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ローカルニュース

騎士団の長い一日

投稿日:2008年5月29日

正体不明の軍勢による侵攻を受けているニュジェルム。その街外れの建物では、レジスタンスの中心となって街を守るニュジェルム騎士団の会議が行われていた。

「現在の状況を報告しろ」

「はっ、北東地区の解放部隊は敵の第一波を殲滅。しかし、第二波の攻撃により劣勢に立たされています」
「南東地区は陣地での防衛を続けていますが、矢と爆弾の補給が必要とのことです」
「パレス付近は一進一退の攻防を続けています。どうか援軍を」

騎士団の隊長の名前はヨンダ(Yonda)。既に初老にさしかかろうかという年齢ではあるが、鍛え上げた肉体と、多くの戦闘経験で磨かれた頭脳はメンバーからの厚い信頼を得ていた。しかし、そんな彼も連日続く戦いによる疲労を隠せなかった。

「北東地区にはギル(Gil)、パレス方面にはエレンザ(Elenza)の部隊を回せ。南東地区に送る補給物資についてはNujelm Bowryの親父さんに話をつけてこい。爆弾は諦めろ」
「了解いたしました。」

ため息をつく。状況は好転する所か益々悪化している。

「本国からの援軍はどうなっている? 評議会は何をやっているんだ?」
「『現在、王国防衛のための包括的な防衛戦略を立案中である。しばし待たれよ』 なんつって梨のつぶてだとよ。あいつら、俺たちが全員死ぬまで動かないんじゃねぇか?」

ギルバート(Gilbert)……ヨンダの親友でもあり騎士団の副隊長でもある彼は、吐き捨てるようにそう言った。評議会の動きが遅いのはいつものこととはいえ、この様子では全く援軍を期待できそうにない。何か別の手を打つ必要があった。

「まったくだな・・・・・・だが、この街を、我々の故郷をマジンシアのように灰にする訳にはいかん。どうにかして奴らの侵攻を止めることができないだろうか?」
「コーブやパプアも同じように攻撃を受けているって話だ。他の街も次は自分の所じゃないかとビクビクしているだろうから、当分はどこからも援軍は期待できそうにないぜ」
「うむ……しかし、我々だけでは戦力が足りないのは明らかだ」

元々、貴族の避暑地であるニュジェルムには大きな軍勢は駐留していない。この騎士団も軍を退役してなお剣を捨てられない男たちが中心となって構成されていた。しかし、50名以上いたメンバーも長期に渡る戦いの中で傷つき、半分以下にまで減っている。

誰も何も言わない。場を沈黙が支配した。

「た……」

静寂を打ち破るようにして、一人の伝令が部屋の中に転がりこんできた。

「大変です。敵の大群が東の海上に確認されました! その数はおよそ200!」
「なんだと」
「うっは、これはマジでやべぇな」

ただでさえ危機的な状況が、絶望的な状況へと変わろうとしていた。

「やるしかあるまい……我々の手でこの地を守り抜くのだ」
「あー、やだやだ。俺はまだ死にたくねぇってのになぁ」

ニュジェルムを守るために。
騎士団の長い1日が始まる。

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