鬼神 ヴェネッサ(Venessa)
異形の女性戦士ヴェネッサ(Venessa)がブリタニア市街を襲撃した。彼等の中には邪法を操る魔法使いがいたらしく、一部のガード達が魅了され町中への侵攻を許してしまった。「Guards!」と叫ぶ市民たちの悲鳴が方々で聞こえたが、ガードが来ることはなかった。ヴェネッサは蛮族のようないでたちをしており鬼神のごとき強さであったという。ケン・ジュニア(Ken Jr.)と名乗る者の助言により、何人かの者達が町中に潜伏していた魔法使いを発見し、ガード達を回復させる事に成功した。しかしヴェネッサにはガードが戦いを挑む事はなかったようだ。かなりの犠牲者が出たが、多くの勇士達の活躍により、からくも撃退する事が出来た。この戦闘で手に入れた資料によれば、恐るべき強さを誇ったあの女性戦士も一先兵に過ぎないようである。十分な警戒が必要とされるだろう。
ついにオズボーン(Osbourne)の無念を晴らす時が来た。彼が非業の最期を遂げた日より再三雪辱の機会をお願いしていたが、漸く陛下から許しを頂き、私の軍に加え陛下直属のハーピー(Harpy)をお借りする事ができた。あの真紅の怪鳥を倒せる者などあの弱虫共の中にいるわけがない。唯一の気がかりはオズボーンが葬った多くの愚者たちの一人、ケン(Ken)に関わる者が我々の妨害を企てているらしい事だ。まあ万一私が敗れるにしろ、陛下のお力でオズボーンと再会を果たす事ができるだろうし、後にはあの双子が控えている…