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ローカルニュース

平和祈願碑建設計画

投稿日:2002年10月10日


全シャード
「皆さん、ここまではよろしいでしょうか」
ベスパーのカウンセラーホールにはいつになく重苦しい空気が立ちこめていた。男は立ち上がり、テーブルを囲む他の列席者を見た。

「如何ですクインシー(Quincy)市長」

「ゴールドが」呼ばれた男は手元のBookを閉じた

「ゴールドがかかりすぎるんじゃないですかね」机を囲む男の一人が立ち上がり言った。
「小さいっ!」室内だというのに、その男は羽付帽子を深々とかぶっていた。

「クインシー先生、いけませんな先生程の方がその様な俗な心配されては!そんな事では我々がベスパーに集まった甲斐が無いという物ですよ」

「ですがねフィニガン(Finnigan)先生、うちはブリテインと違って金に糸目を付けないと言う訳にはいかんですよ。」クインシーは後退し始めた頭髪を掻上げて言った。

「建設場所がどこになるか、建設物がどれくらいの物になるか、まるで見当が付かないと言うのでは、私もそう簡単に首をたてに振る訳にはいきませんよ。」

「いやいや先生、そここそ先生にご決断頂きたい所ではありませんか。まずは市民の声を集める事が第一。小生も意見を述べさせては頂きますが、最後は先生にご相談し、ご判断によらなければなりません。」

「先生は私ではなく、私のゴールドに相談したいのでしょう?」

「はっはっは、これは手厳しい!ですが、我々はゴールド無しには何もできないと言うのもまた真理ですな。」

「私の意見と言うよりも、我がベスパーの市民が何を望むか、その時ゴールドはあるか、そういう所でしょうな。それ如何と言う事で同意しましょう」しばらく沈黙を続けていた3人目の男が口を開いた。

「では、細かな方針については後日また会議を開くとして、恒久平和を祈願する碑を3都市合同で建設する事に、皆さんご同意されると言う事ですね」

「無論ですとも!我々はかつてミナックスの支配の手を逃れこの地に降り立ち、ブラックソンの攻勢をも斥けて来ました。ですが、斥けたとは言え彼らは未だ健在、未知のモンスターにより土壌は冒され、人々は明らかに疲弊しています。今こそ我らが共同で事を為し、一致団結して脅威に立ち向かう必要があるのです!」

「フィニガン先生の仰る通りですな。」クインシーは気のない返事を返し、密かに決意を新たにした。完成の暁には、スカラブレイ、ブリテインは言うに及ばず、他の都市からも多くの観光客が見込めるだろう。なんとしてもベスパーに誘致せねば・・・。

「しかし、いくら立派な碑があったとしても、訪れる人がいなければ苦労もゴールドも無駄になります。どうでしょう、集客力のある施設を並べて設けると言うのは」

「ほう、集客力のある施設。何かお考えがあるようですなクインシー先生!」

「ええ。団結を求めるには、その土地に根ざした物に訴えるべしといいます。記念碑を置く土地で地酒を開発すると言うのは如何ですか。」

「おお地酒!それは確かに魅力的ですが、果たしてそう上手く開発ができますかな」

「それについては私、考える所がありますので、詳細はお任せ頂ければ、きっと開発する事ができましょう。」醸造の技術はこちらに集中している。これで更にベスパーの有利は完全な物になる・・・。

「いや!すばらしい。すばらしい発案だクインシー先生!私には碑の前で地酒を楽しみ、平和を謳歌しつつ嘔吐する人々の姿が見えるようですよ!」

「では、平和祈願碑と共に醸造所を建設するという事でよろしいですね」
フィニガンは腰に手をあてて大きく頷いた。

「ところで、あなたには何かお考えはありませんか?クリフォード(Clifford)さん」
クリフォードは表情を動かさず答えた。

「私はスカラブレイの暫定代表として出席したに過ぎない身。両閣下のお考えに従います。ただ、もしお二人の計画に問題が生じた時は、ご助力さしあげましょう」
クリフォードの唇がわずかに歪み、笑みを作った。

「すばらしい!ではこれで今日の議題は解決したと見て良いですかな皆さん?」
沈黙で同意を表した。

「では今日の会議はこれで。次回はいつでしたかな?」

「明後日、建設地選定会議が予定されています。」

「結構!いやー今日もすばらしい日でした!いやすばらしい」
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