ついに連載5回目を迎えましたマドモワゼルKouricoの体験記。実は今回が最終回なのです〜。ここまで全話読んでくださった方には感謝!また、ブリタニアで出会って親切にしてくださった、たくさんの方にも感謝!今回はスキルをガッツリ上げるぞ!と息巻いてログインしましたが・・・。
裁縫スキル上げのために羊毛を求めて旅立ったKourico。会社の人に「毛刈りスポットはどこ?」と聞きこみ、いくつか教えてもらった中から「ユー」という街の羊牧場へ行くことにしました。わらわらと羊がいたので走り回り刈りまくり、100%ピュアウールをたっぷり頂きましたぞ。

牧場の羊をすべて丸ハダカにしてしまったのでとりあえず退散。ついでだから、近くを探検♪素敵な家を見学中。よく仕事中に社内のベテランプレイヤーさんに家の写真を撮らせて〜とお願いすると「私はセンスないから」と謙遜する人がいます。センスのよいキレイな家を建てると友達を招待したくなる感覚なども実生活と同じなんだなぁと実感。
探検中に大工の店を発見して、どんなものを売っているのかウィンドウショッピング。家を建てるツールとインテリアデコレーションを作るツールを売っていたので、値段を見てみたらそれだけで今の貧乏Kouricoには手が届きませんでした。
気を取り直して探検続行。迷路のように少し入り組んだ建物を見つけました。奥に秘密の部屋があるのかも!と期待して進みついに一番奥の部屋の入り口らしき所に到達。看板を読んでみたらなんと「Prison」…。何をしたらここに入れられちゃうんでしょうか。先日、某ホテル王のご令嬢が刑務所に入ってワイドショーを騒がせていましたが、Kouricoも入れば話題騒然?!自ら入ってみました。
迷路のような長い部屋と廊下を通って、やっと脱獄。さらに歩いて、偶然入った店でおしゃべりをしている人に遭遇しご挨拶!話を聞いてみるとベテランプレイヤーさんの集うサロンでした。初心者体験記の話をすると「閉所」ツアーに連れて行って頂ける事になり、遠慮もなしにお願いしてしまいました。
さて、「閉所」ツアーとは何かというと移動魔法を使うなど、建物の2階でドアも階段も穴もあいてない所や海水浴場にぽつんとある柵の中など、文字通り閉じられた場所を巡るツアーでした。広い場所では週末パーティを開いている人もいるそうです。やはりベテランさんはいろ〜んなUOの楽しみ方をご存知なのですね。
4つぐらい「閉所」を案内して頂いた後、お店に戻るとカウンターが所定の位置のお二人はお揃い色の制服に着替えて営業開始。お店のマダムや店長という方も集まってきて、楽しいおしゃべりに参加させて頂きました。なんとマダムはUO暦9年の大ベテラン!!! UOを長く楽しめるアドバイスだけでなく、帰る時には「夏なんだから帽子ぐらいかぶりなさい」と素敵な帽子まで頂いて、ジーンと来てしまいました。
初めて会った人達とほんのひと時過ごしただけなのに、何だかあたたかい気持ちになりました。そんな感動を胸に、洋服屋という目標に向けてスキルを上げるべくニューヘイブンへ戻ってきました!
糸を紡いで、布を織って、生地を裁断して、裁縫ツールを準備!腕を上げ、お金も稼ぐには店のNPCから裁縫バルクオーダーというのを受け取り、大量注文に応えてアイテムを生産するのが一番!今回は簡単なシャツ15枚のオーダーを受けて、あっという間に完成!スキルも少しずつ上がっています (^^)v
さて、そろそろこの連載もおしまいです。Kouricoというキャラの成長は思い描いていた以上にのんびり育っています。でもこの体験記を書きながら、いろんな人に出会って、親切にされてUOという世界にいるプレイヤーさん達の内面的なキャラクターの素晴らしさを体感できました。
多くのオンラインゲームがある中で、UOには派手さがないかもしれません。でも、一時の刺激的な楽しみ方だけではなく、自分のペースでキャラクターを育てて楽しみ、かけた時間の分だけ何か得るものがある・・・と感じました。私もまだまだ知らない魅力がたくさん存在する、自由とやすらぎと混沌の世界。あなたもぜひ冒険してみてください。Bon voyage et bonne chance!! Kourico
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