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勇気と希望
- [ローカルニュース] 投稿日:11.30
「あら?お参りですか?」聞きなれぬ声に、男が振り返ると、両手に花を抱えた女性が珍しそうに見ている。
「お一人なんて珍しいですね。あ、でも、最近は参拝するひとが少ないから、それだけでも珍しいかしら」
女性は墓前に持ってきた花と人参を供えながら話しを続ける。
「ここには恋人同士が眠ってるんです。ちょっと前まではカップルで来る人が多かったんですよ、恋の大願成就って」
「私も素敵な恋にめぐり逢えますように・・・」目を閉じ手を合わせた彼女は小さく囁いた。
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それぞれの調査
- [ローカルニュース] 投稿日:11.26
大地の果てに一輪のバラがある。針葉樹が僅かにあるだけのこの土地に花が生きることなどできるはずもない。しかし、そのバラはそこにある・・・強い意思で目的を遂げるように・・・。
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ある研究員の回想
- [ローカルニュース] 投稿日:11.24
魔法のトーチ。それは絶大な魔力が込められ、どんな望みもかなえる力を持つと言われる万能のアイテム・・・。ブリタニアのマジックアイテム研究者によって組織された、我々探索チームが求め欲してやまないものこそ、この魔法のトーチなのである。
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理想の終焉、そして始まりへ
- [ローカルニュース] 投稿日:11.23
「愚民どもよ、我と共に理想郷を築くのだ!!」
尊大なる演説と共に『Orcs』はブリタニアに降り立った。
「赤い甲冑に身を包んだ エドガー(Edgar)総帥の言葉を耳にした時から僕の心は強く引かれた。オークマスクを力一杯握りしめ、次の瞬間には、導く魔法移動の扉になんら躊躇せず飛び込んださ。彼らに着いて行けば、この“もやもや”から開放されるかも知れない、生まれ変われるかもしれない。そんな予感を信じたんだ」少年のように目を輝かせながら喋る若い元団員。被らなくなったオークマスクを手に、まるでエドガー総帥の語り方を真似するように話していた。
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希望のかけら
- [ローカルニュース] 投稿日:11.22
その指導者は誇り高き理想主義者だった。彼が作った組織『Orcs』は、理想を実現するための第一歩だったはずだ。一人の部下の裏切りによって崩壊し、慕い慕われていた腹心をも失った。折れた彼の心は、すべての気力を失っていた。
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正しさの定義
- [ローカルニュース] 投稿日:11.03
オークの方が遥かにましだ!
彼らの方が言い訳や正当化なぞしないだろう。
もっとも愚かなりは、人間。
「興味なし。ばれなければいい。皆やってる。しょうがない。めんどくさい・
・・」
耐え難き愚言の数々。
そして裏切り・・・。
愚かなる種族は滅ぶべきである。
いや、滅ばなければならない。
人間からは憎まれるだろうが、この地、水、空気、人間以外の存在からは称賛
されるであろう。
さあ人間達よ。滅びへの階段を登るがいい。
そして自分がもっとも愚かな種族であったことを悔いるがいい。
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灯(ともしび)
- [ローカルニュース] 投稿日:10.31
いつの頃からか、このブリタニアに不思議な力を秘めたトーチが存在すると言う噂がまことしやかに流れ始めていた。ある者はそのトーチは持ち主の望む道を照らし導く力を持つと言った。またある者はそのトーチには照らされた人の心を覗くことができる力があるのだと言った…。噂は尾鰭を付け、いつしかそのトーチは全ての望みが現実のものとなる万能の魔法のトーチとして人々に知れ渡る事となる。
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光と影
- [ローカルニュース] 投稿日:10.26
老人:「どうしても、決心は変らぬか?」
エドガー(Edgar):「はい、誤った道を正すには力を頼るのもやむをえません・・・」
雨の降りしきる中、暗い洞窟の中でその会話は行われていた。
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Sakura
- [ワールドニュース] 投稿日:10.21
サクラ(Sakura)はブナの林に奇妙な光る物を見つけた。激しい胸騒ぎがした。それが奇妙な物体ではなく、良く知っている物だったからだ。
「ムーンゲート・・・」ムーンゲートがここにある事の意味は、彼女には明らかだった。
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続・カーミラ女史インタヴュー
- [ローカルニュース] 投稿日:10.17
読者諸君は、先日お伝えした学校に既に足を運ばれただろうか?カーミラ(Carmela)女史から新たなる情報を得ることが出来たので今回はそれをお伝えしよう。
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