『はじうお。』はじめてのウルティマオンライン｜ピンチのときは松田優作！限界超えたらさだまさし！多重キャラクター人生論

＜プロフィール＞中谷彰宏　作家
1959年4月14日、大阪府生まれ。博報堂で、CMプランナーをつとめたのち91年独立。主な著作に『アイデアが止まらなくなる50の方法』、
『挨拶の数だけ、幸せになれる。』、『いい女だからワルを愛する』、『口説かれる自身を、持とう。』、『面接の達人』など多数。
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		ウルティマオンライン（以下UO）の世界にはシナリオがない。何かをしなければならないという決まりもない。戦いを楽しむのもよし、職人や詩人になるのもよし、恋愛を楽しむのもよし、好きなようにプレイできる。　マルチコメンテーターとして活躍する中谷彰宏氏に、日常生活でのUOの意義や活用法について語ってもらった。

『はじうお。』戦うときもオシャレしたい！小物アクセントで決めるシンプルコーディネート

	UOの世界で興味をひかれた点は？

　ゲームの中で、いろいろな職業を体験できるのがいいね。「企画塾」（著書）の中で、「クラブやキャバクラで別の職業の人間になりすますことで、発想の幅が広がる」ということを書いたことがあるけれど、ゲームの中でもできるよね。
　自由な発想をしてみろっていっても、会社の中の位置付けが決まっているとそのキャラを演じざるをえない。友達同士の間でも「あいつはああいうキャラだ」って言われたら、その同じキャラを演じてしまう。人はすぐにラベルをはりたがるからね。
　周りがそう求めてくることで、自分の中のたった一つのキャラを、いかに演じているにすぎないか。これってつらいことで、一つだけのキャラしかない人っていないんだよね。自分の中には本当はもっといろんなキャラが存在するのに、違うキャラを演じることができなくなっている、っていうのが今みんなが置かれている状態。

	人は違うキャラを演じる必要があると？

　違うキャラっていっても、それは自分の中にあるキャラの一つにすぎない。
　僕は役者もやってるけど、演技する時も自分にないものを演じてるってことはない。例えば、ベッドシーンには台本がなくて、女優さんとどうしようかって相談して決めるんだけど、いつも最後は同じような終わり方をしてる。ああ、僕はきっといつもこうやってるんだなって思う（笑）。　女の子は比較的、違うキャラを日常で演じてる。
　女の子は、彼氏の前でだけ違うってあるでしょ。すごいわがままって言われてる子が、付き合ってみると素直でかわいい子だったり。これはいい方の例で、その逆もあるわけだけど。

	自分の中にある違うキャラを出すことで、何が変わるのでしょう？

格闘技を観にいく人の中には、おとなしい人が多いんだよ。普段大きい声を出せない人がＫ-１を観に行く。そこで大声を出せたら、まずそれに驚くよね。「こんなに大きい声が出るんじゃん」って。そこで新しい自分を見つけることができる。吹っ切ることができる。
　ゲームでも日常でも「こんなことができるんだ」って新しい自分を見つけることで、自分の実人生での新しい可能性を発見することもある。
　海外の自己開発セミナーや、自閉症の子たちのリハビリ、非行の子を更生させるのにもロールプレイングが使われるよね。新しいキャラ、こんな自分がいたんだってことを、実生活に役立てられる。UOを通してもそうやって自分の中に眠っている多くのキャラクターに出会うことができるんじゃないかな。

	新しいキャラを実生活に役立てるコツはありますか？

　実生活で本当のその人が出るのはカラオケ。1曲2曲じゃ分からないけど、20曲目以降から、その人の中にあるものが出てくる。新曲ばかり歌ってた人が、20曲目からはやっぱり「さだまさし」ってことがある。カラオケは時間が経ってくると面白い。
　ゲームも長くやるほど、本当の自分が出てくるから面白いんだよね。その分では、すぐに終わってしまうゲームやストーリーが決まっているゲームよりも、長くやるほど味わえるUOのようなゲームはいいよね。
　そして、自分を知ることで、自信を持てる。「20曲以上はさだまさし」の人は、「よし、さだまさしで生きよう！自分の強みはこれなんだ」って分かる。他の人が知らないさだまさしの曲も歌えるぞ！ってことになれば、それを自分のコアにしていけばいい。

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You [松田優作キャラってやっぱり逆ギレするんですかね。。]
はじうお。くん [ゲームと平安時代を結びつけるのはすごい発想だなー]

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とりあえずIndexつくっとこ。[戦技研究班Topページ(ベッセルさんトコのニ...]
さて。自分でも書いた文章探すの面倒なので自分の書いた｢俺的はじうお｣記事のInde...
投稿：2006年2月13日