スポットライト
これは、特殊な素材から製造したり、特殊素材で加工することによって防具や武器に与えられるボーナス性能です。
通常の防具や武器の強化に成功しても、得られる性能は、強化に使用する素材から新しく製造したアイテムと同じにしかなりません。モンスターを倒すなどして手に入るマジックアイテムを強化するほうが大きな性能向上が期待できます。性能的に平凡に見えても、マジックアイテムならば、強化によって見違えるほど強力にできるのです。 しかし、アイテムの強化は簡単ではありません。とくに、すでに魔法の力を持つアイテムはなおさらです。アイテムに追加する素材のボーナス量が多ければ多いほど、成功率は低下します。たとえば、Valoriteは5つの要素にボーナスを与えますが、Dull Copperは3つです。したがって、Dull Copperを使うほうが、Valoriteを使うよりも成功率が高くなるというわけです。 また、アイテムが元々持っていた性能を向上させる場合にも同じことが言えます。たとえば、15%の物理抵抗力を持つ防具に、Dull Copperを加えて強化した場合、物理抵抗力に6%のボーナスが与えられます。この強化の成功率はきわめて低くなります。対照的に、物理抵抗力が5%の防具にDull Copperを加える強化ならば、成功率はずっと高くなります。 実例:Verite製のRing Mail Tunicを製造する場合 あなたの戦士の友だちにVerite製のRing Mail Tunicを作ってあげるとしましょう。完成したTunicの性能は、元になるアイテム(Ring Mail Tunic)の性能に、使用する特殊素材(Veriteのインゴット)の性能を加えることで算出できます。
実例:Agapite製のKatanaを製造する場合 カラー鉱石を使って武器を作る場合は、その武器の元々の物理ダメージから差し引いたボーナスポイントが、他の要素のボーナスに加算されます。すべてのボーナスポイントの合計が100%を越えることはありません。たとえば、Agapite製のKatanaを作るとします。完成したAgapite製のKatanaの性能は次のように計算されます。Katanaの物理ダメージは、元のアイテム(通常のKatana)の基本の物理ダメージから素材(Agapiteのインゴット)が持つボーナスポイントを差し引いた値になり、素材から引き継いだボーナス要素には、差し引いた分のポイントが振り分けられます。
したがって、Agapite製のKatanaの性能は、物理ダメージ50%、低温ダメージ30%、エネルギーダメージ20%となります。
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