桐島さんデザイン・ハウス デザイン発表!
『シンプルなデザインに皆さんがどんな味付けをしてくれるのかが楽しみです』
−桐島さんからのコメント−
『このお話を頂いたときには、実はお城のようなものをデザインしたいと思っていました。
ただ実際にハウス・デザイン・ツールを試してみると、シンプルなデザインの方が僕らしさを出せると感じたんです。もちろんゲーム内ですから、いくらかの遊び心も盛り込んでみようかな…と考えているうちにエッシャーの独特な作風を思い浮かべたんです。
基本構造をシンメトリーにするために、階段でなくテレポーターを採用しました。実用性はかなり低いかもしれません。
大きな家は、シンプルなのに迷路のような「楽しい不思議」を狙ってみました。いろいろ飾り付けをしたり、それこそエッシャーみたいに滝を流してみたり、たくさんの人が集まって楽しんでもらえるといいですね。
小さな家は、通人が集まる隠れ家のようなイメージです。風雅に内装を楽しんだり、或いは静かに時を過ごしたり。ただし周りからは目立ってしまうかもしれないのが難点かな。(笑)』
桐島 ローランド:1968年、横浜生まれ。インターナショナルスクールを経て、ニューヨーク大学写真科へ進む。ハイスクールの頃より学業の合間にフォトグラファーを目指し経験を積む。1991年ニューヨークで大学卒業後、本格的にフリーランス・フォトグラファーとしてのキャリアをスタート。1993年、仕事のベースを東京に移し、現在にいたる。現在はファッションやポートレート、広告などを中心に活躍中。多くの雑誌などにその作品が掲載されている。
エッシャー(モーリッツ・コルネリス・エッシャー):
1898年、オランダ生まれ。建築家を目指すが、グラフィックアートの才覚を現し、三次元の世界を独自のトロンプ・ルイユ(だまし絵)などで表現し、高度な画面構成に数学者からも支持を受け、当時の若者にも人気を博す。永遠に流れつづける滝を描いた「滝」、降りているはずがいつのまにかあがっている階段を描いた「上昇と下降」、などの不思議絵は緻密な計算の上にも私たちを楽しませる作品。
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