メグ：「こんにちは、メグ・ハマーです！！！」
アトランコ：「アトランコよ。メグちゃん今日は嬉しそうね」
メグ：「そりゃそうですよ。ブリテインに活気が戻っているんですし！」
アトランコ：「人が多いのはいいことね。でもメグちゃん、鼻息荒いからちょっと落ち着きなさい」
メグ：「だってー！　やっぱり報道魂に火がついちゃうじゃないですか！」
アトランコ：「それはわかるんだけど。マークと同じ方向に行くのはやめてね」
メグ：「それはないです」　*即答*
アトランコ：「自覚してるんだったらいいんだけど……。今日は最近のスクリーンショットを持ってきたのよね？」
メグ：「はい、トランメルにあるブリテイン第一銀行の様子です。そう言っちゃうと何気ないんですけどね〜」
アトランコ：「アタシあまり銀行のあたりって行ってないのよね。どんなものかしら」
メグ：「もうばっちり紹介しますよ！　あるシャードのトランメル、ブリテイン銀行前です！」


アトランコ：「うーん、なんていうか」
メグ：「あれ、アトランコ先生嬉しくないんですか？」
アトランコ：「なんでゴミ箱の上に人が立ってるのかっていう疑問よ」
メグ：「た、たしかにそうですね……。でもあれはテイマ・サカイさんですよ」
アトランコ：「あら、あの坊やなのね〜。どうりでおかしな格好してるわって思っちゃった」
メグ：「目立つ格好ではありますね」
アトランコ：「あの坊やはセンス悪いんだけど、直らないみたいなのよね」
メグ：「そうなんですか？　サカイさんの家族ってみんなおしゃれなのに」
アトランコ：「まぁ自覚はしてるからいいんじゃない？　どんどん暗い子になってるけどね」
メグ：「でもでも、注目あびてますし。冒険者さんたちはほら、なんか友達のスライムでしたっけ。あれの捜索に協力してくれてるみたいですし！」
アトランコ：「協力って……自分は探しにいかないのかしら」
メグ：「こっそり聞いた話によるとやる気がでるのを待ってるとか言ってたらしいです」
アトランコ：「あいかわらずてきとうな子ねえ。まぁ悪いことしているわけじゃないからいいわ」
メグ：「家族の人はカンカンに怒ってたって、前言ってましたけど……」
アトランコ：「大丈夫よ。どうせすぐ怒られたこと忘れるから。てきとうに旅してまわっていると思うわあ」
メグ：「アトランコ先生、少しは心配してあげてくださいよ」
アトランコ：「だってテイマちゃんがてきとうな子だから仕方ないじゃないの」
メグ：「気楽にやるのはいいことですけど。怖いお姉さんとかいますし」
アトランコ：「それもてきとうにやるんじゃない？」
メグ：「そ、そうですか……。アトランコ先生なんだか今日はアバウトですね」
アトランコ：「そりゃあ、てきとうに生きてこれた証拠にあの坊やがあそこにいるんだから」
メグ：「言われて見ればそうですね。そんな真剣に考えることもなかったかな」
アトランコ：「そうよ、力を抜いてやるのが一番よ。ウフフ」
メグ：「私も最近疲れているので、力を抜いてやろうと思います！」
アトランコ：「なにかあったら相談にのるわよ〜。もちろんこれを読んでいる冒険者の人たちもね。アタシに悩み相談でも送ってちょうだい」

メグ：「それではメグ・ハマーと」
アトランコ：「アトランコがお送りしました。ウフフ」
メグ：「ブリテインってやっぱりいいですね！　ブリ☆ウオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！」

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