スポットライト

ネクロマンサー
マラス(Malas)の発見とともに、古来から伝わる邪悪な魂が明らかにされ、それは疫病のように大陸に広まっていった。強大なパワーと富を約束するネクロマンシーの研究は人々を魅了するが、それは同時に彼らの魂を邪悪の世界へと墜落させることを意味する。悪魔の呪文を使いながら強靭な武器を使い続けることができることを悟った魔法使いや戦士達は、この悪の魔術の世界にのめりこんでいくことだろう。

ネクロマンサーは苦痛、疾病、冷気、不浄の呪いをもってその不運な敵の命を奪い、その骸(むくろ)を恐るべきアンデッドに変えてしまう。アンデッドはどのようなクリーチャーにも、つまり生ける者にも死せる者にも挑みかかるのだ。ネクロマンサーの能力は、死者を蘇らせることだけではない。自分自身をもアンデッドの姿に変身させることができ、その力と弱点を共に自分のものにしてしまうのだ。

その邪悪さ故、幾世代にも渡り隠され続けてきた黒魔術に満ちみちた新たなスペルブックが、ついにその姿を現す。ネクロマンサーは、この16の邪悪な呪文を全て使えるようになり、これらの呪文は、ひとつだけで唱えることも、他の強力な魔法といっしょに唱えることもできるという代物なのだ。

究極の邪悪な力を呼び覚ますためには、ネクロマンシーのスキルを極めなければならない。魔法の能力と同じように、闇の技術に長けていればいるほど、悪の意思を伝える成功率は上がることであろう。Spirit Speak (霊話)をすでに学んだ者は、このパワーを発する時、さらに有利となることだろう。

Poison Strike
毒の霧を呼び起こし敵を打ち倒す。

Wither
悪霊を呼び起こし、凍てつく霜柱でひるませて、そばにいるすべての敵にダメージを与える。特に正しき者たちに。

Pain Spike
一時的な激痛を敵にもたらす。

Curse Weapon
生命を吸い取るパワーを一時的に自分の武器に備わせる。

Blood Oath
ひとりの敵と結びついて、自分に対するダメージの多くを逆に敵に戻す。

Evil Omen
剣による打撃や呪文の苦痛など、この呪いをかけられた者が次に受ける悪い出来事は増幅される。

Mind Rot
この呪いを受けた者は、考えることが困難となり、マナが必要な能力はより多くのマナが必要となる。

Strangle
毒で敵の首を絞め、スタミナが減れば減るほどダメージは大きくなる。

Corpse Skin
黒魔術をネクロマンサーかターゲットの皮膚にかけ、毒、寒さ、肉体的ダメージへの抵抗力をあげる。ただし、逆に火には弱くなる。

Wraith Form
ネクロマンサーを亡霊の姿に変身させ、肉体的ダメージへの抵抗力を上げる。ただし、魔法に対する抵抗力は下がる。

Lich Form
魔術のマスター、Lichの姿にネクロマンサーを変身させる。

Vampiric Embrace
様々な力を備えるパワフルな姿。ただし、ネクロマンサーはガーリックを使った呪文やポーションを使えなくなる。

Horrific Beast
強靭な力を備える恐ろしい姿。ただし、正気を失うことであろう。

Summon Familiar
それぞれ独自の能力と特別なパワーをもたらす、Spirit Wisp、Dark Wolf、Death Adder、Vampire Bat、Horde Minionなどを召喚することができる。

Animate Dead
死体に命を吹き込みアンデッド・クリーチャーとする。それらは、あたりを徘徊し、遭遇した人間以外のすべてのクリーチャーを攻撃する。

Vengeful Spirit
強力な幽霊を呼び起こし選んだ敵を殺害させる。幽霊は異常なしつこさで敵を追いつづける。

Spirit Speak (霊話)
霊話の能力を持つ霊媒者達は、引き続き死との最強のコミュニケーターであり続ける。霊のエネルギーを導き出すと同時に、死者との会話の能力で『Grand Master』となったものは、自動的に彼らの周りの幽霊達に話し掛けたり、その叫びを聞いたりすることができる。

霊媒者は、新たに「霊のエネルギー」を死体や敵からチャネリングして引き出し、傷を癒すことができるようになる。ただし、もし、チャネリング中にそばに死体がないと、自分自身からエネルギーを引き出すことになり、結果的に得られる回復量はずっと少なくなることだろう。

死体は、一回のチャネリングにつき、1回分だけの霊のエネルギーを持っている。残された命の源を使い切った死体は、青ざめた色に変色する。これにより、霊エネルギーが残されていないことが分かるのである。