Scotia, Britain Towncrier
全日本シャード

こんにちは、タウンクライヤーのスコティア（Scotia）です。
先日お伝えした、オークに奪われた食糧に関する続報をお伝えします。
市民から捻出された大量の食糧がブリテイン市への回収予定日前夜にオーク達にまんまと奪い去られたこの事件ですが、Yew南東部のオーク砦に持ち去られたと思われるこの食糧を取り返すべく、禅都に住むニンジャ アイスケさん（推定82歳）へブリテイン市役所から直々に依頼がなされました。

三つの道具が市民を手により手渡されたアイスケさんはオーク達の根城への突入口を開くべく現地へ向かいましたが、何を思ったのか突入口を前に踵を返し引き返してきたとの事です。
実は回収された道具は磨り減っており崖を登ることが出来なかったらしく、その修繕用として「kitsune’s fur」、「spine of rune beetle」がさらに必要ということがわかりました。

この二つの素材はそれぞれ足袋の裏地、手鉤の爪部分の修繕に当てられるようでしたが、先日の禅都発見のごたごたに紛れて失われたという事が判り、急遽市民達による大捜索が行われることとなりました。

これらの品々は持ち去った人物の家や所持品から市役所職員により無事回収され、本日未明アイスケさんが改良された道具類を持ってオーク砦へ出立したのです。

憎きオーク達から貴重な食糧を取り戻すために多くの市民がオーク砦前へ駆けつけ、アイスケさんにより遂に突破口が開かれると思われましたが、なんとアイスケさん持参のロープはほんの背丈分くらいの長さしかなく、冒険者達の待つ地面までは到底届かないものでした。

現在、このロープを十分な長さにするべくアイスケさん自身が実家へ「飛竜のひげ」を取りに戻られているとの事です。 ロープの準備が整い次第、市役所より皆さんに協力が呼びかけられるであろう事から、力自慢の猛者達には準備を整えて欲しいとの情報も流れているとか。

私達の食糧は無事取り返すことが出来るのでしょうか！？
砦突入当日には、私スコティアも潜入取材を行いたいと思っております。
以上オーク砦前からお伝えしました！