか？　教えてください！」
アトランコ：「ルビーを持ってると素敵な出会いがあるかもしれないわ」
メグ：「ほんとですか！？　それなら、いまちょうど持ってますよ！　ほらっ」
アトランコ：「メグちゃん、それはただのチョコレートよ」
メグ：「え？　あ……！」


メグ：「それでは、今週はメグ・ハマーと」
アトランコ：「アトランコでお送りしました」
メグ：「『第20回ショップ・タウン アワード』の応募についてはここを見てくださいね！」
アトランコ：「みなさんの応募待ってるわよ〜」
メグ：「ブリ☆ウォッ！」

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