だめだだめだだめだ！　弓か、弓なのだな？　クロスボウ？　そうとも。もちろん、それもある。つまり、遠隔攻撃に対する防御も固めなければならぬということだ。ああ、わかっている。わかっているから、私の耳元で喚くな！　黙れ黙れ黙れ！

そうとも。お前のいうとおり、知能も必要だ。どんなに強力であろうとも……うるさい、黙れ……強力であろうとも、知能を持たない生命体はただのケダモノだ。認めよう、お前は正しい。知能が必要なのだ。どのように戦い、どのように守り、どのように逃げるか。それを考える知能が必要だ。当たり前のことだ。だから喚くな！


できるのか、だと？　できるとも。無論、私ならできる。知能を与えればよいのだろう？　なぜ？　なぜ知能が必要なのだ？　わからない。いや、理由などどうでもいい。知能が必要なのだな？　そうとも。ならば、魔法も使えるようにしよう。腕力には腕力、魔力には魔力。私に任せるがいい。だから、そう耳元で喚くな！　黙れ黙れ黙れ！
ブラックロックはどこだ！　ブラックロックが必要だ。もっと。もっと。いますぐに！