ここはAsukaシャード、マラスの（40o 32'N 2o 48'E）にある劇団チロルの劇場です。
改めてご紹介するまでもありませんが、劇団チロルといえばブリタニアでも名高い演劇集団。以前このブリタニア☆ウォッチでも『ももたろう』の上演風景をお伝えしたことがあります。いったいどんな人たちが、どのように活動しているのか、興味を感じている方も多いんじゃないでしょうか？
……というわけで、今回は新団員も増えてますます賑やかになった劇団チロルの素顔に迫りますっ！


皆さん、はじめまして。メグ・ハマーです！
BOO「こんばんわー」
minao「いらっしゃいませー」
ROBE「こんばんはー」
本日はお忙しいところ、ありがとうございます。よろしくお願いします！
BOO「こちらこそよろしくお願いします」


ではさっそくですが、劇団を設立したきっかけについて教えてください。
ChipStar「数年前に“何かか楽しいことやりたいな〜”と思っていて……必ず劇！というわけではなかったんです。ですが、ちょうどそのころYamatoに劇団ができたと聞いて“ああ、そんな遊び方があるんだ”と思って。考えたらUOにはたくさん道具はあるし、家は改装できるし、スキルも山ほどあるし、と。これだーと思いまして、Asukaに劇団をつくってやってみようかな！と」
とはいっても、ほとんど手探りの状態で始めるのは大変だったんじゃありませんか？
ChipStar「そうですね〜。演劇をやったことがないものですから、まったく何から何まで初めてでした。それで、まずわからないけど、とにかくやってみようって」
一番最初に上演したタイトルは何だったんですか？
ChipStar「あかずきんです！」
そういえば前から疑問に思ってたんですけど、公演のタイトルってどうやって選んでるんです？
BOO「今までの公演でもわかるとは思うのですが、童話を大もととして決めています。最初にみんなでやりたい童話を選び、いろいろとアレンジをしていくことによって、チロルだけの劇にさせていただいています」

お客さんを前にしてお芝居をするって、めちゃめちゃ緊張しませんか？　失敗したらどうしよう〜とか。
ROBE「はい。しまくりです」
ですよね。わかります！　私もライブレポートのときはすっごく緊張しますから！
ROBE「まあ半数ぐらいは緊張しないようで、鉄の心臓を持っているようですけど。私は大道具担当なんですが、置くときに手がぷるぷる震えますよ」
ミスしたら大変ですもんね。もし公演での失敗談があったら、こっそり聞かせてくださいな。
BOO「実は私たちは、舞台に出る直前までアンブラローブを着て、ぎりぎりまで衣装を見せないようにしております」
ふむふむ。
BOO「で、脱ぎ忘れたり……」
えーっ！
BOO「そんなとはすぐに戻って脱いだりしますが、できる場合はアドリブです」
やっぱり！　ハイ……実は私も、よくアドリブで切り抜けてます。大切なのは度胸ってことで！

チロルの脚本はどなたがご担当ですか？　脚本を書く際に気をつけていること、目指していることがあればぜひ。
Takao「チロルの舞台公演に、脚本はありません」
え〜っ、ほんとに！？
Ram「はい〜」
衝撃の事実！　ということは、各自がそれぞれ自分でセリフを考えて演技するってこと？
Takao「ええ。まず大まかな流れが決まっていて、それぞれ役を与えられた役者が“自分の言葉”で演技をし、形になっていきます。ですから配役が変わるだけでも、ずいぶん印象の違いをお見せできると思います」
なるほど〜。それで公演のたびに様々なバリエーションが生まれる、ということですね。
Takao「ええ。今回公演する『あかずきん』は再演ですが、初演の主役は団長で、今回はRamです。ですから、一味も二味も違ったあかずきんになっていますよ〜」

ところで、いままでに劇団員同士のケンカや衝突ってありました？
DOKUguri　*ぶるぶる*
ChipStar「基本が台本の無い団体ですから、意見がものすごく飛び交いますね。たまに白熱しまくります。魔法も飛び交い死んでます」
魔法ですか……。そ、それがまた楽しそうですね。
ChipStar「そうですね、みんな楽しいのです！　最終的な目標が“いいものをつくりたい”というのは同じですから、ちゃんとまとまってるような気がします」
その“楽しさ”って、ズバリ、なんでしょう？
minao「お客さんが“楽しかった”と喜んでくれることかな」
DOKUguri「あとは演じきったときの満足感とかもありますけどね」
BOO「また見たいの一言で、次の演目を頑張れますね」
DOKUguri「あとはこうやってメグさんに会えたりするから、続けてよかったって思うよね」
Takao「ヨイショー」
うふふ、ありがとうっ！

現在、劇団員の募集は行なっています？　もし「自分も一緒にやりたいっ！」という方がいたとしたら、どうすればいいですか？
Takao「残念ながら、現在は募集しておりません。募集する時にはサイトに告知を乗せます」
劇団チロルの公式ホームページを要チェック！　ってことですね。
Takao「意気込みがあって“我こそは！”っていう人がいたら、その熱い思いをぶつけてくだされば、もしかすると特別に面接をしたりするかも？」


では最後に今後の抱負、もしくは次回作の熱いPRをお願いしますっ！
ROBE「チロルは、昨年もそうだったのですが舞台公演以外にもいろんな活動をしておりまして、今年も舞台公演はもちろん少し毛色の違うイベントも行っていこうと思っています。今回再演もとても喜ばれまして、今後再演も含めてがんがんやっていこうと！」
いいですね！　もう少し具体的に聞かせてくださいませんか。
ROBE「そうですね。またちょっとシークレットなんですが、次はあるものを使ったイベントを考えております」
むむっ、気になります！　あるもの、とは？
ROBE「発表までもう少しお待ちを。でも、ちょっと目新しいものになるかと思います。いままでとは違うチョコ味をお見せしたいですね」
DOKUguri「チロルラジヲもまたやるよ！」
わかりました。発表を楽しみにしてますっ！　チロルの皆さん、本日はお忙しいところ、ありがとうございました！　ぶり☆うおっ！
ROBE「ありがとうございました」
BOO「ありがとうございました」
PataPata「あっりがとうございます」
Polly「おつかれさまでした！」
ChipStar「ぶりたま！」
ROBE「ぶりうお！」


チロルの皆さん、本当にありがとうございました。おやつのマフィン、ごちそうさまでした！
実は次回作についてもうちょっと核心に触れた部分も耳にしちゃったんですが……ここでは内緒です。でも、たしかにいままでとは違う、おもしろい公演になりそうな予感！　劇団チロルからの公式発表をお楽しみにっ！

以上、Asukaシャードのマラスにある劇団チロルの劇場から、レポーターのメグ・ハマーがお送りしました！

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