ブリタニアの市民のみんな、こんにちは!
先日のトライアルアカウントの仕様変更案について意見を募ったところ、非常にポジティブで建設的な意見をたくさん送ってもらえた。というわけで今回、「ウルティマ オンライン」チームでは、次回パブリッシュで予定しているトライアルアカウントの仕様変更に関して、準備段階での計画をお知らせするよ。
この仕様変更により、一部の機能は利用料金を支払っている方にのみ制限されるけれど、その代わりに、不要な「キャラクターの年齢」制限を撤廃することができるんだ。これまでは、UOのシステムおよびコンテンツでは、トライアルアカウントを使ってズルをしたりする不正行為や、トライアルアカウントを用いて他のプレイヤーに迷惑を掛ける不正行為の防止対策が組み込まれていなかった。
といっても、トライアルアカウントの楽しみが失われてしまうわけじゃないよ。トライアルアカウントから始めようとする新規プレイヤーは、以前と変わらず、広大な世界を旅することもできるし、恐ろしいモンスターと戦ったり、ギルドやパーティを組んだり、友達の家を訪問することだってできるのさ。でもこの変更が入れば、トライアルアカウントが、不正行為の踏み台になってしまうことがなくなるってわけ。
トライアルアカウントとは?
トライアルアカウントとは、ゲームを購入したり支払い登録をしたりすることなく、UOを無料でプレイできるスペシャルなアカウントさ。
でもこれは、ゲームを購入するとついてくる無料期間とは別物だよ。購入時の無料期間では、支払い登録をしたら、その日から、プレイ料金を支払っているプレイヤーとしての機能を全て利用できるようになってる。
トライアルアカウントの仕様変更
プレイヤーの家
- 家を設置したり、所有したり、譲渡したり、受け取ることはできない。
- 「フレンド」と「ギルド」以上の権利を与えることはできない。
プレイヤーのベンダー
移動
- フェルッカのダンジョンおよびフェルッカのロストランドへ入ることはできない。
生産素材
- 入手可能な素材は基本的なもののみ(スキルに関係なく、色つき鉱石の代わりに通常の鉱石を入手)。
- ボーナス素材(宝石や岩、砂)は入手できない。
バルクオーダーディード
- 受け取ったり、使用したり、NPCに渡したりすることはできない。
クエスト
- 通常は繰り返し可能なクエストを繰り返して受けることはできない。
派閥
チャンピオンスポーン
コミュニティコレクション
下記の項目は、トライアルアカウントで利用できなくなる。
- 商品引換証(commodity deed)
- スキルやステータス上昇スクロール(Alacrity(速習)、パワー、超越など)
- ホリデーギフトや、ベテラン報酬などの特別なアイテム
- 転送バッグ(Bag of Sending)
- バインドブレスレット(Bracelet of Binding)
- ペット召喚クリスタル
- ソウルストーン(Soulstone)
キャラクターの年齢制限の撤廃
上記のシステムに関連していたキャラクターの年齢制限は撤廃される。例えば、家を設置するためには、キャラクター作成後15日以上経過していなければならないといった制限は必要なくなるんだ。そのような制限を設けたのは、一時的な解決策だったためだから。
テストセンター
UOには数多くの熱心なテスターがいるため、上記の制限は、テストセンターへは設けられない。テストセンターでは、トライアルアカウントであっても、家の機能を含め、全ての機能を利用することができるよ。
イベント
イベントは、UOのゲーム内容にとって非常に重要な位置づけにある。薄暗い洞窟に潜って苦労したり難解なパズルを解こうとしたりしても、「young」のプレイヤーがそばを通り過ぎて行って簡単に報酬を得てしまったとき、歯軋りすることもあっただろう? しかし、この仕様変更によって、イベント中にこんな出来事が起こってしまうこともなくなるってわけ。
その他
上記の制限以外にも、トライアルアカウントによる素材のファーミングを制限する方法について検討してるところだ。その中では、市場への供給過多を防ぐために、鉱石の入手量が時間と共に減少していくなどの変更も、仮案として考えているよ。
また、チャンピオンスポーンを密かに監視する「ゴーストカメラ」への対策も、パブリッシュ58には含まれる予定だ。
終わりに
Straticsのフォーラムで議論してくれたみんな、そして、フィードバックを送信してくれたみんなに、改めてお礼を言いたい。
(※日本のプレイヤーの皆さまからいただいたご意見も、全て翻訳の上、米国UOチームへお送りしています。多数のご意見をいただき、心より感謝いたします。
-日本運営チーム)
今回の変更によって、UOがまた一歩大きく前進すること、そして、みんながパブリッシュ58を期待してくれることを願っている。
それでは。
Tim “Draconi” Cotten
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