メグ：「こんにちは、メグ・ハマーです。今日は『ドラコヌラ教団』の司祭さんをおまねきしてインタビューをしちゃいます！」
レックス：「こんにちは。『ドラコヌラ教団』の司祭をつとめておりますレックス（Rex）と申します」
メグ：「今日はどうぞよろしくお願いしまーす！」
レックス：「こちらこそ」


メグ：（あ、あんまりしゃべらない人なのかな？　ちょっと怖い）「さて本題に入ろうと思うんですが、拠点はアンブラとお聞きしました。先日のブリテインでの集会ははじめてですか？」
レックス：「そうですね。普段はアンブラからあまりでません。おもてだった集会ははじめてでしょう」
メグ：「なるほど〜。では、今回はどうしてブリテインで集会をすることになったんですか？」
レックス：「モジャ司教に『声』が聞こえてきたのですよ。司教は教団に入っていない方たちと集会をする必要があるとおっしゃっておりました」
メグ：「ブリテインで行ったってことは、よほど大切なものだったんでしょうね」
レックス：「司教のお告げはいつも大切ですよ！　私たち教団には欠かせないものなんです！　わかりますか！？　この素晴らしい教団のことが！」
メグ：「え、あ、はい……」
レックス：「よろしければ、貴方も教団に入ってはいかがでしょうか？　世界が変わりますよ」
メグ：「えーと……」
レックス：「ささ、これが教団員の着るローブです。お似合いだと思いますよ」
メグ：「そうですか〜？　似合うなら着てみようかな……」


レックス：「おお！　ピッタリじゃないですか」
メグ：「本当ですか？　似合うって言われるとちょっと照れますね〜」　*エヘヘ*
レックス：「とてもステキですよ。では寄付金とこの入信申込書にサインを」
メグ：「わかりまし……い、いや今日は取材ですから！」
レックス：*はっ*　「失礼しました。報道の場でこういったことをしてはいけませんよね」
メグ：「大丈夫です！　取材とかは慣れですしね」
レックス：「はい、あまり経験がありませんので」
メグ：「ところで質問を続けますが、教団のコンセプトやテーマはあるんですか？」
レックス：「そうですね……共通していることといえば“炎と爆破を愛する”ことでしょうか」
メグ：「ウチのBNNステーションで似たような人いますよ。爆弾を作るのが趣味の人なんです」
レックス：「おお！　当教団は爆弾とは全く関係ありませんが、思想についてはとても気があいそうですね。こんど紹介してください」
メグ：「は、はい。紹介だけなら……」
レックス：「とても楽しみにしております」　*smile*
メグ：「では最後の質問ですが、教団の目指しているビジョンなんかを教えていただけますか」
レックス：「もちろん、目指すところは“愛と正義に満ちあふれた世界”です！」
メグ：「ふむふむ。ぜひそれがかなうといいですね！」
レックス：「平和主義者の集う教団ですからね。そちらをお間違えなきよう」
メグ：「がんばってくださいね〜」
レックス：「もちろんです。全力をつくします」
メグ：「それでは今日はありがとうございました！　以上、アンブラよりお届けしました！」


メグ：「今戻りましたー」
アトランコ：「あら、メグちゃんおかえりなさい。どうだった？」
メグ：「うーん、正直よく分からなかったです。何だか誘われた気もしましたし」
アトランコ：「ま、無理やり教団に入れられなかっただけでも、いいんじゃないかしら」
メグ：「でも、お土産にmiso soupもらっちゃいました〜」
アトランコ：「miso soupねぇ……」
メグ：「そういえば取材してみたら、何だか考え方がサラさんとちょっと似てましたよ」
アトランコ：「じゃあ次の取材はお願いしてみたら？」
メグ：「たのんでみます。実はいい人たちなのかもしれないですし」
アトランコ：「おもしろいことになるかもしれないわよ。ウフフフフ」
メグ：「そうですか？　ローブ着て帰ってこられたらちょっといやですよ〜」
アトランコ：「まぁまぁ、さっきお茶をいれたばかりだからメグちゃんもひと息ついたらどう？」
メグ：「わぁ！　ありがとうございます。いっただきまーす」

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