おしらせ ビギナーズガイド ゲーム紹介 UOエンタメ UO広場 MyUO UOストア サポート
お知らせ
キャンペーン情報
アップデート
チームコメント
メンテナンス情報
シャードを選ぶ
キャラクターを作る
基本操作と画面の見方
スタートの町
戦闘
武器・防具・保険
ペット
未知なる冒険の世界へ
ダンジョン
評判と称号
ショッピング
さまざまなUOライフ
ヤングプレイヤー
トライアルアカウント
トライアルが終わったら
世界観
基本操作
キャラクター
スキル紹介
戦闘
生産
クエスト
取引
ペットと雇用NPC
家
地図
各種ゲームガイド
シリーズ博物館
エッセイ
動画コンテンツ
受賞・アワード暦
イベント情報
BNN
コミュニティイベント
ファンサイトリンク
ファン活動のガイドライン
アカウントサポート
テクニカルサポート
ゲームマスター
イベント関連
Q&A
お問い合せ
UO広場
TOP  > UO広場
ワールドニュース

旅立ち そして別れ

投稿日:2004年9月14日

Rourke, Town Cryer Guildmaster
全シャード
ブリタニア全土、そしてソーサリア全土の国民へ、非常に心苦しいが、しかし重大な出来事を報告せねばならない。これはすでに耳新しいことではないかもしれない。我らが王、ロードブリティッシュ(Lord British)がブリタニアに別れを告げたという噂はあっという間に国中に知れ渡ってしまっているようだ。王の果たすべき責務は、王の崇高なる最後の行いで果たされたのである。

・・・どうやら話を少しばかり先に行き過ぎたようた。どうか、最初から説明させてほしい。

その日、ロイヤルガードの指揮官エレイン・ベイフェリー(Elaine Bayfery)は、ミナックス (Minax) の配下にあると思われる人物がイルシェナーの地で何かを探っている、という情報を得た。エレインはブリティッシュ城に市民から募り、集まった彼らにこの人物の調査に協力するよう依頼した。

緊張した面持ちでエレインは市民の志願者からなる一団を、ブリテインのムーンゲートへと率いていった。 そのムーンゲートに入りイルシェナーへ向かおうとしたところで、彼らは宮廷魔導士でありブリタニア評議会のメンバーであるクレイニン (Clainin) に呼び止められた。

クレイニンは取り乱した様子で、ロードブリティッシュが今にも取り掛かろうとしている何やら重大な行動について、息も切れぎれに話し始めた。魔導士は「まだ早すぎるのに!」と、声高に意味不明なことを口走り、シャミノにもこの情報を伝えると言い残すと、慌てた様子で去っていった。

これから自分達が向かおうとしていたイルシェナーへは別手の部隊が派遣された、という情報も同時にクレイニンから伝えられたエレインは、すぐにブリテインに戻る事を決断した。彼女は町へ戻るためのゲートの魔法を詠唱しつつ、市民達に自分についてくるよう促した。彼らが覚えているのはそれだけである。

一同がブリテイン市街の中央に位置するシャンバー オブ バーチュー (The Chamber of Virtue) に入ると、いにしえの昔、冒険者がモンデインを倒した際に粉々に砕け散った伝説の不滅の宝珠のかけらがバーチュー(Virtue)のシンボルの上に置かれているのが見えた。シャンバーの中央、それぞれの宝珠のかけらから等しい位置にあるその場所には、ブリタニアの王、ロードブリティッシュがいた。そしてその傍には、王宮の近衛隊長であるジョフリー卿 (Sir Geoffrey)、王宮の執事を務めているエメット氏 (Emett) の姿が見られた。

シャンバー オブ バーチューには既に群集が詰めかけ、興味津々でそれぞれに憶測し合いながらさざめいていた。中には、王がその気まぐれな宝珠のかけらを大切に守っていることを知る者もいた。しかし、何故このような衆知の場所にて人目にさらされているのだろう?

群集のざわめきが収まると、ロード ブリティッシュの演説が始まった。宝珠のかけらは強大な力を持つと同時に、常に危険にさらされている。王はそれらのかけらを安全な場所へと運び、誰にも悪用できないようにすることを考えた。そこで王は、それぞれにソーサリアの世界の複製を内に持つ宝珠のかけらを安全が保障される「虚無の空間」へ自ら運ぶ、という結論に至った事を明らかにした。そして、二度と戻って来ないであろうと。


王はその計画を実行する前に、ロイヤルガードの指揮官エレインを評議会のある地位に任命した。勇敢にして献身的な行動、そして統率力を認められ、今後指揮官はブリタニア全土の指導者となるのである。その任命が完了すると王は神秘的な儀式を執り行い始めた。

ロード ブリティッシュは"Vas Ort Rel Por An Tym!" という力の言葉を唱え始めた。すると、見たこともない色合いのムーンゲートがそれぞれの徳のシンボルの前に現れた。そして、それぞれのムーンゲートからロード ブリティッシュの分身が出現した。彼らはそれぞれに不滅の宝珠のかけらを胸に抱いていた。そしてそれぞれの王は融合し、一つの人物像になっていった。

最後にロード ブリティッシュの姿が一つだけになり"Kal Vas Rel Por"と唱えると、大きな黒いゲートが現れた。さらに王が"In Sanct Por Ort Vas Bet Ylem"と唱えると、そのゲートの入り口が開いた。その入り口の彼方に見えたものは、巨大な虚無の空間にして我らが王の目的地である「虚無の空間」であった。

しかし、王がそのゲートに足を踏み入れようとしたその時、異形のクリーチャーどもが姿を現し群集に襲いかかったのである。その場に集まった市民達のあるものは素早く剣を抜き、あるいは魔法書を手にし、王の身を守ろうと迎撃体制を取った。めまぐるしく混乱した壮絶な戦いが繰り広げられたが、市民達はよくこらえ、ついに勝利を勝ち取った。

騒動が収拾されるとロード ブリティッシュは市民達に最後の挨拶をし、ゲートに向き直った。 そして再び開門のための呪文を唱えると、大小様々な宝珠のかけらを捧げ持ったまま「虚無の空間」へと姿を消したのである。

いつもながらにして気高い振る舞いではあったが、市民達の心は沈んだ。我らが王は行ってしまわれた。今度はおそらく、永遠に。

残った人々に向かいロイヤルガードの指揮官、いやブリタニア評議会を代表することとなったエレインは言う。
「王は私たちブリタニアに住む全ての人々のためだけでなく、宝珠の欠片の中にそれぞれ存在すると言われる、全てのシャードに住む人々のために一人旅立たれた。王の行く手に徳の加護のあらんことを祈ろう。そして王が我々に寄せてくださった期待に背かぬよう、これまでに王が示してきた模範に従い、共にこの国を盛り立てていこう」
と。

ページのトップへ
©2012 Electronic Arts Inc., Electronic Arts, EA, Ultima, Ultima Online, and the UO logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the US, and /or other countries. All rights reserved. Get macromedia FLASH PLAYER
お客様の個人情報の取扱いに関して
EAサービス規約
会社情報
このサイトに関して