ニュース詳細

イベント情報

BNN

コミュニティイベント

ファンサイトリンク

ファン活動のガイドライン

TOP > UO広場

ローカルニュース

[戻る]

皇帝再び！？ - III

投稿日：2000年1月1日

JP Reporter
全日本シャード

第七話　コーブ陥落

発行：1999/12/13

	ベスパーがドラゴン部隊を引き連れた、魔女バール（Baal）によって侵攻を受けた。ベスパー防衛に集まった勇者によりバールは倒された。だが、同時にコーブが陥落したという情報が伝えられた。

コーブを落としたのは、アンデット部隊を率いた魔道師ナーガル（Nergal）。彼は味方であるバールをも囮にし、密かにコーブへと上陸して一挙に街を制圧した。

	そしてゴルモア（Golmor）は、コーブを橋頭堡としてブリテインを攻め落とす事を広言する。「これでブリテインを直接攻撃することができる。ブリテインの民よ！わしの手で殺されるか自ら命を断つか、選択する権利を与えてやろう」最終決戦の日は近づいている・・・

最終話　決戦バッカニアーズ・デン

発行：1999/12/20

皇帝ゴルモアの軍勢がバッカニアーズ・デンに集結中との連絡がもたらされた。
このままコーブを経てブリテインを襲撃することは明らかである。
一報を聞きつけた各地の勇者たちは、皇帝の軍が整う前に奇襲をかけた。
そして、皇帝ゴルモアが姿を現した。
「自ら死地に飛びこんでくるとは、愚かなやつらだ。望みどうり、この場所をおぬしらの死に場所にしてくれよう！」

皇帝の繰り出すソウルイーター（soul eater）によって次々と倒れる勇者達。
だが、ドラゴン（Dragon）を引きつれたテイマーの参戦により戦況は一転した。
劣勢にまわった皇帝は、前回同様、その本性である黄金色のデーモン（Daemon）に変身した。
ここで再び戦況が皇帝有利になったが、次から次へと現れる勇者達によって皇帝はその巨体を横たえた。
皇帝を倒し湧きあがる勇者達、しかし次の瞬間、彼等の顔が恐怖へと変わった。
そこには、倒したはずの皇帝が立っていた。
勇者達に繰り返し倒されるも、それをあざ笑うかのように蘇ってくる皇帝。
勇者達の間に疲労と不安がしだいに広まって行った……

丁度その頃、皇帝が魔界から兵を召喚していたと思われるゲートから、ひとりの女性が現れた。
彼女の名はナージャ（Nadya）。
かつて魔界の門を閉める為に、自らを犠牲に捧げた女性である。
「皆さんお久しぶりです。私は以前、魔界の門を閉じる為に自らを生贄として捧げました。
　そして私の魂は魔界へと引きずり込まれ、長い時間閉じ込められましたが、再び開かれた門により現世へ戻る事ができました。
　このままでは皇帝を倒す事はできません。あのナーガルを倒さない限り、何度でも蘇ってしまいます。
　死を司るナーガルは魔界の王のひとりです。先にナーガルを倒さなければいけません。ただし、ナーガルの周囲には常に結界が張られていて、近づく事もできないでしょう。
　唯一その結界を解く方法があります。それは聖なる槍”a holy lance”があれば、結界を中和させる事ができるでしょう。
　聖なる槍はデスパイスに有ると聞いた事があります。
　私も急ぎデスパイスに向かいます」
　

デスパイスで聖なる槍を手にいれたナージャ達は、急ぎバッカニアーズ・デンへ戻るのだった。
「聖なる槍よ、邪悪な結界を打ち消し賜え！！」
ナージャから放たれた槍が、ナーガルの作る結界を突き破った。
「結界は消え去りました。今こそ世界の平和の為に力を合わせて戦う時です」
結界を破られたナーガルが、勇者達に敵うはずもなく呆気なく打ち倒された。
それから暫くして、ナーガルを欠き復活の出来なくなったゴルモアも勇者達の前に沈んでいくのであった。

遂にゴルモアを倒し、世界に平和を取り戻したのだ。

「ふふふふふ」

何処からかゴルモアの声が聞こえてくる・・・
「この女の体は余がいただいた！攻撃したければするがいい。
　この女の体が傷つくだけだ。はーっはっはっは」

何とゴルモアがナージャに憑いているようだ。
ナージャの体を盾に脱出を試みるゴルモアだったが、一部の殺気立った勇者達に襲われ倒された。

これで本当にゴルモアは倒されたのであろうか？
後に、ナージャの体から何かが抜け出たという話しや、ゴルモアの声を聞いたという証言もある。

この戦いに真の終わりは訪れるのだろうか……

[戻る]