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ワールドニュース

ある日の評議会の模様

投稿日:2004年9月22日

Unknown Informant(匿名の方の手記による), Britain
全シャード
メイジ評議会の長であるアノン(Anon the lord of council of mages)は会議の場に遅れて入ってきた。評議員の面々からの冷たい視線やクレイニン(Clainin)のあからさまな非難の目にはまるで気が付かないかのように。謝罪をするわけでもなく、自分の席にどっかりと腰を下ろし、ロイヤルガード指揮官エレイン(Elaine Bayfery)を正面から見据えた。

「わしは自分の考えを変えるつもりは無い。わしはこの王国が崩壊してく最中、お主等がミナックスを倒しきれておらず、その上何も対策を立てずにそこで座っているだけなのは良くわかっている!」と、アノンは声を張り上げた。

クレイニンは怒りを隠そうとしなかった。エレインはなんとか怒りを露わにしないよう努めて言った。

「それは真実ではありません、アノン殿。私達は機会があれば逃さずにミナックスを攻撃してきました。倒すまで到ることができなかったのは事実ですが・・・。手下共は倒しても倒しても増えるばかり、ミナックスだけではなく、何かがその背後にいるのではとも考えられます。アノン殿のお力からは何かわからないのでしょうか?」

アノンは少し驚いたようだった。

「わしの力、だと?わしがいたるところに密偵を放っていると思っておるのかね?わしにもお主のように、いかがわしい酒場なぞに出入りしエールをがぶ飲みしながら情報を集めるようなレンジャーやパラディンの配下がいると思うのかね?」

「いいえ、お持ちではないと思いますが。」

「そう、その通り。しかしそうすることがお主の望みかね?もしそうならば、わしはこの評議会を離れることにしよう。荷が勝ちすぎるのでな。」

「お願いですから、どうかそう事をお急ぎにならないで下さい。ましてや評議会を離れるなどと・・・。そのようなことをすれば、このブリタニアを護る力が弱まってしまうのは目に見えています。兵士達や人々の士気をくじき、敵に『どうぞ攻撃を仕掛けてください』と言うようなものではありませんか、お判りでしょう?」

エレインのため息交じりの懇願を鼻であしらうようにアノンは言った。

「お主が招いたことではないか。わしは何ヶ月も前からもっと攻撃をかさねるよう言ってきた、お主がそれに反対したのだぞ。敵の攻撃に対してお主が防戦しかしていない間、わしはマジンシアの防備を固めておった。良しにつけ悪しにつけ、いつ何がおきても良いようにな。」

そしてアノンは立ち上がり、クレイニンを睨んで言った。

「お主もそう思っているだろうが、わしとお主はすべてにおいて完全に意見が合わん。わしはお主が評議会の一員でいる限りまた同じテーブルに着きたいとは思わんだろうよ!」

クレイニンが口を開き、抗議の声を上げようとしたのをエレインは素早く遮った。

「クレイニンには何の問題もありません。彼の言葉と助言は常に的を射ています。アノン殿もお判りでしょう?この評議会が開かれているのは様々な意見を伺うためです、誠実さや真実をもって討論が行うことが許されないのなら、それは独裁以外の何物でもありません。」

アノンはその視線をエレインに移して言った。

「それがお主の望みかね?」

「私は、アノン殿の望みが何であるかが判りません。私はアノン殿に評議会の一員としていていただきたいのです。アノン殿のお知恵が必要なのです。」



エレインはすかさず返し、そして続けた。

「どうか留まってくださるようお願いいたします。そしてミナックスと共にある何かを探る手立てを一緒に考えてくださいませんか?」

アノンは仰々しく言った。

「もう1度だけ、もう1度だけチャンスをやろう。手遅れにならぬうちにな。さぁ、ブリタニアの良き未来について話し合おうではないか。」



そしてその数時間後、アノンは評議会から離脱し、コーブがオークによって陥落したとは誰が予想しえただろうか・・・。
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