こんにちは、サラ・マクラッケンです。皆さん、ごめんなさいね〜。今週はメグが取材で留守にしているの。そこで、またまた私が代わりに登場させていただいたってわけ。
メグが留守のときだけ続く『サラのブリタニア紀行』、今回はニュジェルムパレスをご案内します。

最近は高級リゾートとしても知られるようになった、ニュジェルムビーチ。私はあまり泳ぎに行かないんだけど……べ、別に水着姿に自信が無いとか少し弛んできたとか、そういうことじゃないのよ。本当よ！　だってほら、日焼けしちゃうといろいろ面倒だし……とにかく、いつのまにかプールとか飛び込み台が作られていて、ちょっと驚いちゃったわ。なかなかがんばってるじゃない。ねえ？

で、ビーチの南東、街の中ほどにあるのが、総大理石の豪奢な宮殿ニュジェルムパレス。“宮殿”といっても王様が住んでいるわけじゃなくて、なんていえばいいのかしら、儀式を行うためのセレモニーホールっていう感じ？　実際、ここでは毎月いくつものカップルが結婚式を挙げているのよ。


建物正面の扉を開けると赤い絨毯が敷かれたバージンロードが伸びていて、その奥には祭壇とアンク。バージンロードの両側には参列者用の椅子も用意されていて、なかなか素敵な式場でしょ？
祭壇の上に置かれている白い本は、「Book of Blessing」と呼ばれている祝福の書。新郎と新婦は、この本とアンクに誓いの言葉を捧げるの。

でも、こうして一人で座っていると、なんだかちょっと切なくなっちゃうわね。　*ため息*　いつか私もここで、大勢の人たちに祝福される日が来るのかしら？
とにかく今は仕事がすべて。ひさしぶりに大きな仕事も控えてるし、がんばらなくっちゃ！

というわけで、本日は某所に取材中のメグ・ハマーに代わって、私、サラ・マクラッケンがお届けしました。では、またメグが留守のときにお目にかかりましょう。ごきげんよう！